【日本橋】平将門公の呪いを封じる結界!証券界の守り神「兜神社」

別名「日本のウォール街」と呼ばれている金融の街、東京都中央区日本橋兜町に鎮座する兜神社(読み方はかぶとじんじゃ)は、証券界の守り神と篤く信仰されている神社。

首都高速・江戸橋ジャンクションの高架下にある、まさに都会らしい風景の中にあるスピリチュアルなパワースポットです。

平日に参拝に訪れると、証券関係者とおもわれるスーツ姿の方がぽつぽつと途切れることなく参拝されていたのが印象的。

また、平将門公の怨念による呪いを封じるため、徳川家康公が張った北斗七星の結界の一社にもなっています。

日本橋 兜神社





目次
歴史とご祭神・ご利益
鳥居
境内
兜岩
社殿
御朱印・お守り
北斗七星巡り
アクセス
近くにある神社・寺
 

兜神社の歴史とご祭神・ご利益

ご祭神は、主が商業の守護神である倉稲魂命(うかのみたまのみこと)。

さらに、大国主命(大黒様)と事代主命(恵比寿様)が合祀されています。

そのご利益は商売繁盛や五穀豊穣、夫婦和合、縁結び、子授けなどです。

東京株式取引所の設立にともない、取引所が氏子総代になるなど、周辺の証券会社からの信仰が篤い神社です。

ちなみに証券業界では、昼食にウナギを食べて株価の上昇を祈願(株価のうなぎのぼり)するゲン担ぎがあり、周辺のウナギ屋さんのランチは人気だとか。
逆に海老は避けられていて、「相場が予想に反して下がる」なのだとか。

 

その創建は1871年(明治4年)。
源義家(みなもとのよしいえ)を御神霊として始まりました。

鎧の渡と兜橋の間にあった兜塚がベースになっており、同じ場所にあった鎧稲荷と合併。

1874年(明治7年)に源義家の祭祀をやめ、兜町一帯の土地を所有している三井家が信仰していた三囲稲荷神社(墨田区向島にある三囲神社)の境内摂社(福神社)から分霊し御祭神に。
さらに、大国主命と事代主命を合祀。

1927年(昭和2年)に現在地に移転。
今に至ります。

日本橋 兜神社

 

兜神社の鳥居

東京証券取引所のすぐ北側、道路を挟んだ日証館の隣、首都高速道路の高架下に鎮座するこじんまりとした社。

ちなみに、日証館は渋沢栄一宅邸跡地に建てられた東京都選定歴史的建造物で、チョコレート&アイスクリームショップ「teal」は人気。
参拝後の休憩におすすめです。

境内には神職の方が常駐しているわけではなく、社務所もなし。
毎年4月1日に斎行される例大祭では、近くの神社から神主さん達が出向き執り行っています。

日本橋 兜神社

 

境内は玉垣で囲われ、入口には丸兜印の付いた扉。

右側には、由緒書きの案内と共にパンフレットが入った箱も用意されています。

入り口の先には御影石造りの鳥居があり、社殿はさらに玉垣で囲われた高い位置に鎮座。

日本橋 兜神社

日本橋 兜神社




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兜神社の境内

階段を数段上ったところ正面に社殿。

左側には、さまざまな逸話が残る兜岩。

日本橋 兜神社

 

鳥居をくぐった左側には、水は中央の穴から湧き出しているタイプの水盤。

こちらにも「兜」の文字入り。

日本橋 兜神社

日本橋 兜神社

 

兜神社の兜岩

2つある岩のうち、手前の石ではなく後ろの大きい岩が兜岩

兜岩には源義家公と平将門公の二人の武将の伝承があります。

一つは、源義家が岩に兜をかけて戦勝祈願をした、もしくは兜を楓川の辺の土中に埋めて作った戦勝祈願の塚。

もう一つは、承平の乱で藤原秀郷が平将門の首を打って京都へ運ぶ際、平将門の打首に沿えていた兜を土中に埋め塚を作って供養した。

いずれも伝承だけで確たる証拠はなし。

日本橋 兜神社 兜岩

 

兜神社の社殿

社殿のほぼ上を首都高が通っている、なんとも都会らしい風景。

社殿は、銅板葺きの一間社流造・向拝付き。
鉄筋コンクリート造り。

お賽銭箱は金属製で、こちらにも丸兜印付。

ご神体には京都伏見稲荷の神体山の神石、御神札には太政大臣三条実美公の御社号を染筆した神札が奉納されています。

日本橋 兜神社

日本橋 兜神社

 

兜神社の御朱印・お守り

御朱印は日本橋日枝神社で、お守りは東京証券取引所で授与されています。
東京証券取引所は、土日祝日と年末年始は休みなので要注意です。

ちなみに、東京証券取引所の見学は無料で、個人の自由見学では予約不要。

兜神社のお守りは、見学記念品スペースにある自動販売機で「引き換え券」を購入し、受付でこのカードを提示することでお守りが授与されます。

 

兜神社の北斗七星巡り

藤原秀郷公に討たれた平将門公の怨念が呪いとなり、各地に災いをもたらしたことから、江戸時代になると徳川家康公が北斗七星の結界を張りました(天台宗の高僧天海が家康に助言したという話もあり)。

結界は将門公を祀る神社や関係の深い場所は7つ。
それらの場所をつなぐと北斗七星が浮かび上がります。

とはいえ、首塚と神田神社以外は意図的に動かされています。

1番…将門の首が飛び越えた鳥越神社。
2番…将門の兜を埋めたとされる兜神社
3番…将門の首が落ちた首塚。
4番…首塚の将門を供養した神田神社
5番…将門を地の神として祀る筑土八幡神社
6番…将門の怨念を鎮める水稲荷神社
7番…将門の鎧を埋めたとされる鎧神社。

兜神社は第二の星「巨門星(こもんせい)」。

ちなみに筑土八幡神社は明治政府の宗教政策により、祭祀(平将門公の首桶)は築土神社に引き継がれました。

そして現在でも、このルートを巡ることで結界のパワーを受け、強いご利益が得られるとされる「江戸の北斗七星巡り」がおこなわれています。

 




兜神社の詳細

兜神社へのアクセス
  • 都営浅草線・東京メトロ東西線・銀座線:日本橋駅D2番出口より徒歩5分
  • 東京メトロ東西線・日比谷線:茅場町駅10番出口より徒歩5分
  • 東京メトロ銀座線・半蔵門線:三越前駅B6番出口より徒歩7分


兜神社近くの神社・寺
小網神社 強運厄除けの神様が祀られています。木彫りの龍2体は必見。銭洗弁天と福禄寿の像があります。
銀杏八幡宮 銀杏の木がたくさんある神社。越前福井藩松平家の邸内社が起源。
日本橋日枝神社 縁結び、商売繁盛に御利益ある神社。場所が場所だけに株にまつわるお守りが多くあります。
三囲神社日本橋摂社 日本橋三越本店の屋上に鎮座。墨田区向島にある三囲神社からご分霊された、三井家ゆかりの神社。




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