浅草に近い住宅地に鎮座する玉姫稲荷神社(読み方はたまひめいなりじんじゃ)は、靴の神様としても信仰されている日本唯一の「くつの神社」。
「山谷の玉姫さま」とも呼ばれています。
普段は静かな神社ですが、4月の「こんこん靴市」と11月の「靴のめぐみ祭り市」の際には多くの参拝者が訪れてお祭り状態。
境内や鳥居前道路には靴やカバン、財布、洋服、ファッション雑貨とさまざまな露店がズラリと並び、革製品が安く購入できるとして毎年多くの人で賑わいます。

目次
・靴のめぐみ祭り市(靴まつり市)とは?
・行き方
・感謝市
・出店カード&抽選券
・古靴感謝供養祭典(靴供養)・靴神輿
・御朱印
・アクセス
・主な行事・お祭り
・近くにある神社・寺
玉姫稲荷神社の「靴のめぐみ祭り市(靴まつり市)」とは?
「靴のめぐみ祭り市」とは、4月に開催される「こんこん靴市」と同じく、靴づくりの事業者(氏子)が集う地域の氏神である玉姫稲荷神社に感謝を示すイベント。
境内・境外には、数十社の靴メーカーが浅草玉姫稲荷神社の境内に出店。
紳士靴・婦人靴・スニーカーをはじめ、バッグ・カバン・ベルト・財布・皮革小物などが6割引~8割引と安価で販売されます。
しかも感謝市だけでなく、秋に斎行される新嘗祭の祭事を手本に、古靴感謝供養祭典(靴供養)、日本シューズベストドレッサー賞の授与式、靴の神輿などのイベントも盛りだくさんです。

玉姫稲荷神社の行き方
境内はテントがところせましと並び、駐車スペースはなし!
バスや電車など公共交通機関の利用、もしくは近隣の有料駐車場の利用が推奨されています。
玉姫稲荷神社は最寄り駅から少々距離がありますので、台東区の循環バス「めぐりん」を活用するのもおすすめ。
玉姫稲荷神社の近くのバス停は「清川1丁目」。
靴市では鳥居前道路が一部歩行者天国になっているため、バス停の所在地は要確認です。
靴のめぐみ祭り市の感謝市
靴のめぐみ祭り市の出店は、境内だけでなく鳥居前道路にまで並んでいます。




初日の11時に到着しましたが、お天気もよかったからか、境内は歩くのも大変なほど混雑。
なかには入場規制を設けているお店も。
抽選会場は鳥居の外に続くほどの長い行列ができていました。


とはいえ、12時ぐらいになると混雑も解消。
10時から11時半ぐらいまでが人の流れが多いようです。
お店の方も、お昼をテントでお昼を食べる方もいるなど、先ほどとは違うのんびりムードでした。



靴のめぐみ祭り市の出店カード&抽選券
靴のめぐみ祭り市で商品を購入すると、出店者の情報が書かれたカードと抽選券(金額による)が渡されます。
販売社がどこなのかわかるだけでなく、不具合があれば連絡して対応してもらえるので安心(2週間以内)です。

抽選権は購入金額に合わせて各店舗でいただけますので、買い物が終わったらガラガラがあるテントにGO!
時間によっては長蛇の列になっているので、買い物が終わってから並ぶのがおすすめです(帰ろうと思ったら良い品をみつけてしまい、再び並ぶ羽目になりました…とほほ)。


靴のめぐみ祭り市の古靴感謝供養祭典(靴供養)・靴神輿
社殿の左にある広場では、「日本シューズベストドレッサー賞」授賞式や、古靴供養の受付、そして2種類の靴神輿が。
残念ながら受賞式には間に合いませんでしたが、社殿のところには録画したビデオが流れていました。

社殿左側の広場には、供養のために納められた靴の山が。
奥には祭壇がありました。

靴神輿も。


靴のめぐみ祭り市の御朱印
御朱印は拝殿の前に。
これも4月の「こんこん靴市」と同じく、賽銭箱に初穂料を入れて、袋に入っている御朱印をいただきます。


玉姫稲荷神社の詳細
玉姫稲荷神社へのアクセス
- 東京メトロ日比谷線:南千住駅より徒歩12分
- JR線・つくばエキスプレス:南千住駅より徒歩15分
玉姫稲荷神社の主な行事・お祭り
- 4月:こんこん靴市(靴まつり市)
- 11月:靴のめぐみ祭り市(靴まつり市)
玉姫稲荷神社近くのおすすめ神社・寺
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| 正一位寶珠稲荷神社 | 路地裏にある小さな神社。池波正太郎の歴史小説の舞台になった神社。 |






