JR横浜線・大口駅より徒歩14分ほどの場所、坂道を上った先にある八幡神社(松見町八幡神社とも呼ばれています)。
武家の守り神である「八幡神(やはたのかみ)」こと応神天皇(譽田別命/ほるたわけのみこと)が祀られています。
詳しい創建年数はわかっていませんが、1873年(明治6年)に村社となり、八幡大神から八幡神社に改称。
土着的な神様として横浜市神奈川区松見町の暮らしを見守り、地域住民に大切にされてきた神社です。
目次
・ご利益
・境内
・社殿
・境内社
・アクセス
・近くにある神社・寺
・近くのおすすめグルメ
松見町八幡神社のご利益
ご祭神は應神天皇(おうじんてんのう)。
家内安全・商売繁盛の他、勝負の神として必勝祈願や念願成就のご利益があると言われています。
また、厄難や病などに打ち勝つといった信仰も寄せられています。
1月には元旦祭とどんど焼、7月には招魂社祭・天王社祭、8月初旬には例祭をおこなっています。
ちなみに、1日・15日・祝日は本殿が開放され、年始や例祭ではお札・お守り・絵馬などの魔除け・縁起物がいただけます。
松見町八幡神社の境内
広い境内には名木古木指定のイチョウ(樹齢190年・220年)、ツバキ(樹齢240年)が植えられています。
鳥居を通った先にある灯篭には、よく見てみると小人さんがいます。
かわいい。
参道の端には、絵馬を結ぶところが。
松見町八幡神社の社殿
本殿は流造、拝殿は入母屋造。
かつては横浜市内では最古の仏像と言われている「如来坐像(伝阿弥陀如来像)」をご神体として祀っていました。
飛鳥時代の頃に作られた、高さ約25cmほどの金銅仏です。
短い前腕に大きな手足、像の下半身を覆う衣が台座にかかった裳懸座(もかけざ)などの特徴から、古代に他の地から伝来してきた可能性もあると言われています。
松見町八幡神社の境内社
拝殿向かって右側に天王社。
疫病や災いを鎮める素戔嗚尊(スサノオノミコト)で、地区の守り神として別の場所で祀られていたのですが、区画整理でこちらの境内に遷座されました。
そして、左側に戦没者英霊奉祀の招魂社。
招魂社の隣には、3つの社が一つ屋根の下に鎮座しています。
学業成就の神様・菅原道真公を祀る天満社。
地元に宿る農耕の神様で、土地を鎮めるといわれている精の神。
五穀豊穣・子孫繁栄などのご利益があると言われている水波之売神(みずはのめのかみ)を祀る水神社です。
天満社・精の神・水神社を守る屋根は、2022年に新設されたもの。
屋根にはヒノキ、柱の下部と屋根の表面には銅板を用いるなど、耐久性が考慮されています。
松見町八幡神社の詳細
松見町八幡神社へのアクセス
- JR横浜線:大口駅より徒歩14分
- 東急東横線:妙蓮寺駅より徒歩18分
- 公式サイト:https://www.facebook.com/MatsumiNishiteraoHachiman/
松見町八幡神社近くのおすすめ神社・寺
建功寺 | 境内は広く、とても立派なお堂があります。境内社や大きな鐘、竹林とどこをみてもきれいな風景です。 |
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成田山七島不動尊 稲荷神社 |
駐車場の下にある神社!?錦鯉が泳ぐ池、ゆったりくつろぐ狛狐の親子がいます。 |
駒形天満宮 | 菅原道真を祀る神社。街を見下ろせる高台にあります。 |
松見町八幡神社近くのおすすめグルメ
鹿鳴舘 | 隠れ家的な喫茶店。こだわりの調度品に囲まれて優雅な時間を過ごせます。 |
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