北斗七星伝説(江戸の北斗七星)の6番目の星「武曲星」にあたるスピリチュアルなパワースポット水稲荷神社では、毎年海の日とその前日に高田富士祭を開催。
参道には屋台グルメがズラリと並び、境内にはやぐらが組まれて盆踊りが行われるほか、普段は登ることができない富士塚「高田富士」の登拝が可能になります。
山頂には祠の他、祈りながら叩くとご利益がある鐘があり、お祭り期間中は「カーン、カーン、カン、カン、カン、カン、カーン」とひっきりなしに音が鳴り響きます。

目次
・水稲荷神社の富士祭とは?
・富士祭の境内の様子(お祭り前)
・富士塚入り口
・浅間神社(麓)
・富士塚登山道
・富士塚頂上
・富士塚下山道
・人穴(お胎内)
・御朱印・お守り
・アクセス
・主な行事・お祭り
・近くにある神社・寺
水稲荷神社の富士祭とは?
水稲荷神社の富士祭は、参道に屋台が並び、境内では奉納芸能や盆踊りなどがおこなわれる夏のお祭り。
さらに、いつもは登拝はできない富士塚が2日間だけ一般開放。
登ることで本物の富士山に登ったのと同じご利益が得られるとされています。
富士塚のお山開きは、富士山に合わせて7月1日におこなわれるところがほとんどですが、水稲荷神社の富士塚「高田富士」は海の日とその前日とちょっとずれているんですね。
ちなみに、ゆっくりと富士塚を堪能したい場合はお祭りが始まる前の参拝がおすすめです。
夜は賑やかで混雑しますが、昼間はまだ参拝客はまばらで登拝しやすいです。

この富士塚「高田富士」は、1780年(安永9年)に高田藤四郎が日本で初めて築いた富士塚。
「江戸の人造富士中、最大最古のもの」と伝えられています。
現在のように交通が発達していない江戸時代では、富士山は気軽に行ける場所ではなく、かつ女人禁制でした。
そこで高田藤四郎は、富士信仰の方々と力を合わせて富士山頂の溶岩や土を運び、9年5ヶ月の歳月を経て富士塚を完成させたというのですからすごい。
もともとは現在の早稲田大学構内の9号館辺りにあったのですが、水稲荷神社と大学間で土地交換がおこなわれ、現在の場所に移築。
他の富士塚に比べると石碑の数が少ないですが、富士山頂の岩や土で作られており、その高さは10メートル。
麓・登山道途中・山頂には社があり、山頂に設置されている鐘をついて安全祈願できるのは水稲荷神社ならではです。

富士祭の境内の様子(お祭り前)
参道には、準備前の屋台やちょうちん奉納がズラリ。
ヤギのももちゃんがのんびりとくつろいでいました。
今はまだ静かですが、夕方以降になると多くの人で賑わい、屋台グルメはもちろん射的やおもちゃ、ゲームなどが楽しめるようです。



鳥居前には奉納提灯がズラリ。
花手水も。




社殿前の広いスペースは盆踊り会場になっていました。




水稲荷神社の富士塚入り口
富士塚への入り口は、社殿よりも手前。
階段を上ってすぐ右手にあります。
高田藤四郎が始めた「まる藤講」の講紋が入った提灯と、水稲荷神社の提灯が掛けられているのですぐにわかります。
海の日の10時過ぎに到着したことからも、参拝客も数名みかけるほどでした。




水稲荷神社の浅間神社(麓)
麓には浅間神社。
ご祭神は木花咲耶姫尊(このはなのさくやひめのみこと)と石長姫尊(いわながひめのみこと)。
社殿右側には大きなお面?
迫力があります。


社殿前には、江戸時代に奉納されたと思われる宝珠角型の狛犬。
隣には花手水。




水稲荷神社の富士塚登山道
登山道入り口は浅間神社の右側。
緩やかな登山道で、人が一人通れるほど。
一方通行になっています。
足場もそれほど悪くはありませんが、注意は必要です

折り返した先に小御岳神社。
実際の富士山では、五合目にある神社です。


運んできたと思われる溶岩がいたるところにたくさんあり、烏帽子に似た形の面白い石も。
富士山の烏帽子岩(八合目)かな?


さらに登山道を折り返し、溶岩に挟まれた狭い登山道を上った先に頂上。
下を見るとけっこう高さがあることがわかります。


水稲荷神社の富士塚頂上
山頂にも小さな祠。
その右側には、焚火の跡がありました。
お祭りの時間には、提灯に明かりがともるだけでなく、ここで火が焚かれているようです。



祠に参拝したら、鐘を鳴らして安全祈願。
鐘の鳴らし方は、カーンカーン(長めに2回)叩き、カンカンカンカン(短く4回)、最後にカーン(長めに1回)です。

水稲荷神社の富士塚下山道
下山は祠の左側にある道から。
こちらは登りと違ってちょっと急。
しかも狭いので、夜間は特に注意が必要です。




水稲荷神社の人穴(お胎内)
富士山の麓にある人穴(ひとあな)を模した、いわゆるお胎内もありました。
人穴では、富士講開祖・角行東覚(かくぎょうとうかく)が四寸五分角の角材の上で千日爪立ちの行を行い開眼し、最後に入定しています。



水稲荷神社の御朱印・お守り
お祭りの日は、富士塚入り口のところでお守りを頒布されていました。
この日限定のお守りもあり。
とはいえ、御朱印はなし。



水稲荷神社の詳細
水稲荷神社へのアクセス
- 都電荒川線:面影橋より徒歩3分
- 東京メトロ副都心線:西早稲田駅より徒歩3分
- 東京メトロ東西線:早稲田駅より徒歩10分
- 公式サイト:https://mizuinari.net/
水稲荷神社の主な行事・イベント
- 1月:元旦祭
- 2月:初午祭、節分祭
- 7月:富士祭
- 9月:例大祭
- 12月:冬至祭
水稲荷神社近くの神社・寺
| 亮朝院 | 七面大明神を祀る日蓮宗寺院。石の金剛力士像があります。 |
|---|---|
| 西早稲田天祖神社 | 豊臣秀吉の遺臣小泉源兵衛が創建したとされる神社。 |
| 新宿諏訪神社 | 諏訪の霊泉の湧き水が流れる1200年の歴史ある古社。歌人・在原業平にまつわる伝承から「恋の森」と呼ばれています。 |
| 玄国寺 | 諏訪神社の元別当寺。境内には弁天堂があり、御神木の松ぼっくりで知られています。 |
| 穴八幡宮 | 東京屈指のパワースポット。冬至から節分に頒布される「一陽来復」御守と神事高田馬場流鏑馬で有名。 |
| 放生寺 | 穴八幡宮の元別当寺であった真言宗のお寺。一陽来福のお札と虫封じで有名。 |
| 法輪寺 | 穴八幡宮の向かいにある日蓮宗寺院。花手水をはじめ、境内の至るところに花が飾られている花寺。 |
| 金乗院 | 江戸五色不動の一つ目白不動堂がある真言宗豊山派寺院。ご本尊は聖観音菩薩。 |






