蒲田八幡神社(読み方はかまたはちまんじんじゃ)は、古くから霊験あらたかな聖地として崇敬されているスピリチュアルなパワースポット。
薭田神社の分社として創建し、2000年(平成12年)には御鎮座四百年祭を斎行している古社です。
境内末社に天祖神社と満願火伏稲荷神社。
兼務社に薭田神社(ひえだじんじゃ)・椿神社・北野神社・女塚神社(おなづかじんじゃ)・御園神社があります。
本務社の御朱印は特徴的な字体に鳳凰をモチーフにした金印で、兼務社もそれぞれの由来がモチーフになったデザインで非常に人気が高いです。

目次
・歴史とご祭神・ご利益
・鳥居・境内
・満願火伏稲荷神社
・社殿
・天祖神社
・御朱印・お守り・おみくじ
・アクセス
・主な行事・お祭り
・近くにある神社・寺
・近くのおすすめグルメ
蒲田八幡神社の歴史とご祭神・ご利益
御祭神は、応神天皇こと誉田別命(ほんだわけのみこと)。
そのご利益は、武運・勝運・殖産興業(商売繁盛)・学問・母子(安産子育)・厄除開運などです。
創建年数は不詳。
古墳時代の小円墳(蒲田八幡神社境内古墳)が発見された事や言い伝えなどから1600年(慶長五年)創建として、2000年(平成12年)に御鎮座四百年祭が斎行されています。
慶長年間に蒲田村が分村し、蒲田村は北蒲田村となり、分村した村が新宿村に。
新宿村の鎮守として創建。
当初は新宿八幡神社と呼ばれていました。
分村の際に、蒲田村鎮守とされていた薭田神社より勧請して創建。
神体三座(行基作)の一つである春日の像一体をお祀りしていましたが、神仏分離により春日の像は別当寺の妙安寺に移され、その後の戦災によって焼失しています。
1949年(昭和24年)に「蒲田八幡神社」に改称されました。

蒲田八幡神社の鳥居・境内
京急本線京急の蒲田駅西口から近い場所に鎮座。
京浜東北線・東急多摩川線・池上線の蒲田駅東口からも徒歩圏内です。
広くとられた入り口には、朱色の鳥居と社号碑「蒲田八幡神社」。


大鳥居の先には広々とした境内。
まっすぐ伸びる参道の先には社殿、右側に神輿庫がズラリ。
安置されている宮神輿は台座が二尺五寸の大神輿で、例大祭では氏子地域をはじめJR蒲田駅前や京急蒲田周辺、商店街のアーケード内を神輿渡御。
神輿振りで有名です。
左側には手水舎・満願火伏稲荷神社・社務所が。



蒲田八幡神社の満願火伏稲荷神社
参道左側に鎮座するのは、古くから境内に鎮座する満願火伏稲荷神社(まんがんひぶせいなりじんじゃ)。
ご祭神は、農業の神で伏見稲荷大社を総本社とする稲荷大神(宇迦之御魂大神)。
「農地=財産」であったことから財産の守護神、商売繁盛の神としても有名です。
また、大規模な城南大空襲での焼失を免れたことから、火災予防のご利益でも有名です。
社殿前の一対の神狐像は金網で保護。
現社殿の中には、戦禍を免れた旧社殿が納められています。


蒲田八幡神社の社殿
拝殿前には、1941年(昭和16年)に奉納された一対の狛犬。
大きくどっしりとした大宝神社型で、鬼のような顔つきでありながら親しみを感じるユニークな顔立ちをしています。
また、吽形の頭には前後に分かれた角があります。



旧社殿は東京大空襲によって焼失。
現社殿は1958年(昭和33年)に再建された鉄筋コンクリート造。
八幡信仰の社殿にみられる、2棟の建物を前後に連結させてひとつの社殿とした八幡造。

蒲田八幡神社の天祖神社
本社向かって右側には境内社の天祖神社。
1910年(明治43年)に、蒲田八幡神社の近くにあった「お伊勢の森(現・蒲田4-24)」より遷座しました。


1787年(天明7年)奉納の鳥居の先には、1878(明治11年)に奉納された狛犬。
なんと阿吽ではなく阿阿?
両方が子連れ(子持ち)で、特に尻尾の、細部にまでこだわった彫りが素晴らしい。
子獅子の尻尾はかわいらしい!!




御祭神は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)と日本武尊(やまとたけるのみこと)です。
日本武尊は景行天皇の皇子で、九州をはじめ出雲国・東国を平定した武の神。
また応神天皇の祖父でもあり、死後に白鳥になって飛び立ったことから酉の市で有名な鷲神社の祭神(商売繁盛の神)としても有名です。

蒲田八幡神社の御朱印・お守り・おみくじ
御朱印やお守りなどは、参道沿いの社務所で。
蒲田八幡神社の通常御朱印には、神輿に取り付けられている鳳凰をモチーフにした金印と、御由緒を表す印判「新宿村 ひえだ森から 分け御霊」。
兼務社の薭田神社(ひえだじんじゃ)・椿神社・北野神社・女塚神社(おなづかじんじゃ)・御園神社も頒布されており、それらも由緒をモチーフにしたデザインになっています。
蒲田八幡神社の御朱印のみ直書き可。
兼務社は書置きとなります。
また、オリジナルの御朱印帳はなし。



お守りでは、無病息災を祈願した「錦守り」や鳳凰デザインの「勝運御守り」、健康を願う「身体強健御守り」「厄除け御守り」などさまざま。
また、社殿向かって左側には「水流し」が用意されています。
悲しい出来事や悩み事、心のモヤモヤを、水に流してすっきりと浄化します。




ちなみに、お焚き上げは専門業者に依頼。
御札・御守などに入っている神様のお御霊を抜く為の「御霊抜き」も執り行われています。
お焚き上げ料・初穂料はお気持ちで。

蒲田八幡神社の詳細
蒲田八幡神社へのアクセス
- 京急本線:京急蒲田駅西口より徒歩2分
- 京浜東北線・東急多摩川線・池上線:蒲田駅東口より徒歩9分
- 公式サイト:https://www.kamatahachiman.org/
蒲田八幡神社の主な行事・イベント
- 1月:歳旦祭・初詣
- 2月:初午祭、祈年祭
- 5月:境内末社天祖神社例祭
- 6月:夏越大祓
- 8月:例大祭
- 11月:七五三詣、新嘗祭
- 12月:年越大祓
- 毎月1・15日:月次祭
蒲田八幡神社近くの神社・寺
| 薭田神社 | 行基が彫った天照大神・応神天皇・春日大神像を祀ったのが始まり。本務社は蒲田八幡神社。 |
|---|---|
| 椿神社 | 御祭神は猿田彦命。風邪や百日咳にご利益があると言われている麻紐参りで有名。本務社は蒲田八幡神社です。 |
| 南蒲田北野神社 | 矢口村天神森に鎮座していた天神社が洪水で流れついて鎮座。諏訪神社、稲荷神社が合祀されています。 |
| 御園神社 | ご祭神は猿田彦命とと天宇受売命。また、お福神社(おしゃもじ様)・榮龍神・伏見稲荷神社も鎮座。 |
| 女塚神社 | 旧女塚村・御園村の鎮守・八幡神社が遷座し改称。新田義興に忠節を尽くし謀殺された少将局を祀る女塚霊神、稲荷神社、白山社が鎮座。 |






