7月中旬から8月末まで開催されている「江の島灯篭」。
2008年8月から開催され、毎年恒例となっている夏の一大イベントです。
江島神社(辺津宮・中津宮・奥津宮)、江の島シーキャンドル、江の島サムエル・コッキング苑、御岩屋道通り、江の島岩屋などを中心に、回り灯籠や絵巻灯籠など大小さまざまな1000基の灯籠が置かれ江の島を幻想的に照らします。
開催は夕方からとなるので、暑い日が続く夏の夕涼みにピッタリ。
浴衣を着て散策するのにも人気のデートスポットとなっています。
江の島灯篭は基本無料で楽しめるイベントですが、江の島サムエル・コッキング苑は有料ゾーン。
また、平日と土日祝は開催時間が異なるので注意が必要です。
目次
・混雑と暑さ対策
・江の島大橋から瑞心門
・瑞心門から辺津宮
・辺津宮から中津宮
・江の島サムエル・コッキング苑
・御岩屋道通りから奥津宮
・二度楽しめる瑞心門
・江の島灯篭開催時間の飲食店
・アクセス
・江の島にある神社・寺
・江の島のおすすめグルメ
江の島灯篭の混雑と暑さ対策
江の島灯篭のイベントを見に行ったのは、終了間際の8月。
第4週の水曜。
平日とは思えないほどの混雑ぶりでした。
歩けないほどではないですが、人気のある写真撮影スポットはそこそこの人垣が。
平日でこれなのですから、土日の混雑ぶりはすさまじいのでないでしょうか。
また、この日は風が強い日でしたが、江の島弁財天仲見世通りをすぎて瑞心門以降では、それまで吹いていた風はどこにいったのかと思うぐらいに静かに。
逆に湿度が高いので気温以上に汗がすごい!
夜間だから涼しいだろうという考えは打ち砕かれ、ハンディファンが大活躍でした。
江の島大橋から瑞心門
18時に最寄り駅である小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅に到着。
江の島大橋は、帰宅する人とこれから向かう人でそこそこ混んでいました。
まだ時間的に明るいですが、すでに瑞心門では江の島誕生の伝承「江島縁起」を軸にした物語を光と音で演出する「光の絵巻」がスタート。
江の島大橋からもその様子が見られました。
江の島弁財天仲見世通りにはたくさんの人!
帰る人と行く人で一時的にカオス。
お店はまだ開いているところがありましたが、閉店もしくは閉店作業に入っているところも。
瑞心門のところには人垣。
まだ明るいものの、光の絵巻はしっかりと見れる状態でした。
瑞心門から辺津宮
エスカーでは江の島の伝説「天女と五頭龍」をイメージした映像が流れているとのことでしたが、混雑していたため断念。
瑞心門から階段を上っていくと、そこもライトアップ&灯篭。
灯篭にデザインされているのは、江の島の伝説「天女と五頭龍」、湘南の風景、江島神社の家紋(ミツウロコ)、湘南家紋など。
場所によって異なります。
辺津宮の拝殿前には、風にふわりふわりとたなびく羽衣灯籠。
浮世絵の名画が映し出されています。
時刻は18時30分に近く、この頃になるとだいぶ暗くなり始めていました。
すでに社務所や御朱印所、八角のお堂の奉安殿(ほうあんでん)は閉まっている状態。
かろうじておみくじだけはあり。
開運・招福お守り入りおみくじ、恋のとんぼ玉おみくじ、江の島みくじ、おみくじの4種類。
また、エスカー出口近くの銭洗白龍王は、白竜王がライトアップされていてなかなか幻想的。
ただ、時間的にも暗くなってきており、銭洗いの手元は心許ない暗さでした。
縁結びのパワースポット「むすびの樹」の近くでは、木々の間から下界が見下ろせ、暗くなり始めていたことから町の明りが。
写真撮影をする人で賑わっていました。
辺津宮から中津宮
中津宮に続く参道にも灯篭がズラリ。
