東京都千代田区永田町に鎮座するスピリチュアルなパワースポット日枝神社(読み方はひえじんじゃ)では、毎年6月に山王祭を斎行。
徳川将軍家が江戸城に神輿を迎え入れた天下祭を伝える日本三大祭かつ江戸三大祭の一つです。
山王祭では本祭りと陰祭りが交互におこなわれており、2026年は本祭り。
まるで歴史絵巻のような、平安時代の装束を纏った行列が都心を練り歩く神幸祭(じんこうさい)もおこなわれ、高層ビル群を背景に進む風景はちょっとしたタイムスリップの気分が味わえます。

目次
・山王祭の神幸祭(神幸行列)とは?
・神幸行列前の参拝
・神幸行列:第一梯段
・神幸行列:第二梯段
・神幸行列:第三梯段
・神幸行列:第四梯段
・東京駅前の神幸行列の様子
・神幸行列でのお賽銭の仕方
・アクセス
・主な行事・お祭り
・近くにある神社・寺
・近くのおすすめグルメ
山王祭の神幸祭(神幸行列)とは?
日枝神社は江戸城の鎮守、かつ徳川将軍家の産土神。
1604年(慶長9年)に三代将軍家光公が誕生された際には、「我誕生所之霊神」として篤く信仰しています。
三代将軍家・徳川光公の頃に御神輿が江戸城内に入御し、歴代の将軍が上覧拝礼する天下祭として盛大におこなわれるようになったことから、江戸三大祭(他2つは神田明神の神田祭と富岡八幡宮の深川八幡祭)の一つに。
祭礼に係わる費用は幕府が支出したことから御用祭とも呼ばれていました。
また、京都の祇園祭と大阪の天神祭と並ぶ日本三大祭の一つにもなっています。
そんな山王祭は、本祭りと陰祭りが交互におこなわれており、その期間は11日間!
本祭りでは東京都心を練り歩く神幸行列や町会神輿渡御、盆踊り、江戸時代の伝統芸能である邦楽やお茶、お花など様々なイベントが開催されています。
山王祭の神幸祭(じんこうさい)でおこなわれる神幸行列は、山王祭でも人気の祭事。
その長さはおよそ300メートルもあり、東京都心を御鳳輦二基や宮神輿一基、山車六本、王朝装束に身を包んだ奉仕者が氏子区域を巡行する風景は圧巻です。
日枝神社を御発輦後、国立劇場(元山王)、皇居坂下門、丸ビル角、摂社日本橋日枝神社、京橋三丁目、銀座四丁目、コリドー通りと巡行し御還御されます。
神幸祭巡幸路と大体の到着予定時刻は公式サイトで公開されており、無料スマホアプリではリアルタイムに行列の位置情報を確認することができます。
山王祭・神幸行列前に日枝神社に参拝
神幸行列を見に行く前に、まずは赤坂日枝神社に参拝。
到着したのは10時ごろ。
平日であること、神幸行列で出払っていることからも、境内はとても静かで参拝者もそこまで多くはありませんでした。
ただ、工事期間中であることからも、いつもとは違った風景。
神門前正面にある53段の石段からなる山王男坂から、随神門の姿が消えて青空になっているのは今しか見れない貴重な風景?




手水舎のとろこには、陰祭りの時と同じく屋台が。

随神門と同じく朱色の回廊も消えており、授与所は臨時の建物が。
茶菓接待席もあり、お賽銭を納めたら和菓子を頂きました。


また、納涼大会の盆踊りステージが山王パークタワー公開空地と稲荷参道近く(荒天用)で組み立てれていました。

山王祭の神幸行列:第一梯段
今回は皇居坂下門に続く内堀通りにて見学。
見通しが良いのはもちろん、皇居坂下門に人が集中しているので少なく、近い場所で見ることができます。
見学人はチラホラといる程度。
ただ日差しをよける場所がないので、日傘と帽子は必須です。

第一梯段(だいいちていだん)は、騎馬2頭、山車1台、台車9台。
先頭神職から姿諫鼓鳥(かんこどり)、太鼓、神幸祭旗、騎馬、金棒、高張、御幣、鼻高面、大真榊、錦旗(赤・葵)、大幟(聖上無窮・萬民豊楽・天下泰平・国土安寧)、騎馬、獅子頭など。






山王祭の神幸行列:第二梯段
第二梯段(だいにていだん)は、神馬1頭、騎馬1頭、台車5台。
副宰領から御神馬、弓・鉾・楯・太刀、騎馬、舞姫・童女・楽人、錦旗(青・葵・赤)、菅蓋、高張など。







