ご本尊のご開帳！願成寺と藤棚一番街の日限地蔵尊縁日

毎年、6・7・8月の「4」がつく日におこなわれる願成寺（読み方はがんじょうじ）の日限地蔵尊縁日（読み方はひぎりじぞうそんえんにち）では、ご本尊の延命地蔵尊がご開帳。
さらに、藤棚一番街で縁日が催されます。

日限地蔵尊縁日の始まりは願成寺の地蔵堂開帳が起源といわれており、その開催は70年以上！

飲食はもちろん、くじ引きや宝石すくいなど楽しゲームもあり、多くの人で賑わっています。

ちなみに、最初の開催日である6月4日には、日中に「縁日開き」がおこなわれています。

願成寺で商店街代表、露天商代表、住職にてお祈りをしてから縁日開始です。

願成寺　日限地蔵尊縁日

日限地蔵尊が祀られているのは、山門手前の地蔵堂。

毎月24日に護摩祈願が執り行われており、6・7・8月では19時から夜に護摩を炎にくべています。

地蔵堂のご開帳に合わせて線香（30円）も用意されており、寺院の方が火をつけてくださいます。

願成寺　日限地蔵尊縁日

なぜ「4」の付く日に開催されているのかというと、「お地蔵さまの日」に由来するのだとか。

仏教では仏様と縁を結んで供養を行う日「縁日」が決まっており、御地蔵様では24日。

「9」がつく日におこなわれていたこともあるそうですが、1990年代に現在の日にちに固定されました。

藤棚一番街にズラリと並んだ夜店。
出展団体は、藤棚商店街の店舗、神奈川県認可法人の横浜イベント商業協同組合の露天商によって構成されています。

商店街内は車両通行止となり歩行者天国状態に。

17時半頃は、すでに営業しているところもあれば、まだ準備中のところも。

人もまばらでですが、18時ぐらいから多くの人で賑わい、長い列ができているお店も！

願成寺　日限地蔵尊縁日

金魚すくいや的当てなどのゲーム系のお店では、子どもたちがキャーキャー楽しんでいる様子が。

フードでは、焼そばやフランクフルト、お好み焼き、わたがし、りんご飴、たこ焼き、チョコバナナ、焼きトウモロコシなどの定番はもちろん、チーズハットグや10円パンなどの韓国系メニュー、焼き小籠包やホタテの串焼き、ケバブ、チュロス、ふりふりポテトなども。

マヨネーズのチューブに入ったプリンが見た目的にもおもしろく、最初に見た時はぎょっとしました。
「マヨネーズ、食べてるの！？」と。

また、カブトムシの露店があるのにはびっくり！
特に男の子（子供も大人も！）が目をキラキラさせてみていました。

願成寺　日限地蔵尊縁日

藤棚一番街の縁日は、出店が充実しています。
しかも、出店だけではなく普通のお店も数店舗営業。

お祭り用のお持ち帰り惣菜やカップケーキなどを販売しているところもあり、買い物ついでに寄ることもできます。

ただ、18時頃からどんどん増えて、19時ぐらいには足元が見えないほど混雑する事も。
特に土日開催では激混みです。

屋店の前が特に混雑しており、屋店の裏側やお店のシャッター付近は比較的空白スペースがあるので、移動や購入したフードを食べる場所として使えます。

願成寺　日限地蔵尊縁日

お札よりも小銭を多めに用意しておくと受け渡しがスムーズです。
大体、500円・600円の金額設定が多かったようにみられました。

ゴミ袋も用意されているので困る事もありませんでしたし、中間地点ぐらいにこじまりとした「本部」があるので、何か困りごとがあった時も安心です。

トイレもありますが込みますので、縁日会場に来る前に済ませておくのがおすすめです。

その他

・唐揚げ（カップ小）400円
・生ビール500円
・ラムネ200円

水天宮平沼神社	安産・子育て、水難除けで有名。他、天満宮や稲荷神社、竈三柱神社と多数の神様がいます。
戸部杉山神社	回る狛ネズミ様とたくさんの打ち出の小槌に出会えます。

樹根巣珈琲専科	京浜本線戸部駅改札口を出てすぐ、昔ながらの喫茶店。モーニングあり。
イノダコーヒ	横浜高島屋内にある、京都に本店があるコーヒーチェーン店。京都で焼いたケーキが毎日届いています。