【鎌倉】源頼朝の狩猟稽古を再現!鎌倉宮の古式ゆかしい草鹿神事

スピリチュアルなパワースポット鎌倉宮では、5月5日の子供の日(端午の節句)に草鹿神事(読み方はくさじししんじ)を斎行しています。

1193年(建久4年)、源頼朝がおこなった軍事訓練(富士裾野の巻狩り)の際に、草を束ねて鹿の形を作り稽古したのが起源。
2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも巻狩りのシーンがありました。

草鹿神事では、烏帽子・直垂姿の射手が候言葉を交わしながら、古式にのっとり、鹿の形をした的に向かって矢を放ち点数を競い合い、勝ち組の大将には「菖蒲」が授与されます。

当日の午前中には公開稽古もおこなわれ、本番は2時間近い神事となっています。

鎌倉宮 草鹿神事





目次
鎌倉宮の草鹿神事とは?
公開稽古
草鹿神事本番
その他見どころ
御朱印・お守り・おみくじ
アクセス
主な行事・お祭り
近くにある神社・寺
 

鎌倉宮の草鹿神事とは?

草鹿とは、鹿の形に作った弓の的のこと。

草鹿神事の起源は、1193年(建久4年)に源頼朝がおこなった大規模軍事訓練。

富士裾野の巻狩り」と呼ばれる、鹿や猪などが生息する狩場を多人数で四方から取り囲み、囲いを縮めながら獲物を追いつめて射止める狩猟で、外すことも多かったことから鹿の形の的を作って稽古したこととされています。

ちなみに、源頼朝が巻狩りの際に富士山本宮浅間大社に流鏑馬を奉納。
そのことから、春の桜花祭の行事の一つとして「草鹿の巻(くさじしのまき)」がおこなわれています。

 

草鹿神事では、4人1組で的となる草鹿に向けて弓を放ち点数を競います。

とはいえ、ただ当たればいいというものではなく、弓を射る姿勢や当たった場所なども加味されることからも、この判定の過程も見どころの一つとなっています。

ちなみに、判定に不服のある場合は審判と射った人で古式に則って判定をおこないます。

的となるのは、24の白い星が入った革製の鹿のぬいぐるみ。

青い布が下がった前に置かれて、なかなかふっくらとふくらみが…。
かわいいというか、なんというか…目がいい感じです。

鎌倉宮 草鹿神事

 

鎌倉宮の草鹿神事公開稽古

午前中は会場設営と試射、公開練習がおこなわれています。

公開練習とはいえ、本番とほぼ同じ流れで一通り行われるのでけっこうな時間。
1時間ほどでしょうか。

ちなみに、本番は2時間あるかないかとなかなかの長さ。

会場は拝殿向かって右側で行われることもあれば、左側で行われることもあると、年によって異なります。
2026年は向かって右側で開催されていました。

鎌倉宮 草鹿神事

鎌倉宮 草鹿神事

鎌倉宮 草鹿神事

 

鎌倉宮の草鹿神事本番

草鹿神事の開始時間になるとほら貝が吹かれ、神職や射手の方がお祓いを受けて拝殿の方へ。

宮司による祝詞奏上などの神事が終わると、草鹿神事の会場に移動し草鹿神事が始まります。

ゴールデンウィーク中ということもあり、両サイドには参拝者がズラリ。

草鹿が開始される前にもお祓いがおこなわれ、弓を射る人がひざまずいて待機している様子は、まるで当時の様子をみているよう。

 

草鹿神事では各組4人が点数を競い合い、最後に各組の大将が登場します。
特殊なルールですが、解説が入るので初めてでもわかりやすい。

ピンと張りつめた雰囲気の中、弓を射る時の佇まいはほれぼれとし、空気を切り裂く弓の音が気持ちよい。

男性だけでなく女性の方もいるのがカッコいい!!

