勝負運や開運厄除のご利益で知られる世田谷八幡宮は、「宮の坂八幡様」とも呼ばれている源義家公創建の古社。
仕事や試験、スポーツなど「ここ一番の勝負」の際に参拝すると、強いエネルギーと決断力を授けてくれるスピリチュアルなパワースポットとして知られています。
境内には江戸三大相撲の名所になっている土俵があり、江戸時代から続く奉納相撲おこなわれています。
線路を挟んで反対側には、井伊家の菩提寺&招き猫発祥の地「豪徳寺」があり、一緒にお参りされることが多いです。

目次
・歴史とご祭神・ご利益
・鳥居
・厳島神社
・土俵
・社殿
・招魂社
・高良神社
・御朱印・お守り・おみくじ
・駐車場
・アクセス
・主な行事・お祭り
・近くにある神社・寺
世田谷八幡宮の歴史とご祭神・ご利益
ご祭神は、勝運・開運の神様で八幡神と同一である應神天皇(おうじんてんのう)。
その父であり日本武尊命の子である仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)。
応神天皇の母であり仲哀天皇の皇后である神功皇后(じんぐうこうごう)の三柱。
その主なご利益は必勝祈願、開運招福、仕事運向上などです。
創建は1091年(寛治5年)。
源義家公が戦地からの帰途、豪雨で足止めをくらい十数日間滞在。
その際、戦勝したのは信仰している八幡大神様の御加護によるものとして、宇佐八幡宮(大分県)の御分霊を勧請し創建しました。
さらに奉祝相撲をおこなったことから、現在でも奉納相撲が神事として続いています。
1546年(天文15年)、世田谷城主七代目・吉良頼康がに社殿を修復。
備前雲次の太刀一振(現在も社宝として伝わる)を納めるなど吉良家の祈願所でした。
また、源氏の子孫である徳川家康公にも手厚く保護されています。
明治に入ると社号を宇佐神社と改称。
付近の神社を合祀し、第二次大戦後に世田谷八幡宮に戻りました。
ちなみに、弦巻神社・上町天祖神社・羽根木神社・宇山稲荷神社・松羽稲荷神社を兼務しています。
世田谷八幡宮の鳥居
東急世田谷線宮の坂駅の北西側、徒歩1分とアクセスしやすい場所に鎮座。
ちなみに、宮の坂駅の「宮」は世田谷八幡宮のことを指しています。

朱色の大鳥居をくぐるともう一つ鳥居。
緑に囲まれた境内は、一歩足を踏み込むことで心が浄化されるような不思議なエネルギーに満ちています。
石段を登った先に本殿があります。




世田谷八幡宮の厳島神社
境内入ってすぐ右手には、総本社である厳島神社(広島県)の分社である厳島神社。
ご祭神は、知恵・財福・子孫繁栄・海上安全のご利益で知られる市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)。
七福神の弁財天と同神であると考えられていることから「弁天さま」とも呼ばれています。
入り口となる鳥居は2カ所。


周囲には池が張り巡らされ色鮮やかな鯉が泳ぎ、朱色の橋がかかっています。
亀ものんびりとくつろいでいました。




社のすぐそばには小さな滝(上にカエルがいる)も。



世田谷八幡宮の土俵
参道より下、くぼ地のようなスペースにある土俵。
その周りを囲むように、見下ろすような形で石段の桟敷席が設けられています。
渋谷氷川神社・大井鹿嶋神社とともに江戸郊外三大相撲の一つ。
現在では、9月15日の例祭時に東京農業大学相撲部により奉納相撲がおこなわれています。
また、江戸時代から奉納相撲がおこなわれていることからも、勝負事や肉体的・精神的な強さを求めるエネルギーが満ちているスピリチュアルなパワースポットと言われています。



世田谷八幡宮の社殿
社殿は石段を上がり、参道が少し左に折れたその先にあります。
右手にはお百度参りの石や力比べに使われた力石がゴロゴロ。



手水舎は、たまに花手水が飾られていることも。


社殿前に鎮座する狛犬はどちらも子持ち。
顔出しパネルもありました。
本殿に向かって右側には、本殿の改築や修理の際にご神体を一時奉安する仮殿があります。



神明造を基調に、八幡信仰の象徴でもある八幡造の要素も取り入れられた造り。の本殿は1964年(昭和39年)に完成。
社殿内には1813年(文化10年)に造営された旧本殿が納められています。

世田谷八幡宮の招魂社
拝殿右手奥には招魂社。
ご祭神は、世田谷区域における日露戦争・太平洋戦争の戦没者。
5月にはみたま祭りが斎行されています。
こちらの社は、乃木将軍の甥である玉木正之氏が建立した(世田谷1丁目にあった)乃木神社の社殿を譲り受けたものとなります。
また、狛犬の子狛犬が親のしっぽを噛んでいる珍しい姿をしています。





世田谷八幡宮の高良神社
高良神社(こうらじんじゃ)のご祭神は高良玉垂命(こうらたまたれのみこと)。
1912年(大正元年)に、境内と氏子地域に散祀されていた天祖神社・高良神社・金比羅神社・六所神社・北野神社・御嶽神社・日御碕神社・稲荷神社を合祀しています。


世田谷八幡宮の御朱印・お守り・おみくじ
御朱印やお守りは本殿向かって左側にある授与所でいただけます(社務所は駐車場にあり)。
御朱印の右下にはお相撲さんの印が押されています。



お守りでは、開運必勝にご利益ありといわれることからも勝守や学業成就のお守りが人気。
なかでも、力士の姿が刺繍された「すくすく御守」や「勝絵馬」は世田谷八幡宮ならでは。
また、土俵を連想させる「御清め塩」や「御清め砂」もあり、撒くとその場所から邪気を遠ざけ、清めてくれるそうです。



おみくじでは、通常のおみくじと鈴音みくじの2種類。
鈴音みくじは、おみくじに「鈴」が付いており、持ち歩くとご利益があるそうです。


ちなみに、古い御札やお守りは境内に設置されている納札所(古札納所)に納めると、後日お焚き上げをしてもらえます。

世田谷八幡宮の駐車場
大鳥居から道路を挟んだ反対側に参拝客用の駐車場。
社務所もこちらにあります。


世田谷八幡宮の詳細
世田谷八幡宮へのアクセス
- 東急世田谷線:宮の坂駅より徒歩1分
- 公式サイト:https://80000.or.jp/
世田谷八幡宮の主な行事・イベント
- 1月:歳旦祭、成人祭
- 2月:節分祭、祈年祭
- 4月:春季大祭
- 5月:招魂社祭(みたま祭り)
- 6月:高良神社例祭・夏越大祓祭
- 9月:厳島神社例祭(宵宮祭)、秋季大祭(例大祭)
- 11月:七五三詣、新嘗祭
- 12月:年越大祓祭、除夜祭
- 毎月1日:月次祭
世田谷八幡宮近くのおすすめ神社・寺
| 豪徳寺 | たくさんの招福猫児(まねきねこ)で有名な彦根藩主井伊家の菩提寺。 |
|---|---|
| 勝光院 | 世田谷城の城主だった吉良氏の菩提寺で、心源院(八王子市)の末寺。 |






