芭蕉稲荷神社(読み方はばしょういなりじんじゃ)は、この辺りに芭蕉の住んだ庵があったとされる東京都の旧跡。
有名な「古池や 蛙飛び込む 水の音」の句が作られたとされている場所で、51歳で亡くなるまで、この地から全国の旅に。
境内には芭蕉庵跡の碑や芭蕉の句碑があり、御朱印はありませんでしたが、芭蕉の俳句が書かれているスタンプが置かれていました。
また、近所には芭蕉記念館分館があります。

目次
・歴史とご祭神・ご利益
・鳥居と境内
・社殿
・スタンプと記帳簿
・アクセス
・近くにある神社・寺
芭蕉稲荷神社の歴史とご祭神・ご利益
ご祭神は、宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)。
この辺りに松尾芭蕉の庵があったことから建てられた稲荷神社です。
松尾芭蕉は1680年(延宝8年)から1694年(元禄7年)まで、芭蕉の門人である杉山杉風の所有地に建てた庵を本拠地にしており、その庵があったとされる場所がここ。
51歳で亡くなるまでここから全国を旅していました(亡くなったのは大阪)。
芭蕉が亡くなった後は武家屋敷が建ち、幕末や明治の頃に減失。
1917年(大正6年)に津波で芭蕉庵にあったとされる石造りの蛙が見つかったのをきっかけに、地元の人たちによって稲荷神社が祀られました。

芭蕉稲荷神社の鳥居と境内
小名木川に架かる萬年橋近く、住宅の間にひっそりと挟まれるように鎮座。
朱色の幟が連なり、離れた場所からもわかりやすい。



こじんまりとした境内には、芭蕉の有名な俳句が刻まれた石碑と芭蕉庵跡の石碑が。
また、石蛙も。




芭蕉稲荷神社の社殿
鮮やかな朱色の稲荷社。
津波で見つかった石蛙がご神体として祀られていそうですが、現在は芭蕉記念館にあるのだとか。
ちなみに、富岡八幡宮の祖霊社には、松尾芭蕉をご祭神とする花本社が合祀されています。



芭蕉稲荷神社のスタンプと記帳簿
御朱印などは頒布されていませんが、収納箱と書かれた赤いポストにはスタンプと記帳簿が入っています。
スタンプには芭蕉の句、記帳簿には参拝者の方々からのコメントが書かれていました。


芭蕉稲荷神社の詳細
芭蕉稲荷神社へのアクセス
- 東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄大江戸線:清澄白河駅より徒歩9分
- 都営地下鉄大江戸線・新宿線:大森駅より徒歩9分
芭蕉稲荷神社近くの神社・寺
| 正木稲荷神社 | 「おできの神様」として昔から信仰されている神様。独自の腫れ物治癒祈願があります。 |
|---|---|
| 深川神明宮 | 伊勢皇大神宮の御分霊を祀り創建。深川七福神の寿老神を祀っています。 |
| 深川稲荷神社 | 無住社で町会によって管理運営されている神社。深川七福神の布袋尊を祀っています。 |
| 中洲金刀比羅宮 | 清洲橋通り沿いの日本橋中洲にある、船人や水運の守護神として信仰されてきた小さな神社。 |






