3代続く荻窪のことぶき食堂の名物メニュー「ブタカラ」

荻窪で1956年創業のことぶき食堂は、現在の店主で3代目の老舗町中華食堂。
メディアでもたびたび取り上げられている人気店です。

外観は年季が入った歴史的な雰囲気を醸し出していますが、のれんやちょうちんなどはスタイリッシュ。

連日多くの腹ペコ男子と食いしん坊女子（私もそのうちの一人）が来店しています。

そんなことぶき食堂の人気メニューといえば、オリジナルのタレをかけた豚肉肩ロースの唐揚げ「ブタカラ」！

お店のロゴマークと提灯にも堂々と入っているほどです。

荻窪　ことぶき食堂

店内はカウンターとテーブル席を合わせても20席あるかないか。
テーブルや椅子なども、レトロな雰囲気があります。

壁には過去に訪れた有名人のサインがズラリ。

荻窪　ことぶき食堂　サイン色紙

メディアで紹介されるだけでなく、マンガにも登場。

「ヤングジャンプ」で連載中の「女優めし」では、主人公の女優さんが2種のブタカラ特盛にカレーまでトッピングして食べきっています。

この主人公…
意外と大食い！？
（細身なのにうらやましい…って漫画だもんね）

ブタカラは先代の店主が考案。
豚肉の薄切りに片栗粉をつけて揚げたことから命名。

ブタカラ定食には千切りキャベツ、ご飯、味噌汁、漬物がセットで付き、味付けは濃いめなのでご飯がめちゃくちゃ進みます。

ボリュームもあるので腹ペコ男子の胃袋も満足できる事間違いなしです。

そんなブタカラは2種類！

下味のスパイスが絶妙なカリカリのノーマルタイプ。
もりっと敷かれたキャベツとポン酢系ソースと一緒に食べます。

もう一つは、漬けこんだ豆板醤タレがチョイ辛の赤タイプ。

ノーマルと赤カラの両方を食べるならブタカラ特盛定食！
ただし、かなりの量です。

普通盛りはしていないので、食べきる自信がない場合は、普通のブタカラをオーダーし「追いダレでレッド追加」という方法もあります。

が！

「ブタカラ（赤）」はタレを練り込んでから揚げているので、追いダレでは味がマイルドになります。

辛みが苦手な方、マイルドな辛みでいい方におすすめです。

今回はブタカラ＆スパイスカレー盛りをオーダー。

こちらはいわゆる中華カレー。

鶏がら、豚骨、煮干し、オリジナルブレンドの削節でとったラーメンスープを使用し、具材にはダイコンやレンコンと一般的なカレーとは異なります。

ブタカラとスパイスカレーのプレートは、カレールウとブタカラの間にごはんの土手が作られている3色盛り。
ご飯はきれいな長方形に盛られていてお見事です。

サラリとした味と食感で、スコップ型のスプーンもいい感じ。

荻窪　ことぶき食堂　ブタカラとスパイスカレーのプレート

ことぶき食堂さんでは、ブタカラだけでなくアジフライ（単品で2尾）も人気。

カラリと上がったアジは身が厚く、中濃ソースもしくは醤油で食べてもいいですが、そのまま食べてもおいしいです。

荻窪　ことぶき食堂　メニュー

荻窪白山神社	商店街沿いにある神社。猫の手水や石像があり、三峰神社・稲荷神社も鎮座。
天沼八幡神社	三重の伊勢神宮を本宗とする神社。近くの公園に鎮座する天沼弁天社は境外社です。境内社に猿田彦神社があります。
荻窪八幡神社	境内には祓い門や町内神輿庫が。
妙正寺	住宅街に囲まれた日蓮宗のお寺。三代将軍徳川家光が葵の紋幕と朱印地五石を寄進した「御朱印寺」として有名。
観泉寺	今川義元の子、今川氏真公の菩提寺。桜の春、緑深き夏、紅葉の秋と四季折々の美しさがあります。