深川の春の風物詩「深川花まつり」は、東京都江東区の深川仏教会に加盟する寺院(約50カ寺)が合同で開催する仏教行事。
稚児行列・花御堂への甘茶かけ・スタンプラリー・灌仏会法要と斎行されています。
誰でも無料で参加できるスタンプラリーは、檀家さん以外も参拝しやすく、深川の寺院や花まつりについて知ることができるイベント。
スタンプをすべて集めると、先着500名にご縁むすび守りが授与されていました。

目次
・深川花まつりとは?
・スタンプラリーとは?
・Dエリア:深川不動堂成田山東京別院
・Dエリア:心行寺
・Cエリア:正覚寺
・Cエリア:圓隆院
・Bエリア:龍光院
・Bエリア:雲光院
・Aエリア:正覚院
・Aエリア:本誓寺
・その他:玉泉院
・アクセス
・近くにある神社・寺
・近くのおすすめグルメ
深川花まつりとは?
約2週間近くにわたって開催される深川花まつりでは、宗旨・宗派を問わずお釈迦様の教えに基づきお釈迦様の誕生をお祝いすることを目的にしたイベント。
各寺院に花御堂が設置され、そこに祀られた誕生仏に甘茶をかけてお釈迦様のお誕生日を祝い、子どもたちの健康と成長を祈願します。
その他、華やかな衣装をまとった子どもたちが練り歩く稚児行列やスタンプラリー、その年の代表寺院で斎行する潅仏会法要など、期間中はさまざまな祭事がおこなわれています。
深川花まつりのスタンプラリーとは?
期間中、4つのエリアを回って専用チラシにスタンプを集めるスタンプラリーでは、先着500名限定でチラシ1枚につき1個の「ご縁むすび守り」が授与されています(在庫がなくなり次第配布終了)。
2026年のお守り交換所は、本誓寺(前期)と正覚院(後期)が担当。
スタンプラリーは誰でも無料で参加でき、専用台紙は花御堂設置の8寺院で配布されています。
ちなみに年度によって内容や対応寺院が異なるようで、2025年は本誓寺・正覚院・龍光院・玉泉院の4寺。
2026年は正覚院・本誓寺・龍光院・雲光院・正覚寺・圓隆院・深川不動堂・心行寺でした。


Dエリア:深川不動堂成田山東京別院
深川不動堂では、旧本堂階段前に花御堂が設置され、甘茶接待も日を限定しておこなわれていました。
また、別日にお錬りやもされています。
深川不動堂は見どころがたくさんあるので、堂内や境内社に一緒にお参りするのもおすすめです。



8日には特別法要「釈尊降誕会の法要」が花御堂前で斎行。
その後は護摩焚きもおこなわれていました。
※深川不動堂の特別法要の様子はこちら


Dエリア:心行寺
2026年度の潅仏会法要会場でもある心行寺は、深川不動堂に近い場所にあります。
隣にはしゃべる閻魔大王像と16枚の地獄極楽図で有名な法乗院(深川ゑんま堂)。
一緒に参拝するのもおすすめです。
広く整った境内の奥に本堂があり、お賽銭箱隣に花御堂が設置されていました。



心行寺は深川七福神の福禄寿尊で、境内にはお堂と石像があります。
お堂に参拝するのはもちろん、福禄寿像が手に持つ宝珠に触れるのもおすすめ。
円満な人格をいただけるように祈願するとよいそうです。


Cエリア:正覚寺
正覚寺は、心行寺からほど近い仙台堀川沿いにある寺院。
道を挟んで本堂と深川はごろも御廟とあります。
正式名称は「大音山響流院(だいおんざんこうるいん)」。
1629年(寛永6年)に開創されました。
江戸深川三十三間堂ゆかりの寺として、京都三十三間堂のご本尊の二分の一サイズの千手観音坐像が深川はごろも御廟に安置されています。
また本堂の天井画、浄土の極楽図を描いた観経曼荼羅は畳28枚分と日本最大級としても有名です。
花御堂が設置されているのは深川はごろも御廟。
千手観音坐像の前にて甘茶かけができました。



Cエリア:圓隆院
後期の「ご縁むすび守り」授与所にもなっているAエリア正覚院の近くにある妙運山 圓隆院(えんりゅういん)は、江戸十大祖師、深川浄心寺の塔頭寺院。
古くから伝わる歯神さまで有名。
また怪談イベントも開催している、なかなか個性的(?)なお寺です。
花御堂はお堂入り口にありました。



花御堂の隣には水子観音、そして歯神さま。
その名の通り歯の守り神です。
歯神さまのお参りの仕方は以下。
①用意されている歯ブラシで歯神さまのお口を磨きます。
②歯ブラシを置いて手を合わせ、歯の健康や虫歯の退散、健康な歯の発育などを祈願。
③合唱したまま「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」とお唱えします。
ちなみに、歯の健康祈願にも対応可。
歯神さまご縁日は、4月18日(良い歯の日)・6月4日(虫歯の日)・11月8日(いい歯の日)。
なかなか洒落がきいています。


