迷路のように小路が張り巡り、入り組んだ先にもおしゃれなお店が並ぶ神楽坂。
そんな神楽坂の途中、見番横丁の見番(東京神楽坂組合事務所)脇に静かに鎮座しているのが伏見火防稲荷神社(読み方はふしみひぶせいなりじんじゃ)です。
神社名からわかる通り、商売繁盛だけでなく地域一帯の火伏のご利益を願うお稲荷さまで、玉垣には町内会や料亭の名前がズラリ。
通りがかった芸者姿の方が手を合わせていたり、情緒ある三味線の音が聞こえることもある、なんとも花街らしい風情が感じられるスピリチュアルなパワースポットです。

目次
・歴史とご祭神・ご利益
・鳥居
・社殿
・アクセス
・近くにある神社・寺
伏見火防稲荷神社の歴史とご祭神・ご利益
由緒書などの案内は無いので詳細は不明。
ただ、提灯の「正一位稲荷大神」から宇迦之御魂神がご祭神であることがわかります。
また、神社名に「伏見」とあることから、京都の伏見稲荷大社から勧請したのは間違いなし。
稲荷神社なので商売繁盛はもちろん、「火防」とつくことからも火難除けのご利益も願って創建されたと思われます。
神楽坂周辺は細い路地があちこちにあり、花街として発展してきた街。
江戸時代は大火事が多発していたことからも必要とされてきた神様なのですね。

伏見火防稲荷神社の鳥居
最寄駅は、多数の路線が走る飯田橋駅。
伏見火防稲荷神社は、神楽坂途中にある、芸者の手配等を行う見番があることから見番横丁(けんばんよこちょう)と呼ばれている小路に鎮座。


都会の路地裏にありがちな社のみの小さな境内。
囲う玉垣には、「神楽坂三丁目自治会」や「東京神楽坂組合」など自治会や芸妓の組合、料亭の名前が刻まれています。



伏見火防稲荷神社の社殿
屋根で覆われた、小さいながら趣のある社。
狛狐だけでなく、小さな狐像が並んでいる姿は可愛らしくも頼もしい。



一説によると、この場所は金運のご利益で有名な穴八幡宮(新宿区西早稲田)の神幸祭の時の「御旅所」だったとか。
神さまが休憩場所でもあったのですね。
伏見火防稲荷神社の詳細
伏見火防稲荷神社へのアクセス
- 東京メトロ有楽町線・南北線:飯田橋駅B3出口より徒歩3分
- 都営大江戸線:牛込神楽坂駅A3出口より徒歩6分
伏見火防稲荷神社近くの神社・寺
| 善國寺 | 神楽坂毘沙門天を祀る日蓮宗の寺院。嵐の聖地としても有名。 |
|---|---|
| 神楽坂若宮八幡神社 | 閑静な住宅街の中に鎮座する、源頼朝にゆかりのある神社。 |
| 安養寺(神楽坂聖天) | 御本尊は薬師如来坐の他、大聖歓喜天など多数の仏さまを祀る寺院。銭洗弁天の銭洗いができます。 |
| 筑土八幡神社 | 小高い山の上に鎮座する、1200年前に創建された牛込東部の産土神。 |
| 東京大神宮 | 伊勢神宮の神々を祀る「東京のお伊勢さま」。縁結びのご利益で有名です。 |






