微妙庵(読み方はみみょうあん)は池上本門寺の境内外。
摩訶不思議な縁起がある「海中出現の毘沙門天」を祀るスピリチュアルなパワースポットで、池上七福神の一つでもあります。
毘沙門天の使いの虎にちなみ、寅の日の参拝は特におすすめ。
特に節分後の初寅の日には初寅祈祷会を斎行しており、この日にご祈祷を受けられた方には大トラ・福寅が授与されています。
また、境内には「イボ取り観音」と呼ばれる馬頭観音も安置されており、こちらは都内唯一のものです。

目次
・歴史とご本尊・ご利益
・山門・境内
・本堂
・イボ取り観音
・池上七福神
・アクセス
・主な行事・お祭り
・近くにある神社・寺
微妙庵の歴史とご本尊・ご利益
ご本尊は、スピリチュアルな伝承がある毘沙門天。
厄除けと学問の神様です。
1773年(安永2年)、小原甚助(15歳)が船中の中から海中に光輝く仏像を見つけて拾い、そのまま家主の物置においたままにしたところ、主人の木原市之助が原因不明の高熱で倒れてしまいます。
占い師から「汝の家にその因あり」と告げられたことで仏像を拾ったことを思い出し、仏像を床の間に安置し法華経を読誦したところ熱が下がりました。
感謝の気持ちからその後も唱題を続けたところ「吾れ、数年、荒波にもまれ、鉾と宝塔を失えり」と夢告を受けます。
そこで、池上本門寺第三十世日利上人にて開眼し、微妙庵にて格護されるようになりました。
商売繁盛・家内安全・当病平癒・学業成就・万事必勝などさまざまな御利益があると言われており、2月の節分後の寅の日には誰でも参加できる初寅祈祷会を斎行しています。

そんな微妙庵の創建は1689年(元禄2年)。
安詳寺(あんじょうじ)第ニ世教善院日悟法師(きょうぜんいんにちごほっし)が、小原七郎左ヱ門から土地の寄進を受けて教善坊を建立したのが始まりです。
もとは蓮沼ちかくにありましたが、1751年(宝暦元年)に現在の地に移転。
微妙庵と改称しました。
微妙庵の山門・境内
池上通りから交差点を入ったところに鎮座。
石柱門には「微妙庵 毘沙門天」。
反対側には「日蓮宗微妙庵 池上七福神めぐり」と書かれた柱。


山門の正面には本堂があり、左側に地蔵尊と馬頭観音の小さなお堂があるこじんまりとした境内です。

微妙庵の本堂
1969年(昭和44年)に再建された本堂内には、本尊の毘沙門天像が安置されています。
ご朱印は本堂内でいただけます。
ご首題と毘沙門天の2種類です。

本堂前左側にはおみくじ。


微妙庵のイボ取り観音
本堂向かって左側にある小さなお堂には、左側に地蔵像、右側に馬頭観音の石祠。
馬頭観音は「イボ取り観音」と呼ばれており、都内ではここだけとか。

微妙庵の池上七福神
微妙庵に祀られている毘沙門天は、池上七福神の一つ。
池上七福神は1981年(昭和56年)、日蓮聖人七百年遠忌を記念して作られた七福神です。
色紙は各お寺で500円で販売しており、各寺院で設置されているスタンプを押印します。
布袋尊…曹禅寺
毘沙門天…微妙庵
大黒天…本光寺
弁財天…厳定院
福禄寿…本成院
寿老人…妙見堂
恵比寿…養源寺
微妙庵の詳細
微妙庵へのアクセス
- 東急池上線:池上駅より徒歩7分
- 公式サイト:https://honmonji.jp/
微妙庵の主な行事・イベント
- 2月:初寅会(節分後の寅の日)
- 11月:お会式(夜:万灯練供養)
- 毎月17日:微妙庵題目講
微妙庵近くの神社・寺
| 池上本門寺 | 日蓮聖人ご入滅の霊場であり、700年余り法灯を護り伝える日蓮宗大本山。 |
|---|---|
| 徳持神社 | 足つぼマッサージ「健康歩道」がある朱塗りの社殿が綺麗な神社。稲荷神社も鎮座。 |
| >池上鬼子母神堂 | 日蓮宗の祈祷本尊である鬼子母神を御本尊とする日蓮宗寺院・嚴定院の別院。 |
| 本成院 | 観音堂が併設されている池上本門寺の旧塔頭支院。池上七福神の福禄寿。 |
| 曹禅寺 | 池上七福神の布袋尊。石塔や岩、砂利で構成された枯山水風の庭園が見事。 |






