毎年7月6・7・8日に開催される「入谷朝顔まつり(朝顔市)」は、入谷鬼子母神こと真源寺(読み方はしんげんじ)を中心に開催される台東区の入谷・下谷界隈の夏の風物詩。
真源寺をメイン会場に、さかもと朝顔広場では物産展、言問通り(ことといとおり)に朝顔業者と露天商が並び、毎年約10万人の人出で賑わう一大イベントです。
入谷の朝顔は江戸時代に鑑賞用として人気になり、一時はさまざまな種類の朝顔が作られました。
末広がりの形状から縁起が良いとされ、元は薬草であることから暑い夏を無病息災で乗り切る縁起物として。
また、ツルを巻き付けて伸びていく様子から花言葉は「愛情の絆」。
恋愛運向上の縁起物にもなっています。

目次
・入谷朝顔まつりとは?
・露店の朝顔販売と混雑具合
・真源寺境内の様子と混雑具合
・真源寺の朝顔販売
・限定御朱印・限定お守り・オリジナルグッズ
・ふるさと交流物産展
・アクセス
・近くにある神社・寺
・近くのおすすめグルメ
入谷朝顔まつりとは?
入谷の朝顔が有名になったのは江戸末期の文化・文政の頃。
最初は御徒町の下級武士、御徒目付の間で盛んに栽培されていたのが、次第に入谷の植木屋でも造るようになり、その出来栄えの良さから有名に。
当時流行した朝顔は「変わり咲き」と呼ばれるもので、花粉の交配によって色々な花を咲かせ、最盛期には1000種類もの朝顔があったほど。
その不思議な美しさが一大ブームとなり、江戸情緒豊かな夏の風物詩になりました。
ところが、世の中の情勢が悪くなってきたことから次第に姿を消し、変化朝顔から現在の円形の朝顔が主流に。
戦後の1948年(昭和23年)、地元有志と下谷観光連盟の協力から復活し今に至ります。

朝顔まつりの開催日は、曜日に関係なく例年7月6・7・8日の3日間。
メインの朝顔市に関しては早朝5時から21時ぐらいまで営業しており、屋台や物産展などは店舗毎に異なります。
また、雨天でも開催されていますが、荒天の場合は中止。
開催状況については公式サイトや公式SNSなど随時お知らせされています。
ちなみに遠方で来れない、持って帰るのが難しいといった場合は、購入後に宅配サービス(ヤマト運輸)を利用するか、公式通販サイトで購入する(数量限定)こともできます。

露店の朝顔販売と混雑具合
朝顔まつりに向かう前に日本橋にいたのですが、そこでも入谷朝顔まつりの朝顔を持っている方がチラホラ。
13時ごろに入谷駅に到着すると、朝顔を手に地下鉄線に乗り込む方の姿が多数と、その人気ぶりがうかがえます。
最寄り駅の東京メトロ日比谷線入谷駅2番出口から出ると、「入谷 朝顔」と書かれた提灯が掲げられ、言問通りの両サイドには朝顔業者と屋台グルメがズラリと並び壮観。



屋台グルメの方は、夕方からの歩行者天国になってからが本番なのか、まだ準備態勢でのんびりムード。
屋台グルメを楽しむなら夕方の歩行者天国になる時間帯を狙った方がいいですね。
一方、朝顔の業者さんの方は声が飛び交うなど賑やか。
まだ歩行者天国化されていないので、朝顔の露天商が並ぶ通りは進むのが困難な混雑具合でした。

朝顔の品種では、1つの鉢に4色の花が咲く人気品種「四色大輪咲き」が多くみられ、茶褐色の花が珍しい希少品種「団十郎」、深い切れ込みの入った羽衣状の「ルコー朝顔」などもあり。
時間的にも朝顔の花は閉じているのがほとんど。
咲いている状態で選ぶなら、朝一で来るのがよさそうです。

すでに完売しているところもありました。
ちなみに、最終日の3日目午前中には完売店が続出だったそうです(2026年)。

真源寺境内の様子と混雑具合
メイン会場となっているだけあって、真源寺境内は多くの参詣者で混雑。
特に、お線香をお供えする方が多いことからも、煙がもくもく。
瞬く間に香炉がいっぱいになるので、すぐにお線香は取り除かれていました。
また、日朝上人坐像やお地蔵様のところにもお線香がズラリ。




普段は閉まっている本堂の扉が御開帳。


また、福禄寿堂も御開帳され、中に安置されている福禄寿尊のお姿が。
ころんとした丸い体形でかわいい(2頭身!?)。
向かって右下にも福禄寿尊像が置かれていました。


真源寺の朝顔販売
境内の奥にも朝顔の棚。
円筒形に組んだ、あんどん仕立ての朝顔です。
購入した朝顔にはご祈祷済みの護符が付いてくることも入谷朝顔まつりならでは。
アサガオはその形が末広がりで縁起がいいとされているだけでなく、薬草として伝来したした花。
暑い夏を無病息災で過ごせる縁起物として親しまれています。
こちらも、3日目の最終日午前中には完売。



また、郵便局のオリジナル フレーム切手「入谷朝顔まつり」や、喜田家のきびだんごも販売されていました。


朝顔まつり限定御朱印・限定お守り・オリジナルグッズ
書置きの限定御朱印(数量限定)と、身体健全・念願成就のご利益がある朝顔の造花がついたお守り(大・小)が頒布されていました。
授与の際には、火打ち石を打ってから渡してくださいます(ありがたし!)。


Tシャツや手ぬぐいなどのオリジナルグッズの販売も。
記念にいいですね。




無料でうちわと朝顔まつりのパンフレット、下谷おさんぽマップが配布されていました。
これは助かります!

朝顔まつりのふるさと交流物産展
入谷鬼子母神に隣接するさかもと朝顔広場では、自治体や下谷地区の店舗による物販「ふるさと交流物産展」が開催されていました。
ご当地グルメやレアなお土産がズラリ。
また、ヤマト運輸による宅配サービスの対応窓口もこちらにありました。





真源寺の詳細
真源寺へのアクセス
- 東京メトロ日比谷線:入谷駅より徒歩2分
真源寺近くのおすすめ神社・寺
| 小野照崎神社 | 「男はつらいよ」の寅さんも!断ち物祈願による願掛けで有名。 |
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| 英信寺 | 本堂は鐘では無く数珠。下谷七福神三面大黒天(大黒天、弁財天、毘沙門天の三面のお顔)は必見。 |
| 法昌寺 | たこ地蔵や入谷七福神毘沙門天(下谷七福神巡り)で有名な寺院。 |
| 三島神社 | 雷井戸の伝承のよる「不落祈願」や「不落守」で有名。境内には火除稲荷社が鎮座。 |
| 元三島神社 | 「三島さま」として知られ正岡子規ゆかりの地。定期的に変わる手花水と御朱印も。 |
| 秋葉神社 | 「秋葉原」の由来となった神社。鎮火三神を祀り、11月には火渡り神事(鎮火祭)を斎行しています。 |
| 寛永寺開山堂(両大師) | 寛永寺の開山・慈眼大師天海大僧正と慈恵大師良源大僧正を祀る、厄除け両大師。 |
真源寺近くのグルメ
| 喫茶トロント | 昭和の大スター西城秀樹さんも通った純喫茶。芸能人のサイン色紙も多数あり。 |
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