神奈川県藤沢市にある感応院(読み方はかんのういん)は、開基は鎌倉幕府3代将軍源実朝と伝えられている高野山真言宗寺院。
相模国準八十八ヶ所霊場めぐりの一番札所でもあります。
正式名称は「三島山 瑞光寺 感応院(さんざん ずいこうじ かんのういん)」。
本堂と境内には弘法大師像が安置されている、藤沢宿でも古い寺の一つです。
また本堂右奥には、自由に回転する珍しい造りの社に祀られた三島明神が鎮座しています。
藤沢七福神の寿老人を担っていることから、普段は静かな境内ですが、お正月の藤沢七福神めぐりの際には多くの参詣者で賑わいます。

目次
・歴史とご本尊・ご利益
・境内
・本堂
・三島神社
・藤沢七福神
・アクセス
・近くにある神社・寺
・近くのおすすめグルメ
感応院の歴史とご本尊・ご利益
山号は三島山。
寺号は瑞光寺。
宗派は高野山真言宗。
ご本尊は不動明王。
1218年(建保6年)に創建したと伝わる藤沢宿でも古い寺院の一つで、その開基は源実朝、開山は道教といわれています。
1609年(慶長14年)に壇林所(仏教学研究所)に指定され、1649年(慶安2年)には朱印地を賜り末寺が14もある大寺院でした。
感応院の山門
藤沢駅北口から徒歩15分ほど歩き、旧東海道から入った小道の先に鎮座。
住宅地の奥にひっそりと佇み、滝川橋を渡った参道には薬医門。


感応院の境内
山門をくぐると、正面に本堂。
その前には弘法大師修行像。
そして、右手に鐘楼、その奥に三島神社。
鐘楼の屋根はボロボロで、今にも崩れ落ちそうになっていたのが印象的でした。


感応院の本堂
本堂前には相模国準四国八十八箇所二十三番の弘法大師石像。
石像の足元には「土佐国」「伊予国」「阿波国」「讃岐」の地名入り。



不動尊の扁額がかかった堂内には、相模国準四国八十八箇所一番の木造弘法大師像と、藤沢七福神の寿老人が祀られています。


感応院の三島神社
感応院の本殿前を右に曲がった先には、感応院の建立より前の1193年(建久4年)に建てられた三嶋神社。
源頼朝が富士の裾野で狩りを催した時、旅の厄除けとして伊豆の三島大社から勧請されました。
感応院建立後は感応院の鎮守として大切にされてきました。


三嶋大明神を祀ることからか、お堂の前には鳥居。
扁額には「三嶋大明神」。
一間四面(いっけんしめん)、宝形造のお堂は自由に回転できるようになっている珍しい仕様。
堂は亀腹基壇の上に載り、四隅の取っ手を押すことで360°回転する構造になっているそうです。
神仏融合時代の名残ともいえる建物で、まさにお寺の輪蔵。
回転させることで利益があるということでしょうか。
軸が変形したため閉鎖中でしたが、登り龍・降り龍の彫刻は素晴らしかったです。


感応院の藤沢七福神
1月のイベントととして賑わう藤沢七福神。
2026年は1月7日から31日まで開催されました。
2025年までは紙でのスタンプラリーがおこなわれていましたが、2026年はデジタルスタンプラリーもしくはオリジナル色紙(有料)への押印。
デジタルスタンプラリーは、各社寺に掲示された二次元コードをスマートフォンで読み取ります。
藤沢七福神は以下の寺社に鎮座。
9箇所あるのは、毘沙門天が白旗神社と龍口寺、弁財天が遊行寺(2024年から加入)と江島神社で重複しているから。
ご利益だけならどらか一方の参拝でOK。
スタンプラリーコンプリートには全て回ることが必要です。
恵比寿…鵠沼皇大神宮
布袋尊…養命寺
毘沙門天…白旗神社、龍口寺
弁財天…清浄光寺(遊行寺)、江島神社
大黒天…藤澤諏訪神社
寿老人…感応院
福禄寿…常光寺
感応院の詳細
感応院へのアクセス
- 各線:藤沢駅より徒歩15分
- 小田急江ノ島線:藤沢本町駅より徒歩18分
感応院近くの神社・寺
| 藤澤諏訪神社 | 清浄光寺(遊行寺)に近い、道路を渡った先にある神社。拝殿、手水舎の彫刻は必見。 |
|---|---|
| 清浄光寺(遊行寺) | 700年の歴史を誇るお寺。広大な敷地に木造の本堂、複数の社殿とあります。 |
| 宇賀神社 | 清浄光寺(遊行寺)の敷地内にある神社。銭洗いもでき、鯉が優雅に泳ぐ美しく整えられた境内です。 |
| 舩玉神社 | 乗船成就海上守護の願いにより勧請された神社。 |
| 金砂山観音堂・鼻黒稲荷大明神 | 遊行寺の近く、高台に鎮座。女性の信仰が深い歴史ある金砂山観音の本堂、鼻黒稲荷大明神の社があります。 |
感応院近くのおすすめ喫茶・カフェ・食事処
| 北海道キッチンYOSHIMI | 藤沢駅ビルにあるオシャレな北海道料理店。人気メニューはローストビーフ。 |
|---|---|
| 七宝麻辣湯 藤沢店 | 美容健康・医食同源をコンセプトにした薬膳スープ春雨「麻辣湯(マーラータン)」専門店。 |