途中の階段では、眼下の夜景がきれいで、多くの人が足を止めて写真撮影をしていました。
中津宮の朱色の社殿がライトアップされ迫力あり。
サムエル・コッキング苑へと続く道にも灯篭が。
江の島サムエル・コッキング苑
サムエル・コッキング苑に着いたのは19時前。
すでにとっぷりと日が暮れ、ライトアップも本領発揮といったところです。
こちらは有料ゾーン。
昼間は無料ですが、ライトアップがおこなわれている夜間は有料となります(17時以降は有料)。
御岩屋道通りから奥津宮
サムエル・コッキング苑を後にしたら御岩屋道通りに。
時間は20時前。
平日のライトアップは20時半までなので、ちょっと急ぎ足です。
ちなみに、サムエル・コッキング苑の最終入場は平日20時、土日祝お盆の特定日は20時半。
御岩屋道通りには、等間隔で置かれた灯篭が道を照らし幻想的な風景を作り出していました。
昼間の雰囲気とは一変です。
こちらのほうは人が少なく空いていました。




さらに奥にある江の島岩屋は、最終入場が18時となっていたため断念。
洞窟内にも灯篭が置かれており、こちらは昼間に楽しめそうです。
二度楽しめる瑞心門
瑞心門を最初に見たのは18時過ぎと、まだ若干明るさが残る時間帯。
帰りに通った際は20時過ぎと、しっかりと暗い中で「光の絵巻」を堪能することができました。
瑞心門は二度楽しめる場所でもありました。
江の島灯篭開催時間の飲食店
平時の江の島ではお店の営業時間は、お店によっても異なりますが、大体閉店時間が早い。
江の島灯篭にあわせて臨時営業時間でされているところもあるかもしれませんが、18時過ぎに訪れた際には、クローズされているお店がちらほら(定休日のお店もあったのかもしれませんが)。
20時ごろにはかろうじて営業していたお店もほぼほぼ片づけ作業をされていました。
見回っている時間でオープンを確認できのは、サムエル・コッキング苑内の店舗、展望台のところにある「イルキャンティ・カフェ 江の島」、中津宮広場から江の島エスカー1区乗り場までショートカットできる道の途中にある「駄菓子もんじゃbar いのいちばん」。
ちなみに島の構造上、屋台は出ていません。

江の島の詳細
江の島へのアクセス
- 小田急江ノ島線:片瀬江ノ島駅より徒歩13分
- 江ノ島電鉄:江ノ島駅より徒歩17分
- 公式サイト(江の島灯篭):https://enoshima-seacandle.com/event/enoshimatourou/
江の島にある神社・寺
江島神社・辺津宮 | 一番下に位置する神社。境内社に奉安殿と八坂神社があります。 |
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江島神社・中津宮 | 鮮やかな朱色の社殿。龍の泉と水琴窟、江戸歌舞伎市村座ゆかりの品があります。 |
江島神社・奥津宮 | 源頼朝寄進の石鳥居の先にある神社。拝殿天井の「八方睨みの亀」の模写、隣の龍宮は要チェック。 |
江の島岩屋 | 手燭を手に見学する雰囲気ある洞窟。石の彫像と小さな神社がある、江島神社の発祥地です。 |
江の島大師 | 鹿児島・最福寺の関東別院。誰でも自由に参拝でき、高さ6mの赤不動像があります。 |
児玉神社 | 陸軍大将・児玉源太郎をお祀りする神社。明治日本の技術遺産である28センチ榴弾砲の砲弾があります。 |
聖天神社(聖天上人像社) | もとは小島。鎌倉時代の僧・良真上人の像が安置されるお社・龍宮神・道祖神が鎮座しています。 |
江の島のおすすめグルメ
遊覧亭 | 昔ながらのレトロな雰囲気のお食事処。価格帯もリーズナブルで、メニューも充実。 |
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