赤坂一ツ木通り沿いにある赤坂不動尊威徳寺(読み方はいとくじ)は、1600年(慶長5年)から続く真言宗智山派の寺院。
正式名称は「知剣山阿遮院威徳寺」。
江戸時代には紀州徳川家の祈祷所にもなった、御府内八十八ヶ所霊場の75番札所です。
境内には水かけ不動や子育て地蔵、水子地蔵などが祀られており、ビル内1階にある本堂には誰でも参拝可。
過去の写真なども展示されているので、赤坂不動尊威徳寺の歴史も知れます。
また、写経会だけでなく寺ヨガも開催するなど、一般の参拝者にも開かれたお寺です。

目次
・歴史とご本尊・ご利益
・山門
・境内
・本堂
・アクセス
・主な行事・お祭り
・近くにある神社・寺
・近くのおすすめグルメ
赤坂不動尊威徳寺の歴史とご本尊・ご利益
ご本尊は、伝教大師ゆかりの不動明王。
さらに五大明王様、愛染明王、水かけ不動、水子地蔵、子育地蔵と祀られています。
ご本尊の不動明王は、805年(延暦24年)に伝教大師が唐より帰国する際、暴風雨で船が沈みそうになったことから自作の不動明王を海に沈めて祈願したもの。
無事に帰国することができたわけですが、それから約半世紀後、越後出雲崎の漁夫によって発見されお祀りされました。
源頼義が戦勝を祈願し、下総米沢(現在の千葉県香取郡神崎町)に御尊像をお迎え。
鎌倉時代には執権北条時宗が文永の役に戦勝祈願するなどしています。
1600年(慶長5年)には、住僧良台がご本尊から夢告を受けたとして、武蔵人継(一ツ木)の地に寺を移します。
江戸時代になると紀州徳川家の祈願寺となり、尊厳と高潔な徳から智劔山威徳寺と呼ばれるようになりました。
現在も内陣には紀州徳川家奉納の厨子や仏具などがあります。
赤坂不動尊威徳寺の山門
赤坂一ツ木通り商店街の通りに鎮座。
赤坂見附駅から徒歩2分ほどとアクセスがしやすく、青山通りからなら商店街の出入口に近い場所になります。
赤い提灯が目印になっているのでわかりやすく、整備されたきれいな参道がまさに都会のお寺といった風情。
ちなみに、参拝者専用の駐車場はありません(2026年1月)。


赤坂不動尊威徳寺の境内
山門を通って右側には、紀州徳川家御祈願所の石碑と子育て地蔵。


左側には百度石、水子地蔵、弘法大師像、写経塔。


正面には水かけ不動尊。
手前にある手水でお不動様に水をかけます。


赤坂不動尊威徳寺の本堂
本堂は、2017年(平成29年)に建てられたビル内1階。
ちなみに、2階が寺務所、3階が参拝室、4階が客殿、5階が遍照殿、6階が特別参拝室となっています。
おみくじは1階、御朱印やお守りは2階の寺務所で。

1階の本堂では、御法要などがない日は御不動様のすぐ近くまで参拝できますが、そうでない日はガラス窓の扉で区切られたところでとなります。
3階・4階にもお堂があり見学も可能。
3階は観音様を祀る観音堂、4階は不動明王を祀る不動堂。
正月・節分・春季・秋季・納不動に執り行われているお護摩祈祷では、信徒以外の一般の方も申し込み可。
不動明王御宝前で護摩木を焚いて成就を祈ります。
また、1階本堂前には護摩木が置かれており、護摩修行の際に護摩祈祷がおこなわれます。
赤坂不動尊威徳寺の詳細
赤坂不動尊威徳寺へのアクセス
- 東京メトロ丸の内線・銀座線:赤坂見附駅10番出口より徒歩2分
- 東京メトロ千代田線:赤坂駅1番出口より徒歩5分
- 公式サイト:https://www.akasakaitokuji.com/
赤坂不動尊威徳寺の主な行事・イベント
- 1月:新春大護摩修行、書き初め&おもちつき
- 2月:節分会豆撒式
- 3月:春彼岸会法要
- 5月:大祭護摩修行
- 6月:施餓鬼会法要
- 7月:盂蘭盆会法要
- 9月:秋彼岸会法要、秋季大祭護摩修行
- 12月:人形供養祭、納不動護摩修行
赤坂不動尊威徳寺近くの神社・寺
| 豊川稲荷東京別院 | 縁切りで有名な叶稲荷尊天と良縁を授ける愛染明王。境内にはたくさんの狛狐が鎮座。 |
|---|---|
| 美喜井稲荷 | こじんまりとした猫好きにはたまらない稲荷神社。実在した猫ちゃんがお祀りされています。 |
| 山王日枝神社 | 江戸三大祭の一つである山王祭が行われる神社であり、東京十社の一つ。 |
赤坂不動尊威徳寺近くのおすすめグルメ
| 美吉 | 豊川稲荷東京別院の境内にある売店。食事・お土産・お供え物と揃っています。 |
|---|---|
| スパイス バル ヤラダモン | 地下にある、沖縄メニューとオリジナルスパイスの料理店。 |






