大和国吉野郡「金峯神社(きんぷじんじゃ/奈良県)」の分祭社で、日本武尊(やまとたけるのみこと)・秋葉之神・大国主神・菅原之神の四柱と炙り不動を祀る渋谷のパワースポット宮益御嶽神社(読み方はみやますみたけじんじゃ)。
拝殿前には、参観信仰の特徴である日本狼が鎮座し参拝者を出迎えているのが特徴的な神社です。
ご祭神が日本武尊であることからも、1年の無事に感謝し来る年の幸を願う「酉の日」に行われる酉の市を斎行しています。
とはいえ、もともとは蔵王権現を信仰しており、現在の四柱を祀るようになったのは明治の神仏分離後。
そのため、酉の市は大正の初期の頃より始まり、現在では渋谷区における唯一の酉の市祭として賑わいを見せています。