目黒不動尊 瀧泉寺は、厄除け・縁結び・商売繁盛・合格成就・家内安全・身体健全など多くのご利益がある、スピリチュアルなパワースポットとして有名な関東最古の不動霊場。
毎月28日はお不動様のご縁日として、大本堂では不動明王ご本尊前に設けられた壇で護摩木を焚き、所願成就を祈る密教の秘法「護摩祈願」がおこなわれています。
開堂は6時半から17時までですが、大縁日は11時過ぎから21時くらいまで。
境内には屋台がズラリと並び、昼から夜まで多くの方が訪れ夏祭りのように賑やかです。
目次
・屋台風景
・護摩祈願
・ご開帳されているお堂
・さつまいも畑
・八大童子の山
・大縁日の御朱印
・和カフェ「瀧見茶屋」
・アクセス
・主な行事・お祭り
・瀧泉寺(目黒不動尊)境内
・近くにある神社・寺
目黒不動尊・大縁日の屋台風景
訪れたのは平日でしたが、境内には所狭しと屋台が並んでいました。
時期によって出店している屋台の数や種類は異なるようです、大体40店舗ほどの屋台が並ぶのだとか。
定番の唐揚げやりんご飴などの屋台グルメをはじめ、子どもが楽しめる金魚すくいや的当てなどもあり、昼はファミリー、夜は仕事帰りのサラリーマンで賑やか。
到着したのは11時過ぎと、まだ縁日は始まったばかりでしたが、境内には決して少なくない参拝客で少し混雑していました(平日の別日に来た時よりも混雑している!?)。
やっぱり大縁日は普段とは違うんですね!
いつもはバスが通るであろう道も、屋台がズラリと並び通行止めになっています。
三福堂近くに出店していた「たかまのはら 白龍神」では、たくさんのお守りと共に白蛇ちゃんがいました。
目黒不動尊・大縁日の護摩祈願
毎月28日の大縁日には、10時から18時半まで複数回の護摩祈願がおこなわれています。
ちなみに、護摩祈願は日曜と毎月8・18日にもおこなわれていますが、こちらは15時の1回のみです(1月の日曜は複数回実施)。
申し込みは本堂右手受付所で護摩開始時間の30分前までに(事前予約が必要な場合もあり)。
時間を過ぎると次回の護摩祈願になります。
お札の受け取りがある場合は、護摩終了後に本堂の裏側、大日如来坐像近くの受取所で。
もしくは、後日受け取りや郵送も可能です。

護摩祈願には紙札(小肌まもり、大貼札)や木札(尺札、尺2札、尺3札、尺5札)、交通安全お守り(ステッカー付)とあり、3,000円から3万円まで。
護摩祈願の申込者は本堂へ入る事ができ、不動明王ご本尊前で大きく炎が立ち上がるダイナミックな護摩祈祷を見る事ができます。
また、特別護摩木(1,000円)を申し込んだ方も!
