明治の頃に、古くからこの地にあった3つの祠を合祀し創建した弦巻神社(読み方はつるまきじんじゃ)。
住宅地の中には鎮座する弦巻地区の鎮守社です。
広い境内には、三社を合祀した名残の三基の鳥居と、詳細は不明ながらも残る小さい祠、神楽殿に掛けられた絵画や扁額など、大切にされてきた歴史がうかがえます。
ちなみに、本務神社は世田谷八幡宮になります。

目次
・歴史とご祭神・ご利益
・鳥居
・境内
・社殿
・神楽殿
・アクセス
・主な行事・お祭り
・近くにある神社・寺
弦巻神社の歴史とご祭神・ご利益
ご祭神は、五穀豊穣の神様である宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ/稲荷社)、武神である八幡神とも同一である応神天皇(おうじんてんのう/八幡社)、学問の神様である菅原道真(すがわらのみちざね/天神社)の三柱。
そのご利益は、商売繁盛・五穀豊穣(稲荷大神)、勝負運・出世(応神天皇)、学業成就・合格祈願(菅原道真公)など
例大祭は10月に斎行されており、大人神輿と子供神輿の渡御も。
奉納演芸には太鼓や舞踊、歌謡ショーなどがおこなわれ、最後には祝い餅が配られるのだとか。
その創建は明治の頃。
現在地に祀られていた稲荷社に向天神社と八幡社を合祀して弦巻神社に。
その名残として、境内には鳥居が三基あります。

弦巻神社の鳥居
最寄駅の東急田園都市線桜新町駅からは徒歩10分ほど、弦巻神社前交差点と弦巻ゴルフ練習場近くに鎮座。
社頭には、稲荷社・八幡社・天神社を合祀し創建された由来ともなる三基の鳥居が並んでいます。

一の鳥居には「弦巻神社」の扁額。
石段の先に二の鳥居、さらに石段があり三の鳥居。




鳥居右側には、緩やかな坂も整備されています。

弦巻神社の境内
正面に社殿、右側には神楽殿と神輿殿、そして広場。


社殿左側には社務所。
社務所は不在の事が多く、在籍している時のみ御朱印を授与。
もともと御朱印は頒布していなかったのだけれども、問い合わせが多かった事から、2017年より始めたそうです。
また、オリジナルの絵馬はお正月の三が日などの特別な時期に境内で頒布されています。


三の鳥居を通ってすぐ左右に鎮座する狛犬は、珠持ちと子持ち。


また、三の鳥居左手にある手水舎の後ろには小さな祠が二社。
弦巻神社は三つの小さな祠が合祀されたものとのことなので、こちらの祠はそのうちの二つかもしれません。


弦巻神社の社殿
これまで何度か改修されつつ残る、1916年(大正5年)に造営された社殿。
拝殿・幣殿・本殿の簡素な権現造りで、木鼻の獅子や龍の目は金色!
堂内には虎の絵が掛けられているのが見えました。


弦巻神社の神楽殿
一般的な神楽殿とは異なる、変わった造りの神楽殿。
奉納されたと思われる絵画や扁額、狛犬の彫刻などが掲げられていました。




サイドからはお神輿の姿が。

弦巻神社の詳細
弦巻神社へのアクセス
- 東急田園都市線:桜新町駅より徒歩10分
- 東急世田谷線:上町駅より徒歩13分
- 東急世田谷線:世田谷駅より徒歩16分
弦巻神社の主な行事・イベント
- 1月:新年祭、初詣、正月祭
- 5月:五月祭
- 6月:夏越の大祓
- 9月:九月祭
- 10月:例大祭
- 11月:七五三祝典祭
- 12月:歳越の大祓
弦巻神社近くの神社・寺
| 桜神宮 | 特別祈祷「大中臣 八方清メ」を斎行している古式神道の神社。桜の木に結ぶ花帯が有名。 |
|---|---|
| 常在寺 | 地下庭園がある常盤姫ゆかりの寺。ヨガやマルシェなどのイベントを定期的に開催。 |
| 実相院 | 庭や建造物がとても素敵な曹洞宗のお寺。秋の紅葉はおすすめです。 |






