2025年の節分は暦の上では2月2日となり、多くの神社・お寺で2日に節分祭が斎行されましたが、ここ長谷寺では例年通り2月3日に節分会が開催されました。
11時から観音堂にて追儺会(撒豆式)が始まり、11時半から特設ステージにて豆まき。
景品と交換可能な「当たり豆」も多数あり、多くの参拝客が参加。
ゲストに元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんや俳優の石黒賢さん、お天気キャスターの森田正光さん、落語家の林家うん平さんなどの有名人も迎え、賑やかにおこなわれました。
目次
・節分祭の入場規制
・会場の様子
・混雑状況
・本堂(観音堂)への参拝方法
・節分祭の豆まき(撒豆式)
・豆まきの景品
・梅の開花状況
・アクセス
・主な行事・お祭り
・長谷寺境内案内
・近くにある神社・寺
長谷寺の節分祭の入場規制
入口となる門のところには、入場規制の可能性があることを告げる案内と数名のお坊さんが待機していました。
整理券の配布はなく、一定数の人数が集まると入場規制がかかります。
明確な定員は決まっていないのか、会場の様子を見てスタッフさんが決めるような雰囲気。
ちなみに豆まきに参加しない一般参拝の方は、規制なく豆まき中でも普通に入れます。
ただ豆まき最中は本堂エリア(上境内)には行けません。
長谷寺の節分祭の会場の様子
追儺会は観音堂で。
豆まきは観音堂入口に設けられた特設ステージから。
境内は山の中腹にあるため参加人数に限りがあるのも納得です。
ちなみに、長谷寺には入山するには拝観料が必要ですが、節分祭も例外ではありません。
長谷寺の節分祭の混雑状況
長谷寺に到着したのは10時。
まだまだ余裕で入山できる状態でした(2025年の節分祭は平日開催)。
本堂のある上境内に上ると、なんとすでにスタンバっている方々が!
椅子を持って座っている方もいるところから、毎年参加されている方でしょうか。
それから少しずつ増えていき、10時半ごろには3列前後の垣根ができるほど。
11時頃には会場の3分の2は埋まっていたでしょうか?
ちなみに、11時ごろに地蔵堂から上がる階段のところは紅白のカーテンで仕切られ、下から見れないようにされました。
時間差で追儺会に参加される方(ゲストなど)が通るのですが、多くの方は本堂正面を向いていて気がつかない。
帰りもそこを通っていくので、間近でお会いしたい方は地蔵堂から上がる階段上付近がおすすめです(笑)。
また、多くの参加者で混雑はしているものの、高齢者や子供の入場規制はありませんし、そこまでギュウギュウではなかったので豆は拾いやすいです。
実際、足元に落ちた豆も取りやすかったです(周囲に注意が必要)。
というか、ほとんどコレ(笑)。
長谷寺の節分祭の本堂(観音堂)への参拝方法
節分祭が終わるまでは、本堂正面入り口前には特設ステージが設置され扉も閉まっています(終了と同時に片付けられ、いつものように正面から入れます)。
参拝はできないのかと思いきや、観音ミュージアム側から参拝可能。
長く伸びた節分祭の特設ステージ裏を通って本堂内に行けます。
長谷寺の節分祭の豆まき(撒豆式)
お待ちかねの豆まき(撒豆式)が始まると、一人ずつ特設ステージに登場。
司会は落語家の林家うん平さん。
一人一人ゲストを呼びながら紹介してくれるのですが、さすが落語家さんといった感じで話がうまい。
以前はネームプレートがあったようですが、今年(2025年)はなし。
なので、誰がどこに立つのかは不明。
ただ、元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんと俳優の石黒賢さん、お天気キャスターの森田正光さんは豆まき中に場所を移動しており、御三方ともそのお姿を拝見することができました。




「福は内〜!」の掛け声と共に、一斉に豆まきスタート!