せっかくなので特別護摩木を申し込んだところ、護摩祈祷が始まる直前でしたが本堂へ入る事ができました。
不動明王ご本尊前に設けられた壇には護摩木が積み上げられており、御祈祷が始まると炎が次第に大きくたち、その光景は迫力がありました。
護摩木を焚くことで煩悩を焼き尽くし清らかにし、煙と共に願い事が天上へ届けられて成就すると言われています。
護摩祈祷後はお堂にいる方たちに向けてお祓い?をおこない、壇からまだ火が消え切っていない護摩灰がお賽銭箱のところに香炉?に。
参列されていた方が香炉?の前に並び、手を合わせるとともに、煙にカバンやお財布などを当てるなどされていました。
ご祈祷は30~40分ほどで終了。
目黒不動尊・大縁日のご開帳
本堂の背後に鎮座する大日如来坐像さまのところでは、その正面に位置する本堂奥側の扉が開かれ、金剛界大日如来さま(一字金輪曼荼羅 金剛界大日如来)がご開帳されていました(ご開帳されないときもあるらしい)。
たくさんの金色の獅子が支える白い蓮の台座に座られている、とてもきれいなお姿(撮影禁止)。
他にも、境内のお堂がご開帳されていました。
堂内には石製の不動明王立像、女身の龍神である青龍大権現が祀られている垢離堂。
木造不動明王三尊立像がお祀りされている前不動堂。
阿弥陀三尊の一つであり、阿弥陀如来の右の脇侍でもある勢至菩薩(大勢至菩薩)が安置されている勢至堂。
恵比寿神・弁財天・大黒天の三福神を筆頭に、七福神全てを祀る三福堂。
目黒不動尊のさつまいも畑
サツマイモ畑は耕され芽が出始めているところも。
10月の「甘藷まつり」が楽しみです。
目黒不動尊・大縁日の八大童子
不動明王の券属の童子たちが安置されている八大童子の山は、通常は門が閉ざされていて一般参拝は不可。
毎月28日の縁日の日のみ通行できます。
朝6時と夕方18時に時を告げる鐘楼堂の横には、円形にタイルが埋め込まれたところに仏様が立っていました。
本堂に背を向け、八大童子山にお顔を向けています。
目黒不動尊・大縁日の御朱印
8・18・28日と日曜は直書きの御朱印がいただけます。
時間は9時から16時半。
目黒不動尊・大縁日の瀧見茶屋
大縁日では、仁王門近くにある和カフェ「瀧見茶屋」もオープン。
名物の開運大吉焼き芋、甘藷ぷりん、そして28日限定販売の開運最中は店内でも食べられ、お土産としても人気です。
瀧泉寺(目黒不動尊)の詳細
瀧泉寺(目黒不動尊)へのアクセス
- 東急目黒線:不動前駅より徒歩12分
- JR山手線:目黒駅より徒歩20分
- 公式サイト:https://megurofudo.jp/
- J目黒不動尊LOVE:https://megurofudo.love/
瀧泉寺(目黒不動尊)の主な行事・お祭り
- 1月:開山忌(慈覚大師忌)、干支まつり
- 2月:豆まき式、涅槃會
- 3月:刷毛・筆供養會、春季彼岸會
- 4月:花まつり、大施餓鬼會
- 6月:山家會
- 7月:盂蘭盆會
- 9月:秋季彼岸會
- 10月:甘藷まつり
- 11月:霜月會
- 12月:成道會、星曼荼羅ご開帳
- 毎月28日:目黒不動尊大縁日
- 毎月8・18・28日:ご縁日護摩
瀧泉寺(目黒不動尊)境内
瀧泉寺(目黒不動尊)本堂 | 関東三十六不動霊場・十八番札所。福寿開運の仏・不動明王を祀ります。 |
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上境内 | 愛染明王や石不動、延命地蔵尊など多数の石仏が安置。甘藷先生の銅像も。 |
下境内 | スピリチュアルな伝説が残る独鈷の滝やたくさんのお堂が並ぶエリア。パワースポット・水かけ不動明王も。 |
瀧泉寺三福堂 | 弁天池にある、山手三福神、豊川稲荷、福珠稲荷大明神、白龍大権現を祀るお堂。 |
伏見稲荷・比翼塚 | 仁王門近くにある正一位稲荷大神。隣には、権八・小柴の悲話を伝える比翼塚。 |
瀧泉寺(目黒不動尊)近くのおすすめ神社・寺
天恩山 五百羅漢寺 | 近代的な外観のお寺。十数年かけ作り上げた仏像彫刻を拝観できる、仏様のミュージアム。 |
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海福寺 | 目黒区の指定文化財である赤い山門の四脚門は、宇和島藩伊達家から寄進されたものです。 |
成就院(蛸薬師) | 御本尊が3匹の蛸にささえられる蓮華座に乗る薬師如来像。天台宗の寺院。 |