桜の名所として名高い上野公園では、桜の開花に合わせて桜まつりが開催されます。
上野公園から少し離れた場所に鎮座する寛永寺(根本中堂)も桜の名所の一つ。
春になると多数のソメイヨシノが境内をピンク色に染めます。
境内の桜と貴重な文化財のコラボが映えてそれはそれは見事。
上野公園とはまた違った趣があります。
また、こちらまで足を伸ばす方は少ないのか、上野公園ほどの混雑は見られません。
境内には絵を描いている方もいるなどのんびりムードです。

目次
・寛永寺と桜
・本堂前の桜風景
・本堂左側の桜風景
・六地蔵と桜
・アクセス
・主な行事・お祭り
・近くにある神社・寺
寛永寺と桜
1622年(元和8年)、二代将軍徳川秀忠が天海僧正に上野の地を寄進し、徳川家の祈祷寺として開かれた寛永寺。
もともとは現上野公園大噴水の位置に根本中堂、現現国立博物館の場所に本坊がありました。
天海大僧正は一般の人も気軽にお参りできる境内造りに取り組んでおり、桜もその一つ。
吉野の山からたくさんのヤマザクラを植樹したことから、江戸随一の桜の名所として有名になりました。
寛永寺根本中堂が現在地に移ったのは明治新政府設立後。
戊辰戦争や上野戦争で上野の山は焼け野原となり、1879年(明治12年)に川越の喜多院の本地堂を明治12年に移設して再建され今に至ります。
寛永寺根本中堂前の桜風景
参拝したのは、春の嵐が過ぎ去った後の日曜お昼。
天気はあいにくの曇り空。
桜の状態は満開期を過ぎて青葉がチラホラとみられるようになり、足元もピンク色に染め始めた頃です。
上野公園では桜まつりが開催されていることから混雑していましたが、ここ寛永寺根本中堂は参拝客が少なく静か。
穏やかな空気が流れるなか、散策や本堂の天井絵などを楽しむ方、スケッチを楽しむ方の姿が見られました。




根本中堂の前、葵の御紋が入った青銅の灯篭近くに桜。
お堂と桜のコラボが映えます。


寛永寺根本中堂左側の桜風景
本堂左側には、桜ともみじ、そして大きな大きなヒマラヤスギ(台東区保護樹林)。
桜のピンク、もみじの赤と若々しい緑のコントラストがなんともいえません。
堂々とそびえたつヒマラヤスギの姿に圧倒されてしまいます。



山門近くでは、集めた桜でハートマークが。
粋な計らいですね。


六地蔵と桜
六地蔵のそばにも桜。


寛永寺 根本中堂の詳細
寛永寺 根本中堂へのアクセス
- JR:鶯谷駅より徒歩9分
- 東京メトロ千代田線:根津駅より徒歩14分
- 各線:上野駅より徒歩19分
- 公式サイト:https://kaneiji.jp/
寛永寺 根本中堂の主な行事・イベント
- 5月:了翁会(了翁禅師御祥月忌)
- 6月:伝教会(伝教大師御祥月忌)
- 7月:檀信徒施餓鬼会大法要
- 11月:天台会(天台大師御祥月忌)
- 毎月12日:ご縁日法要(本尊:薬師如来)
寛永寺根本中堂近くのおすすめ神社・寺
| 寛永寺護國院 | 400年の歴史がある寛永寺の子院の一つ。護國院大黒天、釈迦堂とも呼ばれています。 |
|---|---|
| 寛永寺開山堂(両大師) | 寛永寺の開山・慈眼大師天海大僧正と慈恵大師良源大僧正を祀る、厄除け両大師。 |
| 浄名院 | 東叡山寛永寺様の院の一つ。たくさんのお地蔵様が並ぶ光景は圧巻。 |
| 多宝院 | 御府内八十八か所四十九番目の札所。吉祥天を祀る吉祥堂があります。 |
| 妙泉寺 | 有名キャラクターの像が目を引く法華宗寺院。貧乏神が去るお参りの仕方があります。 |
| 本妙院 | 客人稲荷大明神を祀る寺院。また、性神信仰の金勢明神を祀る小さな祠もあります。 |
| 元三島神社 | 「三島さま」として知られ正岡子規ゆかりの地。定期的に変わる手花水と御朱印も。 |






