銀座の屋敷神！商売繁盛＆金運のパワースポット宝珠稲荷神社

歌舞伎座の裏手、木挽町通りに鎮座する宝珠稲荷神社（読み方はほうじゅいなりじんじゃ）は、もともとは屋敷神として祀られた神社です。

銀座には多数の神社がありますが、宝珠稲荷神社はしっかりと建てられた社殿に緑もみられるなど割と大きめ。

領主から領主に点々と移り、現在は氏子さんにより管理されている、商売繫盛・開運・火防守護のスピリチュアルなパワースポットです。

また、御朱印は頒布されていないようですが（2025年11月）、銀座八丁神社めぐりの際には記念品が授与されています。

銀座　宝珠稲荷神社

ご祭神は、五穀豊穣の神様である宇迦之御魂神（うかのみたまのかみ）。

そのご利益は、商売繁盛・五穀豊穣・家内安全・火防守護・金運招福・厄除け・開運など。

創建は1615年（元和元年）頃。
三河の国深溝の領主であった板倉内膳匠重昌の江戸屋敷内に、家内安全・火除の神として祀られたのが始まりです。

江戸時代の中頃に国津和野の城主・亀井家、大正時代には岡山の岡崎家にと所有者が変わり、明治維新後に敷地とともに地元木挽町の氏子に寄進されて現在に至ります。

ちなみに3年に一度、鉄砲洲稲荷の例大祭に合わせて神輿と鳳輦の渡御をお迎えしています。

最寄り駅は東京メトロ日比谷線と都営地下鉄浅草線が走る東銀座駅から近い、木挽町通りに鎮座。

銀座と築地に近いとアクセス良好な一角にあります。

左手前に社号碑。
りっぱな狛犬も鎮座。

銀座　宝珠稲荷神社

まわりをビルに囲まれて少々暗いですが、きれいに管理されています。

1950年（昭和25年）建立の社殿の前には、シュっとした細身の神狐さん。
珠と鍵（蔵の鍵＝商売繁盛）を咥えています。

背筋もピーンと伸びていてかっこいい。
人間に例えるなら、パリコレにでているモデルさんみたいでカッコイイ。

銀座　宝珠稲荷神社

「銀座八丁神社めぐり」は、銀座の路地やビルの屋上にお祀りしている特定の神社にて期間限定でおこなっている、初開催から50年以上にわたって続いているイベント。

宝珠稲荷神社もその一社です。

宝珠稲荷神社の他、幸稲荷神社・銀座稲荷神社・龍光不動尊・朝日稲荷神社・あづま稲荷大明神・宝童稲荷神社・歌舞伎稲荷神社・銀座出世地蔵尊・靍護稲荷神社・成功稲荷神社・豊岩稲荷神社・熊谷稲荷神社と合計13の寺社でおこなわれています。

※銀座八丁神社めぐりの様子はこちら

歌舞伎稲荷神社	銀座八丁めぐりの一社。御朱印は歌舞伎座地下のお土産屋「かおみせ」で。
朝日稲荷神社	銀座松屋通り沿いのビルに鎮座。1階は拝殿、屋上に本殿。銀座七福神（弁財天）。
あづま稲荷大明神	京都伏見稲荷神社から分祀された火災・盗難守護の神社。銀座七福神（福禄寿）。
靍護稲荷神社	ギンザシックスの屋上に鎮座。京都伏見稲荷から勧請した、銀座八丁神社めぐりの1社。

Flor de café 樹の花	ジョン・レノンも訪れた、歌舞伎座沿いの木挽町通り2階にあるクラシカルな雰囲気の喫茶店。