伊勢山と呼ばれた北方皇太神宮(読み方はきたかたこうたいじんぐう)。
本牧通りから少し入った場所にあります。
最寄駅はJR京浜東北線山手駅ですが、みなとみらい線元町・中華街駅下車、横浜市港の見える丘公園や横浜市イギリス館からも近いです。
もともとは港の見える丘公園近く、ワシン坂あたりに鎮座していましたが、外国人居留地の関係で現在の場所に奉遷しています。
目次
・歴史
・ご祭神とご利益
・八方ふさがり
・境内
・社殿
・境内社
・駐車場
・アクセス
・主な行事・お祭り
・近くにある神社・寺
北方皇太神宮の歴史
創建についてははっきりわかっていませんが、 天永年間に創建されたのではと言われています。
また、もともとは別の場所に鎮座。
慶応年中の横浜開港に伴い元の地は外国人居留地になり、現在地に遷座されています。
1919年(大正8年)に村社になったと推定されており、関東大震災・横浜大空襲で焼失するものの、1946年(昭和21年)・1950年(昭和25年)に社殿・神楽殿を再建。
1994年(平成6年)に社殿を造営しています。
北方皇太神宮のご祭神とご利益
ご祭神は、伊勢神宮内宮にお祀りされている御祭神と同じ天照皇大御神(アマテラスオオミカミ)。
たくさんの願い事を叶えてくれる女性の神様です。
五穀豊穣・家内安全・商売繁盛・除災招福・厄除のご利益があると言われている。
北方皇太神宮の八方ふさがり
北方皇太神宮では、厄年だけでなく八方ふさがりの案内もおこなっています。
八方ふさがりとは、星のめぐり合わせにおいて八方ふさがりで手詰まりの状態になっている年のこと。
お祓いや守札で病難災難を除き、変化・移動は自重。
星の巡り合わせのふさがりを少しでも除けるようにします。
八方ふさがりの年は、数え年で以下となります。
1歳・10歳・19歳・28歳・37歳・46歳・55歳・64歳・73歳・82歳
北方皇太神宮の境内
階段を上った正面に拝殿。
右側に駐車場、左側に手水舎と境内社があります。
手水舎は伊勢神宮内宮旧瑞垣門柱他の檜御用材を賜り立上がっています。
そのため、ご加護があると言われているパワースポット。
北方皇太神宮の社殿
神明造りの社殿。
社殿の左隣には社務所が続いており、御朱印はそちらで頂けます。
北方皇太神宮の境内社
手水舎に近くに、商売繁盛・開運・新規開拓・技芸向上などのご利益があると言われている福徳稲荷神社が鎮座。
ご祭神は、倉稲魂神・猿田彦神・大宮能売神です。
北方皇太神宮の駐車場
拝殿向かって右側に広い駐車場があります。
北方皇太神宮の詳細
北方皇太神宮へのアクセス
- JR京浜東北線:山手駅より徒歩10分
- みなとみらい線:元町・中華街駅より徒歩15分
- 公式サイト:https://www.kitagatakoutaijinguu.com/
北方皇太神宮の主な行事・お祭り
- 1月:歳旦祭、元旦祭
- 2月:祈年祭
- 6月:大祓
- 8月:例大祭
- 11月:七五三参り
- 12月:古神札焼納祭、大祓
北方皇太神宮近くのおすすめ神社・寺
第六天稲荷社(横浜市中区) | こじんまりとした境内。独特の雰囲気がある神社です。 |
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稲荷神社(本郷町 | 正一位稲荷大明神。隣の老舗蕎麦店「栄屋」さんが見守ってくれています。 |