横浜市イギリス館と噴水の広場を挟んで隣接している、赤い瓦屋根に白壁が映える山手111番館。
ワシン坂通りに面した広い芝生を前庭に、港の見える丘公園のローズガーデンを見下ろす絶景のロケーションに建つスパニッシュスタイルの洋館です。
その建物は、地下がコンクリートで地上は木造2階建ての寄棟造りの横浜市指定文化財。
1996年(平成8年)に横浜市が敷地を取得し、建物は寄贈されたことで保存・改修工事をおこない、1999年(平成11年)から一般公開しています。
当時、ガレージや使用人部屋として使用されていた地下は、現在ではローズガーデン(喫茶室)として利用されています。