七夕飾りと蓮の花で華やか！7月の鎌倉・鶴岡八幡宮

鶴岡八幡宮では、7月1日から9日まで七夕まつりを行っています。

七夕行事は江戸時代からおこなわれており、期間中は境内（舞殿と太鼓橋）にくす玉や吹き流し、笹竹飾りなど七夕飾りが掲げられており華やか。

七夕祭神事は7日に舞殿にて執行。
巫女さんによる神楽舞が奉納されます。

また、1日から9日の間は、七夕まつり限定授与品（短冊絵馬・祈り鳩・梶の葉色紙）を受けられた方を対象に鈴掛神事をおこなっています。

午前10時から午後3時まで、巫女さんが鈴の音を掛ける諸願成就のご祈願が受けられます。

鎌倉　鶴岡八幡宮　七夕

鶴岡八幡宮の参道を抜けると、三の鳥居の奥、太鼓橋に七夕飾りが風に揺らいでいるのがみえます。
いつもの厳粛な雰囲気とはちょっと違う、華やかな雰囲気。

境内の飾りは、鶴岡八幡宮の方たちだけでなく、鎌倉市ボランティア連絡協議会も協力して制作。
鎌倉市福祉センターで4月から準備を進められてきたそうです。

鎌倉　鶴岡八幡宮　七夕

舞殿の周囲にも七夕飾り。

鈴掛神事の為なのか、舞殿には巫女さんが常駐しています。

舞殿の両サイドには、梶の葉を模した色紙や短冊型の絵馬が、色鮮やかな五色の紐に結ばれてご神前に奉納されています。

鎌倉　鶴岡八幡宮　七夕

そして、近くには「茅の輪くぐり」が。

鶴岡八幡宮では、8月の夏越祭（なごしさい）でも「茅の輪くぐり」がおこなわれています。

鎌倉　鶴岡八幡宮　茅の輪くぐり

七夕のこの時期は、境内の源平池に蓮の花がチラホラと咲き始めるので、七夕飾りと合わせて楽しめます。

源平池はいっぱいに蓮の葉が茂り、水面を覆っている様子は迫力。
まるで陸続きになったようで、いつもと雰囲気が異なります。

葉っぱも大きいけど、つぼみも大ぶり！

鎌倉　鶴岡八幡宮　ハス

蓮の花は早朝からゆっくり咲きはじめ午後には閉じてしまうので、蓮の花を楽しむなら朝早くに行くのがおすすめです。

開花時期は例年7月中旬から8月下旬頃。

「源氏の白旗」と「平家の赤旗」にちなんで、源氏池には「白ハス」が、平家池には「紅ハス」が植えられていたそうですが、現在はそうでもないようです。

訪れた日の開花状況では、平家池が白、源氏池では紅白の両方が咲いていました。

本宮・若宮	現在の鶴岡八幡宮の中心。800年以上の歴史があり、神奈川有数の観光スポットでもあります。
今宮	境内の最奥に鎮座し、後鳥羽天皇・土御門天皇・順徳天皇をお祀りしています。
白旗神社	鶴岡八幡宮の境内社。源頼朝公と実朝公をお祀りする美しい漆黒の神社です。
祖霊社	鶴岡八幡宮の氏子崇敬者の祖霊と護国の英霊が祀られています。
旗上弁財天社	源氏池の中の島に鎮座。現在の御社殿は文政年間の古図をもとに復元しています。
丸山稲荷社	鶴岡八幡宮の境内社。五穀豊穣・商売繁盛の稲荷様が祀られています。
御谷休憩所	駐車場近くにある休憩所。お団子や飲物、鳩サブレ―などのお土産等があります。

白旗神社（西御門）	御祭神は源頼朝。頼朝の御墓を守っていた法華堂跡に鎮座。勝運のパワースポットです。
巌窟不動尊	重軽石で願いを！和風ラーメンが人気の不動茶屋が敷地内にあります。
宝戒寺	御本尊は子育て経読み延命地蔵。別名「萩の寺」と呼ばれる花の名所です。

茶寮風の社	平氏池の畔に佇む、葉山の老舗料亭「日影茶屋」が監修する和風カフェ。
不動茶屋	鎌倉最古の窟堂と同じ敷地内にある隠れ家カフェ。スイーツの他、自家製ラーメンも人気です。
鎌倉かつ亭あら珠	トンカツ専門店。テイクアウトのお弁当も人気。
朝ごはん	6時半から9時までの和定食の朝食専門店。
喫茶モア	古風なヨーロピアン風喫茶店。リーズナブルなランチ。
カフェ久時	登録文化財で有名な湯浅物産館内にあるカフェ。こだわりの木炭焙煎珈琲をレトロ・モダンな店内で。