山王祭の神幸行列:第三梯段
第三梯段(だいさんていだん)は、鳳輦2基(一之宮・二之宮)、神輿1基(三之宮)、台車1台、馬車1台、車両3台。
副宰領から御鳳輦(2基)、宮神輿、錦蓋、宮司さんが乗る馬車、車両など。






山王祭の神幸行列:第四梯段
第四梯段(だいよんていだん)は、騎馬1頭、山車6台。
副宰領から巫女さん、高張、花山車、象山車、幟、海老山車、干支山車、美少年山車、御幣を担ぐ猿の山車など。
隼町から国立劇場までは最後尾に牛若弁慶も。










ちなみに象山車と海老山車は、神幸行列以外の日に展示されているそうです。

皇居坂下門の前では鳳輦2基(一之宮・二之宮)、神輿1基(三之宮)が並び参賀。
神符献上などがおこなわれます。
その間、手前付近でしばし休憩。
近くから見れます。

東京駅前の神幸行列の様子
皇居坂下門をご出発されると、東京駅の前の行幸通りを通り、丸ビル角を曲がって摂社日本橋日枝神社へと向かいます。
行幸通りの両サイドには、今か今かと待ちわびる人がズラリ。
ビルの窓をみれば、そこにも行列を一目見ようとスタンバイしている会社員の方々の姿もみられました。
行幸通りは距離があり、やはり平日だったことからも、そこまで混雑はしていませんでした。
ただ、東京駅前の行列が曲がるところには人が集中していたようです。




途中、お馬さんが盛大なウンチ。
もちろん、行列にはウンチを処理する方もいるので安心です。

神幸行列でのお賽銭の仕方
神幸行列の第三梯団(だいさんていだん)には、御鳳輦と神輿と一緒にお賽銭箱を持った賽物係(全3カ所)の方と大麻を持った神職の方、そして巫女さんが帯同。
お賽銭奉納者には、お祓いと神幸祭当日限定の栞(しおり)を授与されています。


お賽銭を納めようとすると、すかさずサッとお賽銭箱を寄せてくれます。
そして、すぐ後ろに控える神職の方が大麻でお祓いし、巫女さんが箱から栞を出して授与してださいました。
納める方が不規則に来るのを、見事にさばいている様子はさすがです。

ただ、こちらでいただける神幸祭当日限定のしおりは数量限定。
東京駅前での渡御では、別のしおり(御朱印と一緒にいただく栞と根付かな?)を渡されていました。
神幸祭当日限定の栞を頂きたい場合は、神幸行列の最初の方で待っていた方がいいかもしれません。
ちなみに、私は皇居前の内堀通りでいただけました。


日枝神社の詳細
日枝神社へのアクセス
- 東京メトロ千代田線:赤坂駅出口2より徒歩2分
- 東京メトロ南北線・銀座線:溜池山王出口7より徒歩3分
- 公式サイト:https://www.hiejinja.net/
日枝神社の主なお祭り・イベント
- 1月:初詣、元始祭、奉納書初展感謝奉告祭その他
- 2月:節分祭、祈年祭その他
- 3月:春季皇霊祭遥拝
- 4月:末社山王稲荷神社例祭、昭和祭
- 6月:山王祭(神幸祭・陰祭り)、大祓並鎮火祭
- 8月:箸感謝祭
- 9月:秋季皇霊祭遥拝、山王祖霊祭
- 10月:中秋管絃祭、神嘗祭遥拝
- 11月:明治祭、新嘗祭
- 12月:大祓並鎮火祭、除夜祭その他
- 毎月1日:朔旦祭
- 毎月15日:月次祭
- 庚申の日:庚申祭(開運祈願祭・開運みくじ)
日枝神社近くのおすすめ神社・寺
| 赤坂不動尊威徳寺 | ビル内に不動明王を祀る本堂。地蔵尊や紀州徳川家御祈願所の石碑などもあり。 |
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| 美喜井稲荷 | こじんまりとした猫好きにはたまらない稲荷神社。実在した猫ちゃんがお祀りされています。 |
| 豊川稲荷東京別院 | 縁切りで有名な叶稲荷尊天と良縁を授ける愛染明王。境内にはたくさんの狛狐が鎮座。 |
日枝神社近くのおすすめグルメ
| スパイス バル ヤラダモン | 地下にある、沖縄メニューとオリジナルスパイスの料理店。 |
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