秦野市内唯一の酒蔵・金井酒造店。
かつては市内に数軒ありましたが、今残る酒蔵は金井酒造店1軒のみ。
同じ秦野市に鎮座する関東三大稲荷の一社、白笹稲荷神社への奉納酒「特別純米 白笹鼓」や、季節限定酒「初呑切無濾過原酒(夏)」「丹波のひやおろし(秋)」、地場産の梅を日本酒で漬込んだ梅酒「波多野」など、多数のラインナップを展開。
さらに、白笹稲荷神社の巫女キャラクター・白笹すずなイメージした特別本醸造と純米「いなり」も。
目次
・金井酒造店とは?
・白笹稲荷神社と白笹鼓
・白笹鼓「初しぼり」純米生
・ササノシラベ「春笹うすにごり」純米吟醸生
・蔵見学
・アクセス
・近くにある神社・寺
金井酒造店とは?
1868年(明治元年)創業。
初代蔵元が女性(佐野リキ氏)の、神奈川県秦野市で唯一の酒蔵です。
その醸造家庭には音楽醸造を取り入れているのだとか!?
金井酒造の酒蔵にある麹室にはスピーカーが設置されており、麹菌にモーツァルトを聞かせているそうです。
モーツァルトの楽曲には高周波音域が多く含まれており、音楽の振動を与え、麹菌の発育を促すといわれています。
そんな、全国屈指の名水・丹沢伏流水を使用して作られたラインナップには以下があります。
・ササノツヅミ(しらささ、白笹鼓)
・ササノシラベ(黒笹、銀笹)
・ササノメグリ(碧笹、緋笹)
・ササノネ(丹ノ笹)
購入は、蔵元の売店や取り扱い販売店、オンラインショップで。
白笹稲荷神社と白笹鼓
白笹鼓は、神奈川県秦野市にある関東三大稲荷の一社、白笹稲荷神社の境内にある笹からインスピレーションを得て生まれた日本酒です。
その名称は、丹沢の清らかな風に吹かれて笹鳴りしている様子を、鼓の音に喩えてつけられたのだとか。
そうしたことから、長きにわたり白笹稲荷神社の奉納酒になっています。
※知ら笹稲荷神社の詳細はこちら

また、白笹稲荷神社で神の使いとされるキツネをモチーフにした巫女の萌えキャラ・白笹すずなの特別本醸造と純米の「いなり」も。
こちらはおみくじ風シールつきです。
金井酒造店使用している名水・丹沢伏流水は、白笹稲荷神社の境内にもみられます。
境内には毎日7000㎥以上の水が湧き出る湧水地があり、手水舎の水も名水からきています。
金井酒造店の白笹鼓「初しぼり」純米生
その年最初のお酒が生まれる12月。
2日間手間暇をかけて絞り出された、この時期しか楽しめない「初しぼり」。
マスカットのような芳香がある、生酒ならではのフレッシュ感。
みずみずしい味わいのお酒です。
後味がスッキリしているので、天ぷらやお造り、焼き魚にぴったり。
酒米には秦野産飯米「はるみ」を使用。
精米歩合は65%。
金井酒造店のササノシラベ「春笹うすにごり」純米吟醸生
神奈川県下で最長の桜並木「はだの桜みち」をモチーフにしたラベル。
ササノシラベシリーズの、2025年のシーズンブランドです。
うすにごりであることからも、薄張りのガラス猪口がピッタリ。
山菜の天ぷらや前菜、春キャベツや筍料理などと相性がいいです。
原材米は「五百万石」。
精米歩合は60%。
金井酒造店の蔵見学
金井酒造店では、蔵見学(予約制・有料)を実施しています。
料金は1名1,000円。
6月〜9月中旬において実施。
所要時間は60分程度。
申し込みは公式サイトからになります
※情報は2025年2月現在
見学後は主要銘柄と季節のお酒のテイスティングができ、当日使える500円分のお買い物チケットつき!
各グループごとの案内になるので、他のお客様と一緒になることはなく、ゆっくり見学できます。
ちなみに、醸造期間中の見学、小学生以下のお子様の見学は不可。
金井酒造店の詳細
金井酒造店へのアクセス
- 小田急小田原線:渋沢駅より徒歩23分
- 公式サイト:https://www.kaneishuzo.co.jp/
金井酒造店近くのおすすめ神社・寺
白笹稲荷神社 | 関東三大稲荷の1つ。たくさんのお稲荷さんに秦野七福神、社殿の龍、黄金の泉と見ごたえがあります。 |
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出雲大社相模分祠 | 縁結びの神様として有名な「関東のいずもさん」。 |
曾屋神社 | 水の神様を祀る、疾風巡拝プロジェクトに賛同するツーリング神社。 |
國栄稲荷神社 | 宇賀魂の神・金毘羅大神・菅原大神を祀る神社。境内には芭蕉句碑があります。 |