明治の創建当時は、火災鎮護の祈願所として東京・神田の火除地(現・秋葉原駅構内)に建立され、「鎮火神社」と呼ばれていた秋葉神社(読み方はあきばじんじゃ)。
鉄道駅の設置により現在地に遷座され、「秋葉原」の名前の由来元の神社です。
2020年(令和2年)には創建150年を迎えました。
年間の祭事では5月に例大祭、11月の火渡り神事(鎮火祭)がおこなわれています。

目次
・ご祭神・ご利益
・歴史
・鳥居・境内
・社殿
・御朱印・お守り・おみくじ
・鎮火祭(火渡りの神事)
・アクセス
・近くにある神社・寺
秋葉神社のご祭神・ご利益
ご祭神は、宮城(現・皇居)内の紅葉山より勧請された鎮火三神。
火の神様である火産霊大神(ほむすびのおおかみ)、水の神である水波能売神(みずはのめのかみ)、土の神様である埴山毘売神(はにやまひめのかみ)です。
火・水・土を司る三柱を祀るスピリチュアルなパワースポット!
火難除けはもちろん、「火は生活に欠かせない=無病息災・家内安全」、「火の車にならない=商売繁昌」、「火の力で“厄”を“焼く”=厄除け・厄払い」などのご利益があると言われています。
ちなみに秋葉神社の総本山は、静岡県浜松市最北端、天竜川が流れる秋葉山に鎮座する秋葉山本宮秋葉神社。
南東麓にある下社と標高866mの山頂付近に鎮座する上社とあり、全国400社以上ある秋葉神社の総本宮です。

秋葉神社の歴史
明治の頃、火災が頻発に発生したことから、東京一円の火災鎮護の祈願所として神田の火除地に社殿を建立し、宮城内紅葉山より鎮火三神を奉遷御鎮座したのが始まりです。
ただ、庶民の間では火防の神様である秋葉大権現(あきばだいごんげん)が勧請されたものと勘違いされたことから、「秋葉様」「秋葉さん」と呼ばれていました。
さらに「火の神様=秋葉さま」として「秋葉の原」「秋葉っ原」とも呼ばれるようになり、そこから現在の「秋葉原」に。
神田神社(神田明神)の兼務社となり、東京府郷社に列格。
その後、鉄道駅設置(現在の秋葉原駅)のため現在地に御遷座。
昭和に入ってから正式に「秋葉神社」へ改称されました。

秋葉神社の鳥居・境内
最寄り駅は東京メトロ日比谷線入谷駅。
調理道具など道具専門を取り扱う問屋街「かっぱ橋道具街」も程近い場所に鎮座しています。
入谷・上野方面からなら西側の左衛門橋通りに面した鳥居から(表参道)。


浅草方面からなら東側に面し建つ鳥居から(裏参道)。


住宅・マンション・雑居ビルに囲まれた境内は、東西に参道が伸び、その中間あたりに社殿が建っています。
東西に伸びる参道の真ん中あたりに建つ社殿は南向き。
その正面に手水舎と神輿殿。

秋葉神社の社殿
1971年(昭和46年)に造営された社殿は、朱塗りの鉄筋コンクリート造。
拝殿前には、凛々しい表情をした岡崎現代型の狛犬が参拝者を出迎えてくれます。





秋葉神社の御朱印・お守り・おみくじ
御朱印やお守り、お札などは、社殿左側にある社務所にて。
御朱印には「秋葉神社」の他、「東京火災鎮護」「ひさご(ひょうたん)」が入っています。
月替わり御朱印や、誕生月(誕生日?)御朱印など期間限定御朱印を頂く事もできます。
ちなみに、宮司さんがいらっしゃる場合は直書きで対応されていそうですが、不在時や諸事情から書置きの場合もあり。




秋葉神社の鎮火祭(火渡りの神事)
毎年11月に斎行されている鎮火祭では、夕刻に火渡式と呼ばれる「火渡りの神事」が執り行われています。
その始まりについては不明ですが、昭和20年代の頃から続いているのだとか。
そしてこの火渡りの神事は誰でも参加OK!
参拝者も火渡りをおこなえる特殊神事です。
火渡りの神事では、参拝者は火難守護のお札を受けて無病息災と防火を祈り、赤々と燃える炭火の上を裸足で渡ることで火難・病難・諸災厄除けのご利益が得られるといわれています。

秋葉神社の詳細
秋葉神社へのアクセス
- 東京メトロ日比谷線:入谷駅より徒歩8分
- 東京メトロ銀座線:稲荷町駅より徒歩11分
秋葉神社近くのおすすめ神社・寺
| 曹源寺 | 波除稲荷河童大明神を祀る、別名・河童寺。商売繁昌・火水難除などに霊験あり。 |
|---|---|
| 矢先稲荷神社 | 浅草三十三間堂の守護神として創建。拝殿天井の日本馬乗史100枚の絵は閲覧可。 |
| 本覚寺 | ステンドグラスがステキなご本堂。祖師堂にて御首題がいただけます。 |
| 芝崎日枝神社 | かっぱ橋商店街の裏通りに鎮座。毎月15日の縁日には御朱印を頒布されています。 |
| 真源寺 | 入谷鬼子母神と朝顔まつりで有名。また、入谷七福神福禄寿が祀られています。 |






