横浜散歩②花御朱印巡りの一つ!浦島伝説が残る慶運寺

大綱金刀比羅神社を参拝したら、京急本線沿いにてくてく。
京急本線神奈川駅を過ぎ、京急本線・京急東北線東神奈川駅から近い場所にある慶運寺に。

慶運寺は通称「うらしま寺(浦島寺)」とも呼ばれています。

浦島寺として有名なことからも、 テレビなどでも多数取り上げられています。

テレビ朝日「じゅん散歩」「良純未来図」
テレビ東京「出没!アド街ック天国」「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」
NHK「ブラタモリ」
日本テレビ「ぶらり途中下車の旅」

…など、聞いたことがある、観たことがある番組ばかりです。

「ブラタモリ」は勉強になるので、我が家ではよく見ていました。
たまに見ていた「じゅん散歩」もおもしろい。



 




 

慶運寺は、室町時代に定蓮社音誉聖観(芝増上寺三世)によって開創された歴史ある寺院。

本尊は大乗仏教の如来の一つ「阿弥陀如来」、寺宝として「音誉聖観上人像」と「広誉是感上人像」を安置しています。

龍宮伝来の浦島観世音像(観音様)、観音堂脇の淳和天皇勅願所古跡碑、門前の浦島寺碑は、横浜市の重要文化財に指定されています。

また、横浜開港当時、慶運寺はフランス領事館として使われており、初代領事のベルクールが滞在していました。

昔話と近代文明に深い関りがあるお寺なんですね。
おもしろい。

「龍宮傳來 浦島観世音 浦島寺」の旧浦島寺の寺号標石。

 

浦島伝説は日本各地に存在しますが、浦島太郎が持ち帰ったとされる玉手箱が慶運寺(浦島寺)にあることから、神奈川県が浦島伝説の有力地となっています。

慶運寺に伝わっている浦島伝説では、竜宮城から帰ってきた浦島太郎が、両親のお墓のそばにお堂を立て、そこに観音像を安置。
その後、太郎と龍女は再会して観音菩薩から永遠の命を授かり、人々の願いを叶える手伝いをするようになる…というものらしい。

小さい頃から知っている話ではおじいちゃんになって天国にいった…だったけど、続きがあったんですね!?

 

横浜大空襲により本堂は被災全焼しましたが、1958年に再興。
本堂屋根の瓦葺は、2002年に鋼板葺きへと改築されています。

慶運寺本堂には「光照殿」の扁額が掛けられています。

亀の手水鉢がある手水舎。さすがうらしま寺!

 

浦島観音堂は、旧小机領三十三カ所子歳観音霊場の第九番札所。
龍宮伝来浦島観世音像、浦島太郎像、乙姫像が置かれています。

龍宮伝来浦島観世音像は、亀の甲羅に観音菩薩が乗ったいで立ちをされています。

観世音像は太郎が龍宮より帰る際、乙姫様から玉手箱と一緒に守り本尊として授かったものと伝えられます。

亀の背上に立っているお姿を間近に見れるは、十二年ごとの子歳開帳の期間だけです。
普段は、観音堂の扉にあるのぞき窓から見る事ができます。

観音堂の前に、六地蔵、石仏、観音石像。

 

御朱印はスタンプ式ですが、それとは別にもう一つ、花御朱印があります。

慶運寺は東急花御朱印巡りの1つになっており、花御朱印がいただけます。

ただ、授与には専用御朱印帳の提示が必要です。

 

横浜市神奈川区には浦島という地名をはじめ、浦島小学校や浦島公園も!

町をあげて浦島伝説を体現している…ような気がする。
なかなかにおもしろいです。

 



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