建物と建物のわずかな隙間、人がすれ違うにはちょっと厳しい細い路地の途中にある佃天台地蔵尊(読み方はつくだてんだいじそうそん)。
昔の佃島は川で囲まれていたことから、水難事故の予防を祈願して創建されたお地蔵さまです。
提灯がずらりと並ぶ立派な御堂には、屋根を突き抜けるほどの大きなイチョウの木。
その奥に自然石に彫られた地蔵菩薩様が鎮座。
まさに隠れ家的スピリチュアルなパワースポットです。

目次
・歴史
・入り口
・堂内
・アクセス
・近くにある神社・寺
佃天台地蔵尊堂の歴史
「佃天台子育地蔵縁起」というの説明書きによると、江戸時代中期、地蔵菩薩を厚く信仰していた上野寛永寺の崇徳院宮法親王(うえのかんえいじすうとくいんのみやほうしんのう)が自ら地蔵尊像を描き、江戸府内の寺院に地蔵尊造立を推奨。
上野の浄名院もその一つで、そこからいらっしゃったとされています。
浄名院は台東区上野にある寛永寺三十六坊の一つとして創建されたお寺で、別名「地蔵寺」とも呼ばれています。
佃地蔵尊に「天台」が付くのは浄名院の宗派から。
子どもの成長祈願や長寿延命、家内安全、諸願成就などさまざまなご利益があるといわれています。
佃天台地蔵尊堂の入り口
佃天台地蔵尊の入り口は2ヶ所。
三角公園近くと、於咲稲荷・浪除稲荷神社近くから。
↓三角公園近くの入り口

↓於咲稲荷・浪除稲荷神社近くの入り口


どちらにも案内はありますが、住宅に囲まれたところにあり、入り口は人が一人通れるぐらいの幅なので、うっかり見逃してしまいやすい。
地元の人たちも使っている生活道路といったところでしょうか。
知らないと絶対に通らない。

佃天台地蔵尊堂の堂内
狭い路地の途中にあり、左右どちらかでも入れる造り。
昔は囲いだけだっだそうです。
右手に小さな手水舎。
堂内の壁にはご信徒さんから寄進された弓張提灯がキレイに奉納されていました。
お堂の真ん中に堂々と立つイチョウの木の樹齢はおよそ400年。
丁寧に囲われており、外から見ると住宅の屋根より高いです。


平らな自然石に彫られた地蔵菩薩「佃天台子育地蔵尊」。
供花が手向けられており、「地蔵尊の御影(オスガタ)がいたんできましたので、長く保存するために手をふれたり水をかけたりしないようにお願い致します」と書かれた案内が。
さらに奥には小さい石の祠と、鎮め石のような大きめの石が埋まっていました。
案内がなかったので、詳細は不明。

佃天台地蔵尊堂の詳細
佃天台地蔵尊堂へのアクセス
- 東京メトロ有楽町線:月島駅6番出口より徒歩2分
- 都営大江戸線:月島駅5番出口より徒歩7分
佃天台地蔵尊堂近くの神社・寺
| 住吉神社 | 江戸時代からある、昔ながらの良き下町の雰囲気が漂う神社。佃煮のルーツ。 |
|---|---|
| 於咲稲荷・浪除稲荷神社 | 隣り合って鎮座する、大漁や水難防止を願う神社。 |
| 月島開運観音堂 | 商業施設と居住用スペースとある建物の中に鎮座。商店街有志の発願で信州善光寺から奉還し建立。 |
| 鉄砲洲稲荷神社 | 歌川広重の名所江戸百景にも描かれている神社。富士山の溶岩で作られた富士塚があり。 |






