小山八幡神社(読み方はこやまはちまんじんじゃ)
小高い丘(古墳跡)の上に境内があるため「小山」と呼ばれ、地名の由来にもなっています。
その眺めの良さから、品川百景にも選ばれているほど。
近くに鎮座する三谷八幡神社は小山八幡神社から分祀されたと伝わっており、毎年9月第1日曜に斎行される例大祭は合同でおこなわれています(小山両社祭)。
また、荏原七福神の大國天を祀っています。

目次
・歴史とご祭神・ご利益
・鳥居
・社殿
・稲荷社
・甲子神社
・御朱印・お守り・おみくじ
・荏原七福神めぐり
・アクセス
・主な行事・お祭り
・近くにある神社・寺
小山八幡神社の歴史とご祭神・ご利益
ご祭神は、八幡信仰の「八幡さま」で親しまれている文武の神・誉⽥別尊(ほんだわけのみこと)。
そのご利益は国家安泰や産業振興、成功勝利、災難除け、厄除開運、疫病退散、家運隆昌、⼦孫繁栄、交通安全など。
1030年(長元3年)に、源頼信(みなもとのよりのぶ)がこの地に誉田別尊(応神天皇)を奉斎されたのが始まりと伝えられています。
源頼信は平安時代中期の武将で河内源氏の祖。
藤原道長に仕えた道長四天王の一人(他は平維衡・平致頼・藤原保昌)でもあります。
当社の別当寺は、現在も隣接する日蓮宗の摩耶寺。
日蓮宗は妙見信仰(妙見菩薩)との繋がりが強いことからも、江戸時代になると妙見菩薩(妙見神)を合祀。
「妙見八幡宮」と称されていました。
延宝・元禄年間には氏子間で宗教上の軋轢が発生し、三谷地区に古くから鎮座していた出世稲荷大明神の境内に八幡神像を分祀。
これが現在の武蔵小山総鎮守の三谷八幡神社です。
明治の神仏分離で、妙見菩薩は摩耶寺に。
創建時の八幡信仰の神社に戻ります。
小山八幡神社の鳥居
最寄り駅の東急目黒線西小山駅から徒歩8分ほどの場所に鎮座。
境内は標高35mの高台にあるため、石段もしくは横の坂道を登って。


石段を上ると、扁額「八幡神社」が掲げられた鳥居。
鳥居の先、左側に手水舎。


小山八幡神社の社殿
参道のやや斜め右側、東向きに鎮座する社殿は、2024年(令和6年)に再建されたもの。
拝殿前には岡崎現代型の狛犬。
社殿の正面には神楽殿があり、各種奉納を神様が拝見できる良い位置になっています。




お賽銭箱には自祓いの大麻が置かれていました。
大麻を使ったお参りの仕方の案内もあるので、初めてでも安心。


社殿の左手には稲荷社と甲子神社が鎮座。


小山八幡神社の稲荷社
稲荷社には新旧そろった神狐像が置かれていました。




小山八幡神社の甲子神社
稲荷社の右隣には甲子神社(きのえねじんじゃ)。
五穀豊穣・商売繁盛・福徳円満のご利益で知られる大國天をお祀りしており、荏原七福神も担っています。
扁額には「大國主大神」。
提灯には「甲子大國天」。



小山八幡神社の御朱印・お守り・おみくじ
御朱印では、小山八幡神社と荏原七福神とあり。
各種祈願したお守りが用意されており、なかでも境内のどんぐりを使った「どんぐりお守り」は小山八幡神社ならでは。

大國主のおみくじや、ガチャガチャ式のこどもおみくじも。


小山八幡神社の荏原七福神めぐり
荏原七福神の一つで、福徳円満で財宝をもたらす大願成就の神様である大國天を祀っています。
荏原七福神めぐりでは2種類あり、オーソドックスな七福神めぐりと、イメージキャラクターを起用した七福神めぐりとあり。
福禄寿…大井蔵王権現神社
毘沙門天…東光寺
布袋尊…如来寺
弁財天…蛇窪神社(天祖神社)
恵比寿…法蓮寺
寿老人…摩耶寺
大國天…小山八幡神社
定番七福神めぐりでは、七福神名が印刷してある色紙(金色紙と白色紙とあり有料)にスタンプを。
キャラクター七福神めぐりでは、専用台紙(無料)にスタンプを押していきます。
ちなみに、スタンプを押すのは無料。
通年おこなっています。

小山八幡神社の詳細
小山八幡神社へのアクセス
- 東急目黒線:西小山駅・洗足駅より徒歩8分
- 東急大井町線・池上線:旗の台駅より徒歩13分
- 公式サイト:https://koyamahatiman.jp/
小山八幡神社の主な行事・イベント
- 1月:歳旦祭、どんと焼き
- 2月:節分祭、稲荷神社例大祭(初午祭)
- 5月:甲子神社例大祭(大國天祭)
- 6月:夏越の⼤祓
- 9月:例⼤祭(両社祭)
- 11月:新穀感謝祭(新嘗祭)
- 12月:年越しの⼤祓式、除夜祭
小山八幡神社近くの神社・寺
| 摩耶寺 | 荏原七福神の寿老人。お釈迦様の母・摩耶夫人をお祀りされています。 |
|---|---|
| 三谷八幡神社 | 「八幡さま」として親しまれる武蔵小山の鎮守様。境内には地主神の稲荷神社も祀られています。 |