ちなみに、福豆拾いには景品がもらえる福豆も混じっています。
長谷寺では豆を撒いてすぐに拾ってはいけないルールがあり、ゲストが豆を撒いた後、警察の笛が鳴ってから豆を拾います。
これについては最初に説明があるのですが、始まると皆さま、そのルールは頭から吹き飛びます!
結局はみんな一斉に凄い勢いで拾います。
ただ、ぎゅうぎゅう詰めじゃないので大きな被害なない?
(少なくとも私の周囲では衝突とかなし)
比較的拾いやすいですし、人数の割には撒く豆の量が多いので、皆さんそれなりに福豆をゲットできたようです。
私はほとんどが拾ってゲットしましたが、キャッチ成功1回、ダウンジャケットの後ろにひっかかって2回キャッチできました。
初キャッチに歓声を上げたのはいうまでもありません。
長谷寺の節分祭の景品
記憶が確かなら、福豆80個に1個の割合で景品付き福豆。
あきらかに見た目が違うので一発でわかります。
豆まき終了後、当たりを持っている人は下境内の山門のところにある交換所で景品交換します。
ちなみに景品は毎年違うそうです。
長谷寺の節分祭の梅の開花状況
下境内の池の周囲では、早くも咲き始めている梅の花がチラホラ。
満開までもう少しといった感じでした。
数日後からは「梅まつり」やライトアップが実施されます。
紅千鳥、白梅、紅梅、しだれ紅梅などの梅の花が鑑賞でき、夜にはライトアップされて幻想的美しい梅の姿を見せてくれます。
長谷寺の詳細
長谷寺へのアクセス
- 江ノ電:長谷駅より徒歩5分
- 公式サイト:https://www.hasedera.jp/
長谷寺の主な行事・お祭り
- 1月:万灯祈願会、初観音
- 2月:節分会(追儺会)
- 3月:春季彼岸会
- 4月:灌仏会(花まつり)、かまくら長谷の市(春季)
- 5月:弁財天縁日
- 6月:阿弥陀会、かきがら稲荷大祭
- 7月:観音施餓鬼会
- 8月:四萬六阡日大功徳日
- 9月:秋季彼岸会、大黒天縁日
- 10月:かまくら長谷の市(秋季)
- 11月:写経清浄会
- 12月:観音御足参り・歳の市、奉納餅つき会、除夜会
- 毎月18日:観音会
長谷寺境内案内
かきがら稲荷 | 本尊十一面観音像をお守りするために付着したかきがらを祀っています。 |
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地蔵堂 | 子孫繁栄のご利益をお授けする福徳地蔵他、多数のお地蔵さまが並びます。 |
大黒堂・弁天堂 | 鎌倉・江の島七福神の一つ。出世・開運授け大黒天、さわり大黒天、福徳弁才天が祀られています。 |
弁天窟 | 弘法大師参籠の地と伝わる弁天窟。窟内壁面には弁財天と十六童子、宇賀神が祀られています。 |
観音ミュージアム | 観音菩薩に関する教えを分かりやすく展示しています。 |
眺望散策路 | 由比ヶ浜が一望!あじさいや紅葉シーズンには人気のスポット |
海光庵 | 長谷の街並みや由比ガ浜のパノラマが広がる食事・甘味処。 |
長谷寺近くのおすすめ神社・寺
鎌倉大仏殿高徳院 | 鎌倉大仏(阿弥陀如来坐像)がある鎌倉の人気観光スポット。 |
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光則寺 | 何世紀もの歴史を持つ仏教寺院。美しい庭園と四季折々の木々が美しい境内。 |
甘縄神明宮 | 頼義が祈願して八幡太郎義家を授かったといわれる源氏ゆかりの神社です。 |
収玄寺 | 四条金吾の屋敷跡に建てられた日蓮宗の寺院。四条金吾邸趾の記念碑の揮毫は東郷平八郎です。 |
御霊神社 | 宝物殿に江の島七福神の福禄寿が祀られている歴史ある神社。紫陽花の名所でもあります。 |