大照山相慈寺不動堂(読み方はだいしょうさん そうじじ ふどうどう)は、奈良県の吉野山金峯山寺(きんぷせんじ)の東京別院。
古来より続く山岳信仰と修験道の根本道場です。
ちなみに、金峯山寺は天平年間に役小角によって開かれたと言われる金峯山修験本宗の総本山。
その別院になる大照山相慈寺不動堂では、吉野山金峯山寺より勧請した金剛蔵王大権現様をはじめとする多数の神さまをお祀りしています。

目次
・歴史とご本尊・ご利益
・山門
・本堂
・弁天堂・大黒天堂
・水子地蔵尊・天龍観世音菩薩
・地蔵堂・稲荷堂
・アクセス
・主な行事・お祭り
・近くにある神社・寺
大照山相慈寺不動堂の歴史とご本尊・ご利益
学問・芸術・財福の守護神である金龍弁財天尊をはじめ、首から上の守り神である脳天大神尊、この地に昔からある大井不動尊(大日大聖不動明王尊)、金峯山寺より勧請した金剛蔵王大権現尊、役行者神変大菩薩尊が祀られています。
金龍弁財天尊は黄金の御神体で、インドのガンジス河の水神サラスヴァティと同体とされています。
そのご利益は、商売繁盛・学業成就・縁結び・子宝祈願など。
ご真言は「おん そらそばてい えい そわか」。
または「ばん 阿弥陀仏 金龍弁財天 感謝行修法 大菩薩 おん そらそばてい えい そわか」。
「のうてんさん」と呼ばれ親しまれている脳天大神尊は、首から上の病気にご利益がある神様。
1951年(昭和26年)、当時の金峯山寺管長が蔵王堂の裏の谷間で頭を割られて死んでいる蛇を見つけ、近くの洞窟に安置。
回向を捧げて帰ると、夢に蔵王権現の変化神である脳天大神が現れ、「先ほどの蛇は人々の苦しみを、あのような姿に変えて見せたのである。多くの人々の、特に頭の病や、悩み苦しみを救う為に、われを脳天大神として祭られたし」と霊示されたと伝わっています。
大照山相慈寺不動堂の山門
最寄り駅の大井町駅から近い、静かな住宅街に鎮座。
山門入ってすぐ本堂があり、境内のいたるところにお堂が祀られています。




大照山相慈寺不動堂の本堂
山門入って正面に、大聖不動明王が祀られている本堂。
扁額は「不動堂」。
左側の柱には「金峰山寺東京別院」。
右側の柱には「金峰山修験本宗」。

境内には鳳凰のとまり木とされる白桐の木々が茂る、小規模ながらも心安らぐ空間。
本堂に上がる階段の左右に祠がズラリ。


大照山相慈寺不動堂の弁天堂・大黒天堂
本堂前左側には、御神木と思われる木と弁財天と大黒天を祀る社。
脳天大神の真言は、弁財天と同じ「おん そらそばていえい そわか」。


大照山相慈寺不動堂の水子地蔵尊・天龍観世音菩薩
不動堂の石段下の右側には水子地蔵尊。


右奥に続く途中に天龍観世音菩薩。
その足元には菩薩の守護神?


大照山相慈寺不動堂の地蔵堂・稲荷堂
左側の地蔵堂には、一願不動明王・子育地蔵菩薩・延命地蔵菩薩。
一願不動明王は、一つの願い事を強く願うことで叶えてくださるそうです。


隣のお稲荷様には、凛々しいお顔立ちの神狐さまが。
マフラーを掛けられているところからして、大切にされているのがわかります。




大照山相慈寺不動堂の詳細
大照山相慈寺不動堂へのアクセス
- 東急大井町線:下神明駅より徒歩5分
- 東急大井町線・JR線:大井町駅より徒歩9分
- 公式サイト:https://kinpusen-tokyo.jimdofree.com/
大照山相慈寺不動堂の主な行事・イベント
- 7日:役行者様ご縁日
- 19日:脳天大神様・蔵王権現様ご縁日
- 28日:定例不動尊護摩供
大照山相慈寺不動堂近くの神社・寺
| 東光寺 | 烏枢沙摩明王(トイレの神様)を祀る比叡山延暦寺の末寺。また、荏原七福神の毘沙門天。 |
|---|---|
| 下神明天祖神社 | 下神明駅の駅名由来にもなった神社。月替わり御朱印が人気。 |
| 東関森稲荷神社 | 地元の方が管理する稲荷社。境内には威謝碑や末社・三峰神社もあり。 |
| 大井蔵王権現神社 | 厄除け火伏せの神様「権現さん」。天狗伝説が残るスピリチュアルなパワースポット。 |