Bエリア:龍光院
深川七福神の毘沙門天が安置されている浄土宗寺院の龍光院では、本堂前に花御堂が置かれていました。
白いお堂に黄金色の誕生仏。
屋根ではなく御堂の周囲に花が添えられており華やか。
甘茶をかけてお祝いしたら本堂に。
お堂の扉を開けて参拝することができます。
ちなみにスタンプ台紙は寺務所内にて用意されていました。



Bエリア:雲光院
龍光院のすぐ近くにある龍徳山 雲光院は、徳川家康公の側室阿茶局の菩提寺。
ご本尊は、平安末期に造られたとされる阿弥陀如来像です。
脇侍に聖観音菩薩・勢至菩薩と安置されている弥陀三仏。
山門の正面に本堂。
本堂に上がる階段下には、雲光院のマスコットキャラクター「ふくにゃん」像。



花御堂は寺務所内に設置されていました。
寺務所に通じる小路には、浄土宗の開祖・法然上人の銅像と、足元を囲むように配置されたお砂巡りが。
また、立ち入ることはできなくなっていましたが、弁天社と弁天池もあり。



Aエリア:正覚院
霊巌寺の山門前、長専院 出世不動尊と道路を隔てて接する正覚院は、もと霊巖寺子院の一つ。
ご本尊は阿弥陀如来。
山門から入ると右手に寺務所、本堂と並び、花御堂は寺務所の玄関ポーチに設置されていました。
後期の「ご縁むすび守り」授与所でもあり、スタンプを押した台紙を見せるとお守りをくださいました。
また、コスモスの種も。
ありがとうございます!!


奥の本堂にもお参り。
さらに近くには稲荷社が鎮座していました。




Aエリア:本誓寺
東京メトロ半蔵門線清澄白河駅から徒歩3分ほどの場所、清澄庭園中村学園通り沿いに鎮座する本誓寺(ほんせいじ)は浄土宗のお寺。
正式名は「当智山 重願院 本誓寺」。
ご本尊は阿弥陀如来です。
山門正門には近代的な造りの本堂。
本堂の入り口は開かれ、そこに花御堂が置かれていました。
ご縁むすび守りの前期授与所。



正門左側には観音像。
その手前には龍の形の水鉢と六地蔵。



右側には、花崗岩で作られた石造迦楼羅立像。
丸彫に近い浮彫りです。
迦楼羅はインド神話の霊鳥ガルーダに由来する、鳥頭人身に翼を持った異形の神。
大乗仏教では仏法を守護する天龍八部衆(二十八部衆)の一つとされ、密教では梵天・大自在天の神々の化身、文殊菩薩の化身とも言われています。
降魔、病除、延命、祈雨、止風雨、航空安全などのご利益があると言われています。


その他:玉泉院
歩いていると、花まつりスタンプラリーの会場以外の寺院でも花御堂が設置されているのがチラホラと目につき、参拝と甘茶かけができるところも。
目印は「花まつり」と書かれたピンク色の幟です。
圓隆院(Cエリア)の正面に鎮座する玉泉院でも花まつりの花御堂が出ており、こちらでは花まつり限定御朱印(数量限定)も頒布されていました。




深川花まつりスタンプラリーの詳細
深川花まつりスタンプラリー2026年設置寺
深川花まつりスタンプラリー近くの神社・寺
| 富岡八幡宮 | 江戸勧進相撲(大相撲の前身)発祥の地。深川八幡祭り(水かけ祭り)で有名。 |
|---|---|
| 永代寺 | 深川不動堂の参道途中にある寺院。御本尊は歓喜天、真言宗のお寺です。 |
| 法乗院(深川ゑんま堂) | 大きな閻魔大王像と、祈願に合わせてお賽銭が入れられる投入口があります。 |
| 円珠院 | 深川七福神の大黒天尊。大黒天の掛軸や木造の大黒天、破顔大黒天とあり。 |
| 浄心寺 | 江戸十祖師のひとつ日蓮宗の寺院。境内には和合稲荷神社も鎮座。 |
| 長専院 出世不動尊 | 阿弥陀如来と不動明王を祀っている浄土宗の寺院。 |
| 霊巌寺 | 松平定信公の墓所がある寺院。江戸六地蔵、山門上部の阿弥陀様など見どころが多いです。 |
深川花まつりスタンプラリー近くのおすすめグルメ
| 門前茶屋 | 1979年創業の伝統的な炉端焼きのお店。オリジナルの深川あさり蒸籠めしが人気。 |
|---|---|
| 甘味処 由はら | 自家製あんこや寒天を使った甘味と、深川めしなどの食事メニューが充実。お不動様や八幡様の参拝の休憩に。 |






