「え、こんなところに!?」と誰もが驚くであろう、見つけにくい場所に鎮座している日本橋の出世稲荷神社。
やっとのことで初参拝を済ませても、次に迷わずに参拝できるかいささか不安を感じさせるほどのアクセスの悪さがあります。
まさに迷う事必須ともいえる神社!
その変わった場所からも参拝者は少ないように思えますが、商店関係者や芸能関係者が出世祈願に訪れている神社なのだとか。
なんと、初代市川團十郎が毎日お参りしていた由緒ある神社です。

目次
・歴史とご祭神・ご利益
・行き方
・参道
・鳥居
・社殿
・アクセス
・近くにある神社・寺
出世稲荷神社の歴史とご祭神・ご利益
ご祭神は、京都の伏見稲荷より分霊した宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)。
五穀豊穣や商売繁盛などさまざまなご利益で知られている神様ですが、こちらの出世稲荷神社では初代市川團十郎の実績から出世のご利益で有名となっています。
その創建は1617年(元和3年)。
北条家の浪人数名の仮家敷内に、京都伏見稲荷の御祭神を分霊して祀ったことが始まり。
江戸時代、歌舞伎役者の初代市川團十郎が毎日参拝し名をあげたことから出世稲荷神社と呼ばれるようになり、商店や芸能関係者が出世祈願によく訪れるようになりました。
現在はマンションの敷地内に鎮座し、近隣にあった岩代稲荷神社も合祀されています。
出世稲荷神社の行き方
最寄り駅は東京メトロ日比谷線・都営浅草線人形町駅。
出世稲荷神社はちょっとわかりにくいところにあり、社殿の姿も見えないのでよけいに見つけにくい。
地図をみながらですし都会にあるわけですから、見つけられないわけがないと思っていたのですが…。
歩けども歩けども神社らしきものが見当たらない(汗)。
まさか「呼ばれた人しかたどり着けない神社」なのかなと思うほどでした。
なんとかたどり着いた時には心底ホッとすると同時に、その入り口に「そりゃ見つけにくいわぁ」と納得したものです。
路地を少し入ったところに立つ、朱色の幟が目印。
有料パーキング「パラカ 日本橋堀留町第3」からもチラリと見えますので、こちらを目印にしてもいいですね。



出世稲荷神社の参道
出世稲荷神社はマンションの内部にあり、参道はマンションの共有通路!
入り口に幟が立ち、自転車がズラリと並ぶ通路を通っていきます。

出世稲荷神社の鳥居
突き当りに鳥居。
手水舎もある小規模なスペースの境内で、鳥居をくぐったすぐ右側に社殿。
左側には探し歩いているときに見た有料パーキングと、城の普請の際に唄われた木遣節を讃える塚「木遣り塚」もありました。



出世稲荷神社の社殿
関東大震災で社殿が焼失。
現在の社殿は、椙森神社の拝殿を取り壊した際の杉材を使い再建されています。
日が当たらない場所なので、昼でも明りが付いており、社殿内の大きな提灯にも明りが。
なんだか異世界に来たような雰囲気を醸し出しています。

お賽銭は向かって右の賽銭口から。
岩代稲荷神社が合祀されており、「出世稲荷大明神」と「岩代稲荷神社」の扁額が並んでいます。
お手入れはされていますが社務所はなく、御朱印やお守りなどはないようです。



出世稲荷神社の詳細
出世稲荷神社へのアクセス
- 東京メトロ日比谷線・都営浅草線:人形町駅より徒歩4分
出世稲荷神社近くの神社・寺
| 椙森神社 | 江戸三森、恵比寿神を祀る日本橋七福神の一つ。宝くじ祈願で有名な「富塚」があります。 |
|---|---|
| 三光稲荷神社 | 失せ猫祈願で有名な神社。御朱印は近くのお化粧品店でいただけます。 |
| 大観音寺 | 江戸三十三観音札所の三番目の寺院。本尊は鉄造菩薩頭で、茶吉尼天様と韋駄天尊も祀っています。 |
| 小網神社 | 強運厄除けの神様が祀られています。木彫りの龍2体は必見。銭洗弁天と福禄寿の像があります。 |