鎌倉宮 草鹿神事

鎌倉宮 草鹿神事

 

勝組の大将には、魔除けの力があるとされる菖蒲が授与。

これで一連の草鹿神事は終了となります。




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鎌倉宮のその他見どころ

草鹿神事は2時間近くとなかなかの長さなので、合間に境内を散策するのもおすすめです。
鎌倉宮には魅力的な見どころがたくさんあります。

拝殿での参拝は言わずもがなですが、摂社の持明院南御方にも是非参拝したいところ。

護良親王が幽閉されていた時、身の回りのお世話をされた方です。

鎌倉宮 南方社

 

拝殿向かって右側にある、村上彦四郎義光公を模した「撫で身代りさま」は、体の痛む部分を撫でることで身代わりとなってくれます。

鎌倉宮 撫で身代りさま

 

源氏門のところに鎮座する大国天様と恵比寿様のところでは、大きな打ち出の小槌を振ってご加護を。

鎌倉宮 大国天様と恵比寿様

 

厄割り石(やくわりいし)では、素焼きの小さいお皿「かわらけ」に息を吹きかけて厄をのせ、思いっきり割りつけます。

嫌なことも(気持ち的に)すっきり!

鎌倉宮 厄割り石

鎌倉宮 厄割り石

 

たくさんの獅子頭守りと社務所の大絵馬と張り子の虎は記念撮影にもピッタリです。

鎌倉宮 獅子頭守り

鎌倉宮 獅子頭守り

鎌倉宮 大絵馬と張り子の虎

 

鎌倉宮の御朱印・お守り・おみくじ

この日、お守りやおみくじは参拝者無料休憩所で授与されていました。

鎌倉宮のおみくじといえば、新古今和歌集から選出した和歌に現代語訳と解説を添えた手作りのおみくじ「うたみくじ」が有名。

こちらは大吉の上にさらに「大大吉」と「上大吉」があり、なんと「向大吉」や「末大吉」「半大吉」「成大吉」「素直大吉」「癒し大吉」など、さまざまな大吉がある珍しいおみくじです。

鎌倉宮 和歌みくじ
よりによって凶!?

鎌倉宮 うたみくじ

 

御朱印は参道左側、草鹿神事がおこなわれている反対スペースにて対応されていました。

いつもながら、優柔不断には厳しい御朱印の種類が豊富。
しかも、サンリオのお守りだけでなく切り絵御朱印もありました。

鎌倉宮 草鹿神事 授与所

鎌倉宮 御朱印

鎌倉宮 御朱印

 




鎌倉宮の詳細

鎌倉宮へのアクセス


鎌倉宮の主な行事・お祭り
  • 1月:歳旦祭、御神楽始式、元始祭、若菜神事、昭和天皇祭、古札焼納祭、御粥神事、孝明天皇祭
  • 2月:節分祭、紀元祭、祈年祭、天長節祭
  • 3月:南方祭、建武中興記念祭、春季皇霊祭遥拝式
  • 4月:村上祭、神武天皇祭、明治天皇行幸記念祭、昭和祭
  • 5月:草鹿神事
  • 6月:列格記念祭、凱旋祭、夏越大祓式
  • 7月:七夕祭、御鎮座記念祭、護良親王祭、明治天皇祭
  • 8月:例祭前夜祭、例大祭、例祭後鎮祭
  • 9月:重陽神事、秋季皇霊祭遥拝式
  • 10月:神嘗祭遥拝奉祝祭
  • 11月:明治節祭、摂社例祭、新嘗祭
  • 12月:神札頒布式、地久節祭、煤払式、平成祭、大正天皇祭、年越大祓式、除夜祭
  • 毎月1日:月首祭
  • 毎月20日:月次祭

鎌倉宮近くのおすすめ神社・寺
荏柄天神社 三天神社の一つ。受験合格にまつわる祈祷やお守りが充実しており、かっぱ筆塚・絵筆塚など見どころも。
二階堂亀ケ渕・三寳稲荷 永福寺跡がある亀ケ渕の谷戸に古来より鎮座する、竹林に囲まれた小さな神社。
覚園寺 北条義時が建立し、足利氏の庇護も受けた大倉薬師堂があるお寺。仏像や黒地蔵など見どころが多いです。
杉本寺 長い階段がある鎌倉最古の寺。苔のある階段や山門と長い歴史が感じられます。




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