渋谷駅近くに鎮座していた田中稲荷神社と、道玄坂上に鎮座していた豊澤稲荷神社が合祀し、遷座する形で建立された豊栄稲荷神社(読み方はとよさかいなりじんじゃ)。
道路を隔てて鎮座する金王八幡宮の兼務社で、御朱印もこちらで頒布されています。
小規模ながらも、緑に囲まれた参道には千本鳥居が並び、歴史と信仰を伝える庚申塔が。
神秘的な雰囲気を漂わせている、渋谷の穴場的スピリチュアルパワースポットです。

目次
・歴史とご祭神・ご利益
・鳥居
・参道
・社殿
・研修道場「藏脩館」
・アクセス
・近くにある神社・寺
豊栄稲荷神社の歴史とご祭神・ご利益
御祭神は、田中稲荷大神と豊沢稲荷大神。
宇迦之御魂命(うかのみたまのかみ)です。
そのご利益は家内安全や商売繁盛、開運厄除、子授安産など生活全般。
例大祭は10月13日。
創建は戦後。
渋谷駅近くに鎮座していた田中稲荷神社と、道玄坂上に鎮座していた豊澤稲荷神社を合祀されたのが始まりです。
当初は渋谷駅近くに鎮座していましたが、東京都区画整理事業に伴い現在地に。
正式名称は旧字体の「豐榮稲荷神社」ですが、一般的には新字体の「豊栄稲荷神社」の方が定着している様子。
ちなみに、合祀された田中稲荷神社は渋谷高重(しぶやたかしげ)によって鎌倉時代に創建された神社。
豊澤稲荷神社はもともとは豊岡藩下屋敷内に鎮座する邸内社。
明治の初めに道玄坂上に遷座し、中豊澤の稲荷祠の多くを合祀した神社です。
豊栄稲荷神社の鳥居
東向きに表参道。
石段の前には社号碑「豊栄稲荷神社」。
石段を上がったところには石の鳥居と中央に百度石。
なかなか珍しい位置にあるなぁと思うものの、実際にお百度参りをするとなるとこの位置のほうがしっくりきますね。
その先の参道には、朱色の奉納鳥居が並んでいるのが見えます。



豊栄稲荷神社の参道
鳥居をくぐってすぐ左手に手水舎。
右側には、元田中稲荷神社の境内にあった庚申塔がズラリ。
三猿を彫られたものが多数。




奉納鳥居を抜けたところに社殿があります。

豊栄稲荷神社の社殿
1972年(昭和47年)に造営された、鉄筋コンクリート造による鮮やかな朱塗りの社殿。
社殿の扁額は旧字体の「豐榮稲荷神社」。
殿内には田中稲荷大神と豊沢稲荷大神の扁額。



豊栄稲荷神社の研修道場「藏脩館」
社殿の左手には、道場を中心とする研修道場「藏脩館(ぞうしゅうかん)」。

豊栄稲荷神社の詳細
豊栄稲荷神社へのアクセス
- 各線:渋谷駅より徒歩5分
豊栄稲荷神社近くの神社・寺
| 金王八幡宮 | 極彩色の彫り物が綺麗な社殿。宝物庫が無料で拝観できます。 |
|---|---|
| 宮益御嶽神社 | 日本武尊・秋葉之神・大国主神・菅原之神の4柱と、「炙り不動」を祀る神社。 |
| 乗泉寺 | 谷口吉郎設計の現代的な本堂。本門佛立宗の寺院です。 |
| 渋谷氷川神社 | 縁結びで有名な渋谷最古の神社。稲荷神社と厳島神社もあり。 |
| 千代田稲荷神社 | 商売繁盛のご利益があるパワースポット。中川稲荷大明神もあります。 |






