【北千住】徳川家との縁も深い赤門寺!閻魔開きで有名な勝専寺

朱塗りの山門から「赤門寺」とも呼ばれている勝専寺(読み方はしょうせんじ)は、京都知恩院を本山とする浄土宗寺院。

正式名称は「三宮神山 大鷲院 勝専寺」です。

徳川秀忠、家光、家綱など徳川将軍家が鷹狩や日光への訪問の拠点にしていたことから、境内には徳川家の家紋「葵の紋」が見られます。

また、境内には江戸東京四十四閻魔の第三十九番の閻魔様が鎮座するお堂があり、いつもは閉まっていますのが1月と7月に御開帳(閻魔開き)。
この日は屋台も並ぶお祭りとなり、多くの参詣者に賑わいます。

北千住 勝専寺 山門(赤門)





目次
歴史とご本尊・ご利益
山門(赤門)
閻魔堂と鐘楼
本堂
法然上人御詠の碑と馬頭観世音堂・六地蔵
アクセス
近くにある神社・寺
近くのおすすめグルメ
 

勝専寺の歴史とご本尊・ご利益

ご本尊は阿弥陀如来

また、新井政勝の父・政次が荒川から本像を引き上げ、千住の地名になった(千手=千住)と言われている木造千手観音立像や、勝専寺の院号「大鷲院」の元にもなっている大鷲大明神も安置されています。

ちなみに、大鷲大明神が祀られていることから、江戸時代には花畑大鷲神社が本酉・上酉、勝専寺が中酉(明治期に酉の市は廃されました)、浅草鷲神社が新酉・下酉と呼ばれていました。

 

創建は1260年(文応元年)。

開山は勝蓮社専阿上人(しょうれんじゃ せんあしょうにん)。
開基は新井政勝。

日光道中が整備されると仮御殿(御旅所)が造営され、2代将軍徳川秀忠や3代将軍徳川家光、4代将軍徳川家綱などが、鷹狩の際の休息や日光への中継地点として活用していました。

北千住 勝専寺

 

勝専寺の山門(赤門)

遠くからでもわかる朱色の立派な赤門が目印。

いつもは閉ざされていますが、地獄の釜の蓋が開くとされる地獄の休日(1月と7月の15・16日)だけ開けられます(閻魔開き)。

赤門前、左側には寺号標「浄土宗 勝専寺」。
右側には「南無阿弥陀仏」と「知恩院門跡量誉(知恩院八十三世門跡岸信宏のこと)」。

山門の扁額「三宮神山」は、1879年(明治12年)の明治天皇の勝専寺御巡幸を記念して掲額。

明治時代の書家である巻菱潭(まき りょうたん)の揮毫、彫刻家である天野徳翁(あまの とくおう)による彫刻です(足立区登録有形文化財)。

北千住 勝専寺 山門(赤門)

 

外塀は明治時代に造られた赤煉瓦貼り。

外堀沿いに歩いた先にある南門から境内に入りました。

北千住 勝専寺 山門(赤門)

北千住 勝専寺

 

勝専寺の閻魔堂と鐘楼

赤門の側にあるのが閻魔堂。
江戸東京四十四閻魔の第三十九番です。

堂内には1789年(寛政元年)に開眼された朱塗りの木造閻魔王坐像(足立区登録有形文化財)が安置されており、地獄の釜が開くとされる閻魔開き(毎年1月15・16日、7月15・16日)にご開帳(閻魔開き)されます。

特に1月16日は初閻魔の日として多くの参詣者が訪れます(閻魔様の縁日は16日)。

この日に参拝すると日頃の罪が許され無病息災・延命長寿の他、特に喘息や喉の病気にご利益があるそうです。

北千住 勝専寺 閻魔堂

北千住 勝専寺 閻魔堂

 

隣に立つ鐘楼は、戦時中の金属供出で銅鐘が失われ、1959年(昭和34年)に再鋳されたもの。

北千住 勝専寺




☝目次に戻る

 

勝専寺の本堂

1906年(明治39年)に建てられた本堂は、コンクリート造りに赤レンガをはめたモダンなデザイン。
インドの寺院を模しています。

堂内には木造千手観音立像(足立区文化財・非公開)や鷲大明神(非公開)が祀られています。

ちなみに、御朱印では「千手観音」「阿弥陀如来」「閻魔大王」「大鷲釈迦如来」の4種類用意されており、本堂右手奥の庫裏(寺務所)でいただけます。

北千住 勝専寺

 

本堂の屋根やお賽銭箱など、境内のいたるところに徳川将軍家の三つ葉葵の御紋

南門にも見られましたが、将軍家の立ち寄り所だったことから使用が許されていたそうです。

北千住 勝専寺

 

屋根には、地蔵菩薩と観音菩薩。

なかなかインパクトがあります。

北千住 勝専寺

 

勝専寺の法然上人御詠の碑と馬頭観世音堂・六地蔵

本堂向かって右側には、法然上人御詠の碑と馬頭観世音堂・六地蔵。

北千住 勝専寺

 

浄土宗の開祖・法然上人が詠まれた御詠歌「月かげ」です。

「月影の いたらぬ里は なけれども ながむる人の 心にぞすむ(月の光が届かない里はどこにもないが、その光を眺める人の心にこそ月は澄み渡る)」

解説も彫られていてわかりやすい。

まとめると「阿弥陀様は誰にでも平等に救いの光で照らしてくれており、心から南無阿弥陀仏と唱えることで心の中にいてくださる」かな。

北千住 勝専寺

 

馬頭観音像は、将軍家光が馬の足もとを洗った構堀近くに建てられたそうです。

北千住 勝専寺 馬頭観世音堂・六地蔵

 




勝専寺の詳細

勝専寺へのアクセス
  • 各線:北千住駅より徒歩4分


勝専寺近くの神社・寺
千住神社 境内には富士塚もあり、願かけ恵比寿をはじめたくさんの神様がいます。
白幡八幡神社 源義家(八幡太郎)の伝承が残る神社。千住七福神の毘沙門天を担っています。
千住本氷川神社 約700年前に創建された古社。千寿七福神の大黒天を担う、ラジオ体操発祥の地。

勝専寺近くのおすすめグルメ
炉端にのいち 魚の原始焼きや旬の野菜の炉端焼きが楽しめるおしゃれな隠れ家風酒場。平日はランチメニューも提供。




☝ページトップに戻る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です