北方皇大神宮から近い場所にある第六天稲荷社。
住宅街に囲まれた中に鎮座しています。
バス通りから1本入ったところにあり、赤い鳥居が目印。
目立つのですぐにわかります。
鳥居や社殿の年季の入った様子から、昔からある神社であることがうかがえます。
3方を囲む建物とは違った、独特の雰囲気が感じられます。
目次
・第六天神社とは?
・境内
・社殿
・アクセス
・近くにある神社・寺
・近くのおすすめグルメ
第六天神社とは?
第六天稲荷社は、第六天神社(だいろくてんじんしゃ)の一つ。
第六天神社は、関東地方(旧武蔵国)を中心に多数存在する神社。
神社によっては「大六天」になっていることもあります。
第六天魔王(他化自在天)を祀る神社として創建されましたが、明治の神仏分離の際に、多くの第六天神社で神世七代における第六代のオモダル・アヤカシコネ(面足命・惶根命)を祭神に変えています。
ちなみに、第六天神社は西日本にはほぼなし。
それというのも、織田信長があつく信奉しており、跡を継いだ豊臣秀吉が第六天の神威を恐れたから。
拠点となる西日本を中心に第六天神社を廃社したそうです。
神奈川県内において、今でも社名に「第六天(大六天)」の名前が残っている主な神社は以下になります。
・第六天神社
茅ヶ崎市十間坂
横浜市泉区和泉町字鍋屋(通称:鍋屋第六天神社)
・第六社
横浜市戸塚区上矢部町字坂本(通称:坂本第六社)
横浜市戸塚区上矢部町字番匠谷(通称:番匠谷第六社)
・第六天稲荷社
横浜市中区大和町
・大六天神社
横須賀市坂本町
第六天神社(横浜市中区)の境内
「第六天神社」と彫られている社号標は、なぜか鳥居からみてそっぽを向いています。
また、鳥居の横にはベンチが並んでおり、さながらバス停のようです。
鳥居を入った左側に手水舎。
正面には鋭い目をした狛狐が。
噛みつくぞと言わんばかりの口角です。
第六天稲荷社(横浜市中区)の社殿
狛狐様を通り過ぎると、右側に鳥居。
隣の建物から入れるようになっています。
そして左側に社殿。
社殿の前には鳥居。
社殿の扉の前には、学校で使われているような古い机が。
その上には御供え物らしきお酒などが置かれ、本坪鈴にはピカピカの鈴。
また、右側には筒状の石?がドン。
穴らしい欠けた部分に狐が置かれていました。
第六天稲荷社(横浜市中区)の詳細
第六天稲荷社(横浜市中区)へのアクセス
- JR根岸線:山手駅より徒歩8分
第六天稲荷社(横浜市中区)近くのおすすめ神社・寺
北方皇太神宮 | 神明造りの社殿に、御祭神は天照皇大神(女神様)。伊勢山と呼ばれた皇太神宮です。 |
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稲荷神社(本郷町) | 正一位稲荷大明神。隣の老舗蕎麦店「栄屋」さんが見守ってくれています。 |
第六天稲荷社(横浜市中区)近くのおすすめグルメ
喫茶エレーナ | 港町を一望できる山手の高台にある老舗喫茶店。 |
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