東京都江東区にある長専院(読み方はちょうせんいん)は、すぐ近くにある霊巌寺の元別院であったとされる浄土宗寺院。
ご本尊の阿弥陀如来と、通称「深川の出世不動尊」と呼ばれるお不動様を祀るスピリチュアルなパワースポットです。
その昔、困難を極めていた霊巌寺の工事を完成に導いたことから、仕事運向上や出世開運、事業成功のご利益があると信仰されています。

目次
・ご本尊・ご利益
・歴史
・山門
・本堂
・不動堂
・御朱印
・アクセス
・近くにある神社・寺
長専院のご本尊・ご利益
宗派は浄土宗。
院号は長専院。
寺号は不動寺。
ご本尊は阿弥陀如来。
75.6cmの像高、眼は水晶をはめこんだ玉眼の寄木造り。
三尺阿弥陀と称される来迎形式の阿弥陀如来立像です(江東区指定有形文化財に指定)。
隣接する不動堂には、困難を極めた工事をスムーズに進めた出世不動尊。
出世・成功のご利益があると信仰され、通称「深川の出世不動尊」と呼ばれています。

長専院の歴史
開基は德川四天王の一人、榊原康政(さかきばらやすまさ)の孫の榊原忠次(さかきばらただつぐ)。
開祖は命誉円寿(みょうよえんじゅ)。
創建のきっかけは、近江三井寺の不動堂の住職・期妙が、ご本尊の不動尊像から「手助けをしたいので江戸に連れて行くように」と夢告をうけたことから。
湿地帯の埋め立てに難儀していた霊巖寺の工事中にお堂を建て、お不動様を安置したところ、工事も順調に進み無事に完成。
その後も不動寺に安置し、霊巌雄誉上人によって「出世不動」と命名されました。
関東大震災後、長専院と合併。
以来「深川の出世不動」として親しまれ今に至ります。
長専院の山門
東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線清澄白河駅より徒歩3分ほどの場所に鎮座。
霊巌寺の山門正面近くにある山門は、本堂前と不動堂前の二ヶ所。


長専院の本堂
本堂は右側。
本堂前が表参道になり、正式な入り口になるようです。
真正面に本堂があり、左側には竜頭がある梵鐘が置かれていました。



長専院の不動堂
本堂の左側に不動堂。
提灯が掲げられた山門には、赤い文字で「出世不動尊」と刻まれています。
すぐ正面に不動尊のお堂があります。

朱塗りの不動堂には、ちょっと珍しい蛙股。
両サイドには眷属の制吒迦童子と矜羯羅童子のレリーフが。
お賽銭は柵の内部にあり、ちょっと離れています。





長専院の御朱印
寺務所は本堂と不動堂の間。
御朱印はこちらでいただけますが、出世不動尊の御朱印のみのようです。
長専院の詳細
長専院へのアクセス
- 東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線:清澄白河駅より徒歩3分
長専院近くの神社・寺
| 霊巌寺 | 松平定信公の墓所がある寺院。江戸六地蔵、山門上部の阿弥陀様など見どころが多いです。 |
|---|---|
| 雲光院 | 徳川家康公の側室・阿茶局のお墓がある浄土宗寺院。多数のマスコットも。 |
| 龍光院 | 御本尊の阿弥陀如来と七福神の毘沙門天を祀る浄土宗寺院。境内の「二河百道」は必見。 |
| 円珠院 | 深川七福神の大黒天尊。大黒天の掛軸や木造の大黒天、破顔大黒天とあり。 |
| 浄心寺 | 江戸十祖師のひとつ日蓮宗の寺院。境内には和合稲荷神社も鎮座。 |
| 深川稲荷神社 | 深川七福神の布袋尊。住宅地の一角にあるお稲荷様です。 |






