文京区にある源覚寺(読み方はげんかくじ)は、こんにゃく閻魔さまで知られているお寺。
正式名は「浄土宗 常光山 源覚寺」です。
こんにゃく閻魔さまの伝承からこんにゃくが奉納されており、お堂には奉納されたこんにゃくが山のように積まれています。
そのご神徳では、特に眼病平癒のご利益で有名です。
源覚寺では、7月の下旬に近隣の月参堂 善光寺・慈眼院 澤蔵司稲荷・傳通院と共に、「文京朝顔・ほおずき市」を開催。
源覚寺の境内にはほおずきがズラリと並びます。
目次
・ほおずき市の様子と販売価格
・参加費無料イベント「謎解き街歩き~文京区愛の駅~」
・ほおずき市の限定御朱印・お守り
・アクセス
・主な行事・お祭り
・近くにある神社・寺
源覚寺のほおずき市の様子と販売価格
最寄り駅は、東京メトロ南北線後楽園駅8番出口と、都営三田線春日駅A5出口。
どちらも徒歩2分ほどとアクセスが良いところにあります。
東京メトロの楽園駅8番出口利用では、長い地下道を通ってこれるので、7月の暑い日は楽。
近くまで暑さを避けて参拝できます。
山門には、たくさんの提灯と「ほおずき市会場」と書かれた幕。
参道にはほうずきがズラリ。
さらに、いつもは駐車場として使われているスペース(本堂裏側の駐車場ではないです)にもほおずきがズラリ。
設営されたテントでは、ほおずきの他、朝顔・ほおずき市日本てぬぐいと半てん折り日本てぬぐいが販売されていました。
源覚寺のほおずきは一籠2,000円と、浅草のほおずき市(風鈴付きで一籠3,000円)と比べるとお得なお値段です(いずれも2025年度の価格)。
しかも、ほおずきを購入するとガラポン抽選が。
ちなみに、こんにゃく閻魔さまが鎮座するお堂の横には、こんにゃく閻魔さまのパネルが置かれていました。
跡見学園女子大学によるオリジナルデザインパネルらしく、記念撮影にグー。
参加費無料イベント「謎解き街歩き~文京区愛の駅~」
境内では、中央大学と東洋大学準公認サークルによる謎解きイベント「謎解き街歩き~文京区愛の駅~」がおこなわれていました。
参加費無料!
6つの謎を解いてクロスワードに当てはめ、答えをだすというゲームです。
問題は源覚寺・月参堂 善光寺・慈眼院 澤蔵司稲荷・傳通院に関する内容。
どれもそんなに難しくないのですが…ちょっとしたひっかけ?も。
ちゃんと気が付いていれば全然問題ない?と思うのですが…見事ひっかかりました。
全て解いたら、受付(源覚寺の本堂裏手の近く、礫川地域活動センターの通りに出ているテント)で文京愛たっぷりのプレゼントをいただけます。
アンケートもありましたが、こちらも文京愛たっぷりでした。
ちなみに、こちらの通りではいくつかのテントが並び、車両通行止めになっていました。
ボッチャ体験やキックターゲットなどの体験ものから、鮎の塩焼き、猪串、クラフトビール・特産品の販売などさまざま。
途中、小石川消防団の方が盛大に水を撒いてき涼やかになるといった場面も(水をまく練習にもなっていたのかな?)。

源覚寺のほおずき市の限定御朱印・お守り
寺務所では、ほおずき市限定の御朱印とほおずきお守りが授与されていました。
ほおずきお守りは、中にはほおずきの実が入っており、「結実」にちなんで、願いが叶う、健やかであるようにといったご利益が。
根付の色は緑色とオレンジ色の二種類あります。
源覚寺の詳細
源覚寺へのアクセス
- 東京メトロ南北線:後楽園駅8番出口より徒歩2分
- 都営三田線:春日駅A5出口より徒歩2分
- 公式サイト:https://www.genkakuji.or.jp/
源覚寺の主な行事・お祭り
- 1月:閻魔例大祭
- 5月:施飢餓法要
- 7月:閻魔例大祭、ほおづき市
- 8月:平和祈念
- 12月:除夜の鐘の集い
源覚寺近くのおすすめ神社・寺
慈眼院 澤蔵司稲荷 | 傳通院で仏教を学んだお狐様が祀られている霊場。 |
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月参堂 善光寺 | 月に一度のお参りを推奨する月参堂。徳川家康公の母君ゆかりのお寺です。 |
傳通院 | 徳川家康公の生母・於大の方の菩提寺。有名人のお墓が多数あります。 |
牛天神北野神社 | 御祭神は菅原道真公。授乳している狛犬さんがいます。 |
法眞寺(法真寺) | 東大の赤門近くに鎮座。本堂のステンドグラスが美しい、樋口一葉ゆかりのお寺です。 |
櫻木神社 | 主祭神は菅原道真公。太田道灌が江戸城内で創建し、湯島、本郷と移り今に至ります。 |