不忍池にある東叡山寛永寺辯天堂では、巳の日の法要「初巳法楽」を斎行。
音楽と芸能の守り神である辯才天さまのご利益を授けてくれるといわれています。
初巳法楽は誰でも参列可。
今回、初めて参列させていただきました。
また、遠方に住んでいるので毎月参拝することが叶いませが、参拝した月初めには忘れずに「融通銭守」も交換。
大事なルーティンになっています。
目次
・初巳祭（初巳法楽）とは？
・初巳祭（初巳法楽）の様子
・巳の日限定おまもりと御朱印
・アクセス
・主な行事・お祭り
・近くにある神社・寺
不忍池辯天堂の初巳祭（初巳法楽）とは
初巳法楽とは、初巳の日に不忍池辯天堂でおこなわれる法要。
毎月斎行されています。
不忍池辯天堂の初巳祭（初巳法楽）の様子
9時半に到着したのですが、早い方はそれ以前からいらしているようで、堂内の椅子には手ぬぐいなどが置かれていました。
祭壇の前には焼香台が置かれており、法要が始まる前にお焼香。
御信徒さんの方の多くが数珠をお持ちになっていたので、次回は私も忘れずに持参しようと心にメモ。
10時になると堂内の席はすべて埋まり、座りきれなかった方が立ち見、もしくは外のテント下の椅子に座って待たれていました。
いつもより新近距離にいることからも、祭壇や天井画をじっくりと拝見させていただきました。
天井画の龍の絵は迫力があり、遠くから見るのと真下から見るのでは全く違います。
左右には季節の花が描かれており、どれも素晴らしかったです。
目にするものすべてが素晴らしいので、待ち時間もあっという間でした。
時間になると寛永寺の僧の方々が堂内に入られ、厳かな雰囲気の中で法要がおこなわれました。
時間は30分かからなかったぐらいでしょうか。
終わると、まだお焼香を済ませていない方が列をなしてお焼香をされ、授与所も一時的に混雑！
かくいう私も御朱印をいただくべく並びました。
今回、初めて参加させていただきましたが、ご信徒さんが多数を占めており、その信仰の深さに深い感銘を受けました。
また機会があれば是非参列したいです。
不忍池辯天堂の巳の日限定おまもりと御朱印
巳の日ということで、注目のお守りはやはり限定お守り。
金運を運ぶとされる白蛇があしらわれた巳の日限定頒布の「巳金運御守り」はやはり目を引きました。
祈祷されたお塩が封入されている「塩守」は人気なのか、手にされる方を多く見かけました。
また、御朱印では縁日限定の押印入り。
直書きでした。
また、初巳・二の巳・三の巳の日の御祈祷で授かる「辨才天祈祷札（紙札と木札とあり）」の裏には、奇数月と偶数月で異なる「巳」の押印がされているそうです。
不忍池辯天堂の詳細
不忍池辯天堂へのアクセス
- 京成本線：京成上野駅より徒歩2分
- 各線：上野駅より徒歩5分
- 公式サイト：https://bentendo.kaneiji.jp/#gsc.tab=0
不忍池辯天堂の主な行事・お祭り
- 4月：影向会
- 9月：巳成金
- 11月：登天会
- 毎月初巳の日：ご縁日法要（初巳法楽）
不忍池辯天堂近くのおすすめ神社・寺
| 寛永寺 | 江戸城の鬼門に建立された寺院で、「東の比叡山」とも称されています。 |
|---|---|
| 上野東照宮 | 徳川家康公（東照大権現）をまつる神社。拝観料を納めるとお狸様にも参拝できます。 |
| 五條天神社 | 日本に医薬を広めたとされる薬祖神と学問の神様を祀っています。 |
| 花園稲荷神社 | 五條天神社の兼務社。旧社殿の穴稲荷が現存しており、千本鳥居は撮影の人気スポット |
| 清水観音堂 | 京都・清水寺を模した舞台造りのお堂。浮世絵にも描かれている松の輪からは不忍池が見えます。 |
| 上野大佛 | 「これ以上は落ちない」から受験生に人気。上野大仏とパコダ薬師堂と祀っています。 |
