通称「地蔵でら」と呼ばれている東光寺(読み方はとうこうじ)は、比叡山延暦寺の末寺。
正式名は「久遠山 不動院 東光寺」です。
不浄除けの神様ことトイレの神様「鳥瑟沙摩大明(うすさまだいみょうおう)」を祀るお堂で知られるお寺。
堂内には参拝用のトイレも!?
こちらをお参りすることで、下の病から守ってくれるご利益があると言われています。
また、荏原七福神の毘沙門天を担うことからも、特に元旦から7日までは七福神巡りで賑わいます。

目次
・歴史とご本尊・ご利益
・山門
・烏樞瑟摩明王堂
・本堂
・御朱印・お守り・おみくじ
・荏原七福神めぐり
・アクセス
・近くにある神社・寺
東光寺の歴史とご本尊・ご利益
山号は九遠山。
院号は不動院。
宗派は天台宗。
ご本尊は阿弥陀如来。
1534年(天文13年)に創建。
什仙上人(じっせんしょうにん)によって開山されました。
東光寺の山門
静かな住宅街にあり、参道には民家が並ぶ庶民的なお寺です。
山門脇には、戦争の犠牲になった軍馬や軍用犬、伝書鳩などの動物を供養するための動物供養塔が。


東光寺の烏樞瑟摩明王堂
参道の途中には、東司(とうす)と呼ばれるトイレ守護の烏樞瑟摩明王堂。
「東司」は、寺院ではトイレのこと。
お堂全部がトイレとして祀られています。
昔はトイレが悪霊の出入り口と考えられており、この不浄なトイレを清浄な場所に変えるという信仰からトイレの神様が爆誕したのだとか。



堂内の足元には茶色い便所サンダルがあり、トイレットペーパーがお供えされているのもトイレ守護ならでは。
ちなみに、堂内には靴を脱いで入るスタイルなので、夏場などのは靴下を持参しておくといいです。
もちろん便所サンダル着用です。
お堂の中央には不浄除けの神様である鳥瑟沙摩大明。
その正面、下部には木製の「おまたぎ」という便器。
いわゆる和式トイレの形をした香炉です。
さらに右側には男子用小便器、左側には個室トイレも!?
こちらでは独自の参拝方法があり、木製の「おまたぎ」という便器をまたいでお参りすると、下の病にならない、下のお世話にならないといわれています。
神仏の像の前には「おまたぎをまたいで御参り下さい」の貼り紙。
おまたぎの中にある香炉にお線香を立ててまたがります。
ちなみに、両側のトイレでは実際に用を足せます。
が、男子用トイレだけでなく個室ドアの上も空いているので、烏枢沙摩明王様の視線を感じるような感じないような?
神仏がおわす神聖な場所であるだけに、ここで用を足すのはなかなかの勇気が必要です(汗)。
トイレブラシもあったので、トイレ掃除することでさらにご利益があるかも!?
とはいえ、常に開いているわけではなく、閉まっている場合はお寺の人に頼んで鍵を開けてもらわないと入れないようです(社務所の休憩タイムや法要などで忙しい時以外)。
東光寺の本堂
本堂の前には、大きな椎の木(品川区保存樹木)。
その周囲には石仏や銅像が。




現在の本堂は、1813年(文化10年)に圓浄権大僧都(えんじょうごんのだいそうず)によって再建。
ご本尊の阿弥陀如来の右脇仏には、立像の地蔵菩薩。
左に毘沙門天、不動明王、弁財天が祀られています。

東光寺の御朱印・お守り・おみくじ
寺務所は本堂すぐ隣。
というか横?
御朱印は3種類で、本尊である阿弥陀如来、烏枢沙摩明王、七福神の毘沙門天です。
お守りやお札も用意されており、烏枢沙摩明王のお札はもちろん、おねしょ守なんて衝撃的なお守りも。
子が小さい頃に知っていたら…と思うも、自分の老後で必要になるかと。
その頃にいただきに参りたいと思います。




東光寺の荏原七福神めぐり
荏原七福神の毘沙門天を奉安。
荏原七福神めぐりでは2種類あり、オーソドックスな七福神めぐりと、イメージキャラクターを起用した七福神めぐりとあり。
福禄寿…大井蔵王権現神社
毘沙門天…東光寺
布袋尊…如来寺
弁財天…蛇窪神社(天祖神社)
恵比寿…法蓮寺
寿老人…摩耶寺
大國天…小山八幡神社


定番七福神めぐりでは、七福神名が印刷してある色紙(金色紙と白色紙とあり有料)にスタンプを。
キャラクター七福神めぐりでは、専用台紙(無料)にスタンプを押していきます。
ちなみに、スタンプを押すのは無料。
通年おこなっています。


東光寺の詳細
東光寺へのアクセス
- 東急大井町線:下神明駅より徒歩8分
- JR横須賀線:西大井駅より徒歩9分
東光寺近くの神社・寺
| 下神明天祖神社 | 下神明駅の駅名由来にもなった神社。月替わり御朱印が人気。 |
|---|---|
| 大照山相慈寺不動堂 | 脳天大神を祀る不動堂。コンパクトな境内には多数の仏さまが祀られていて見ごたえあり。 |
| 東関森稲荷神社 | 地元の方が管理する稲荷社。境内には威謝碑や末社・三峰神社もあり。 |






