神楽坂の路地裏、住宅地に囲まれたところに鎮座する神楽坂若宮八幡神社(読み方はかぐらざかわかみやはちまんじんじゃ)は、源頼朝公によって創建された歴史ある神社。
江戸城を築城した武将・太田道灌により江戸城鎮護の社として盛り立てられ、広い境内を有していましたが、明治の神仏分離以降、規模を小さくしていき、現在はマンションが隣接。
小規模な境内はきれいに管理されており、源頼朝公や応神天皇にちなんだ出世開運・勝運のご利益があるスピリチュアルなパワースポットです。

目次
・歴史とご祭神・ご利益
・鳥居
・境内
・社殿
・御朱印
・お祭り(例大祭)
・アクセス
・近くにある神社・寺
神楽坂若宮八幡神社の歴史とご祭神・ご利益
御祭神は、仁徳天皇と応神天皇。
そのご利益は、頼朝公や応神天皇にちなんだ出世開運、勝運、子孫繁栄、武運長久。
創建は鎌倉時代。
源頼朝公が鶴岡八幡宮を勧請したことから。
当初は第16代仁徳天皇を祀り、後に第15代応神天皇(八幡神)が祀られるようになりました。
そのため、仁徳天皇は先代である応神天皇の「若宮」といいます。
文明年間に太田道灌によって再興され、江戸城鎮護の社に。
境内は今よりも広く、別当寺として光明山普門院(明治の神仏分離で廃寺)も置かれていたほど。
その後、東京大空襲によって社殿を焼失し、戦後に再建。
老朽化から新しい社殿を造営し今に至ります。

神楽坂若宮八幡神社の鳥居
最寄駅の飯田橋駅からは徒歩6分ほど。
外堀通りから庾嶺坂(ゆれいざか)という坂を上った先に鎮座。
境内は玉垣で囲われ、高い位置に境内・社殿とあり、隣接するようにマンションが建っています。
社号碑は「神楽坂若宮八幡神社」。

神楽坂若宮八幡神社の境内
数段の階段を上がり鳥居をくぐると、参道の左手に手水舎。
参道の右手には稲荷神社。



神楽坂若宮八幡神社の社殿
参道の正面には、やや急な階段の上に建つ、1999年(平成11年)に造営された鉄筋コンクリート造の社殿。
扁額には「神楽坂若宮八幡神社」。


神楽坂若宮八幡神社の御朱印
社務所は、社殿の右側、隣接するマンションの1F部分。
こちらで御朱印をいただけます。

神楽坂若宮八幡神社のお祭り(例大祭)
神楽坂若宮八幡神社のお祭り(例大祭)は毎年9月。
場所はアグネスホテル東京前にある若宮公園で開催され、子どもを中心にしたお祭りとなっています。
福引の景品が豪華なことで有名。
行列ができるほどです。
神楽坂若宮八幡神社の詳細
神楽坂若宮八幡神社へのアクセス
- 各線:飯田橋駅より徒歩6分
- 都営地下鉄大江戸線:牛込神楽坂駅より徒歩7分
神楽坂若宮八幡神社近くのおすすめ神社・寺
| 善國寺 | 神楽坂毘沙門天を祀る日蓮宗の寺院。嵐の聖地としても有名。 |
|---|---|
| 安養寺(神楽坂聖天) | 御本尊は薬師如来坐の他、大聖歓喜天など多数の仏さまを祀る寺院。銭洗弁天の銭洗いができます。 |
| 東京大神宮 | 伊勢神宮の神々を祀る「東京のお伊勢さま」。縁結びのご利益で有名です。 |
| 靖國神社 | 日本人戦没者を祀る神社。東京の桜の標準木、庭園、能楽堂、カフェなどがあります。 |






