価格:836円 |
正直、背表紙に記載されているあらすじを読んだ瞬間から、「あっ、好みじゃない」と、読む気がまったくおこらなかった本。
それなりになぜ読んだのかというと、柚月裕子さんの作品だから。
柚月裕子さんの作品では、これまで弁護士や検察を舞台にした本を読んでいるのですが、どの作品もとっても深くて素晴らしい!!
これまでどの作品も裏切られたことがない。
もう、私の中では天才…神の部類に入るぐらいの作家様。
だけれども、仁義系の話には興味関心がなかったので、こちらの「孤狼の血」も正直読む気がしませんでした。
が…
書店を彷徨っていて目につき、映画化もされているということで読んでみることに。
なにせ、柚月裕子さんですから。
仁義系の本に見向きもしない私に、「最後まで読ませることができるかな!?」などとおこがましいぐらいの思いで読み始めました。
で、最後まで読みました。
さすが、柚月裕子先生です。