旧前田家本邸の和館は、英国風の重厚な洋館とは対照的な近代和風建築。
見学できる範囲は限られていますが、畳廊下に座って眺める庭園は、座って眺めているだけで時を忘れさせてくれます。
ついつい寛いで長居をしたくなるそんな雰囲気があります。
設計は工学博士・塚本靖と帝室技芸員の佐々木岩次郎氏で、茶室は木村清兵衛氏(煎茶室は金沢の兼六園に接する成巽閣に移築されています)です。
自分たちの生活の場というよりも、外国賓客に日本文化を伝える目的で建設された館。
洋館と渡り廊下で繋がっています。
2階建ての和館は、1階部分を一般公開。
もちろん、こちらも無料です。