鶴岡八幡宮の段葛沿い、若宮大路沿いに建つ湯浅物産館(物産具細工製造卸湯浅商店)の1階奥にある「カフェ久時(読み方はカフェひさき)」。
おいしい木炭焙煎の珈琲やお食事、スイーツが味わえます。
湯浅物産館は鎌倉でも有名な登録文化財指定(鎌倉市景観重要建築物)の古い建物。
1936年(昭和11年)に貝細工のみやげ物店として創業し、2014年(平成26年)にリノベーションされています。
「カフェ久時」は湯浅物産館の直営店。
他に、帽子屋さんなどの物販店や写真スタジオが同建物内に入っています。


人気の神社・お寺から地域に愛される神社・お寺まで日々参拝。喫茶店・カフェでのおいしい食事、うさぎのぽこちゃん、子育てと日常のアレコレを気ままに書き綴っています。
1218年(建保6年)、十二神将の戌神将からお告げを受けた第2代執権北条義時が大倉薬師堂を建立。
1296年(永仁4年)、第9代執権北条貞時が寺に改め覚園寺(鷲峰山 真言院 覚園寺)に。
心慧上人を開山として創建されました。
鎌倉幕府の保護を受け、北条氏滅亡後は後醍醐天皇の勅願所、建武の中興後は足利氏の庇護を受けて繁栄。
その歴史的価値は高く、国指定史跡、国指定重要文化財(建造物)、神奈川県指定重要文化財(建造物)、神奈川県指定史跡、鎌倉市指定天然記念物になっています。
また、鎌倉二十四地蔵第3番です。

鎌倉宮の鳥居を出て左(白旗神社や絵柄神社とは反対方向)の道を、川沿いに沿って歩いていくと史跡・永福寺跡があります。
史跡・永福寺跡を通り過ぎると、右手に「鎌倉虚子立子記念館(かまくらきょしたつこきねんかん)」。
その少し行った先、向かい側の民家に繋がる道の先に二階堂亀ケ渕・三寳稲荷(読み方はにかいどうかめがふち・さんぽういなり)があります。
苔や草花、高く伸びる竹林に囲まれて鎮座。
永福寺跡がある亀ケ渕の谷戸に、昔からお祀りされているお稲荷様です。
小さいお社ですが手入れが行き届いており、大切にされているのが伝わってきます。

鶴岡八幡宮では、7月1日から9日まで七夕まつりを行っています。
七夕行事は江戸時代からおこなわれており、期間中は境内(舞殿と太鼓橋)にくす玉や吹き流し、笹竹飾りなど七夕飾りが掲げられており華やか。
七夕祭神事は7日に舞殿にて執行。
巫女さんによる神楽舞が奉納されます。
また、1日から9日の間は、七夕まつり限定授与品(短冊絵馬・祈り鳩・梶の葉色紙)を受けられた方を対象に鈴掛神事をおこなっています。
午前10時から午後3時まで、巫女さんが鈴の音を掛ける諸願成就のご祈願が受けられます。

新田義貞の流れをくむ地域の豪族・高下家の屋敷があった場所に鎮座する大山阿夫利神社御分霊社。
神奈川県伊勢原市大山に鎮座する関東総鎮護の霊山として名高い大山阿夫利神社の御分霊社です。
江戸時代に大山詣でが流行した際、江戸から大山まで途中の位置にある大山街道と下鶴間宿の近くであったことからも、多くの旅人が通行。
「江戸十里 大山七里」という石碑も残っています。
御分霊社が建てられ、旅人はここで草鞋を履き替え、身と財布を清めて、金運にあやかるよう祈願したといわれています。
また、さらに古い時代、鎌倉幕府を滅ぼした新田義貞が鎌倉に向かうために通った場所とも言われており、新田義貞の業績や新田軍の鎌倉進撃地図、銅像などもある2つの大きな歴史がある場所です。
