11月10日映画公開予定のミステリー「法廷遊戯」。
原作を読みました。
主人公が犯した罪から始まるミステリー。
これまでのミステリー主人公の設定ではあまりみかけない設定?
主人公は過去に何をやらかしたのか?
あんなことかな、こんなことかなと想像しながら読み進めました。
※少々、ネタバレ含みますので、映画もしくは原作を楽しみにされている方は、この先はご遠慮ください。
で、判明した時は驚いた。
「逆に殺されてもおかしくないですよね?」的な衝撃。
罪のない幸せな家族を崩壊させちゃってるじゃないですか!?
他の小説なら、今作の主人公は最初に殺される役ですよ。
「死者になった同級生」は、家族と人生を壊されたようなもの。
通常のミステリー小説だったら、真実を調べる主人公じゃないの!?
と、斬新でした。
事態は二転三転と変わり、「そうだったのか」と思うも、さらにその先を読んだ展開がされていたりと、目まぐるしい展開でした。
また、法律についてもわかりやすく書かれており、とても勉強になりました。
娘ちゃんが小学生の頃に、最高裁判所の見学に行ったことがあるのですが、それが懐かしく思い出されたりして…。
クライマックスに向けて、さながら映画のような高まりがあり、内容もですが映画化された理由がわかったような気がします。
流れがドラマティック!
さて、読み終わったのでメルカリに出品。
出品して3時間ほどで売れました。
早っ!?
それだけ注目を集めているという事でしょうか。
確かに、外れじゃないです。
読んで損はしません。