【鷺沼】例大祭では巨大神輿が練り歩く!有馬神明神社

白幡八幡大神の兼務社である有馬新明神社は住宅地にある神社。
10月の例大祭巨大神輿が練り歩く姿は有名です。

最寄駅の東急田園都市線鷺沼駅からは、徒歩で16分ほど。

坂道のアップダウンが激しいエリアになり、有馬新明神社は天神山と呼ばれる小高い丘の上に鎮座しています。

表参道の階段はいささか急ですが、坂道を上った裏参道からも入れます。

鷺沼 有馬神明神社





目次
歴史とご祭神・ご利益
参道
境内
巨大神輿
社殿
稲荷神社
御朱印
アクセス
近くにある神社・寺
 

有馬神明神社の歴史とご祭神・ご利益

ご祭神は、大日孁貴命(おおひるめむちのみこと/天照皇大神)。
配祀神には五十猛命(いたけるのみこと)が祀られています。

創建年代は不詳ですが、残されている文献から1823年(文政6年)以前と言われています。

1845年(弘化2年)に再建。
その後、杉山神社・神明神社・稲荷神社・面足神社が合併されました。

また、祭祀は江戸時代からこれまで、白幡八幡大神の宮司により斎行されています。

 

有馬神明神社の参道

参道入り口、石段に通じる鳥居の右側には子育地蔵尊

昔、この地域で子供が相次いで亡くなったことがあり、その供養として1745年に建てられ、現在まで大切にされているお地蔵様です。

子供が生まれた際には有馬神明神社へのお宮参りとともに、家族が縫い上げた襷(たすき)を地蔵尊に懸けて奉納。

襷は連綿と続く命の輪や子孫繁栄を象徴しており、子供と孫の健やかな成長と長寿とともに、不幸にも亡くなってしまった幼子の輪廻転生への願いが込められています。

管理する地蔵講では、奉納された襷・前掛け・頭巾などは地蔵尊とご縁のあるものとして、朽ち果ててもそのままにしています。

鷺沼 有馬神明神社 参道

鷺沼 有馬神明神社 子育地蔵尊

 

社殿は天神山と呼ばれる小高い丘の上にあり、続く50段余りの石段は、合祀された神社のを組み合わせて使っているそうです。

鷺沼 有馬神明神社 参道

鷺沼 有馬神明神社 参道

 

石段の下に鎮座する狛犬の足には、赤いリボンが結ばれていました。

何かの願掛けでしょうか?

鷺沼 有馬神明神社 狛犬

鷺沼 有馬神明神社 狛犬

 

有馬神明神社の境内

石段を上った先には、広々とした境内。

鷺沼 有馬神明神社 境内

鷺沼 有馬神明神社 境内
稲荷神社から

 

左側に手水舎、神楽殿、社務所。
右側に神輿殿。

鷺沼 有馬神明神社 手水舎

鷺沼 有馬神明神社 神楽殿

鷺沼 有馬神明神社 神楽殿

鷺沼 有馬神明神社 社務所




 

有馬神明神社の巨大神輿

神輿殿には、総重量2トンの巨大神輿

鷺沼 有馬神明神社 神輿殿

鷺沼 有馬神明神社 神輿殿

 

10月に斎行される例大祭では、子ども神輿と共に町内を渡御します。

※例大祭の様子はこちら

鷺沼 有馬神明神社 例大祭 神輿渡御

 

有馬神明神社の社殿

2001年(平成13年)に老朽化に伴う雨漏りにより取り壊され、翌年に新社殿が完成し今に至ります。

鷺沼 有馬神明神社 社殿

鷺沼 有馬神明神社 社殿

 

有馬神明神社の稲荷神社

本殿右側には稲荷神社

稲荷社の石祠が安置されていました。

鷺沼 有馬神明神社 稲荷神社

鷺沼 有馬神明神社 稲荷神社

鷺沼 有馬神明神社 稲荷神社

 

有馬神明神社の御朱印

御朱印はあり。

馬の字が反転している、ちょっと珍しい印です。

鷺沼 有馬神明神社 御朱印

鷺沼 有馬神明神社 御朱印

 

神楽殿に貼られていた説明では、有間から有馬そして左馬への変遷が書かれていました。

「うま」を逆から読むと「まう」。

「まう」はめでたい席で踊られる「舞い」を連想させるとのことで、「左馬」は福を招く縁起の良い駒とされています。

また、馬の字の下の部分が財布の巾着の形に似ており、きんちゃくは口が良く締まって入れたお金が逃げていかないとして富みのシンボルに。

馬は人がひいてくるものですが、その馬が逆となっているため、馬が人をひいてくる(=招き入れる)ということから商売繁盛に繋がるとされているそうです。

さらに、馬は左側から乗ることから、「左馬」を持つ人は競売に強いとか!?

 




有馬神明神社の詳細

有馬神明神社へのアクセス
  • 東急田園都市線:鷺沼駅より徒歩16分


有馬神明神社近くのおすすめ神社・寺
馬絹神社 多数の分社、縄文からのパワースポット馬絹古墳があります。
驚神社 かつては名馬の産地。無形文化財の獅子舞が有名。




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