【白金台】山手七福神の一寺!開運妙見の誠滝山 妙圓寺

閑静な住宅街の中にある妙圓寺(読み方はみょうえんじ)は、東京都港区白金台にある日蓮宗の寺院。

室町幕府を開いた足利尊氏の念持仏・妙見大菩薩と、山手七福神の二柱(寿老人尊と福禄寿尊)が祀られていることで有名です。

妙見大菩薩は、北極星・北斗七星を神格化した北辰妙見大菩薩のことで、その霊験あらたかなご利益から「開運妙見」「白金の妙見様」とも呼ばれています。

港区 白金台 妙圓寺





目次
歴史とご本尊・ご利益
入り口
本堂
妙見堂
稲荷大明神
御朱印・おみくじ
山手七福神参り
アクセス
近くにある神社・寺
 

誠滝山 妙圓寺の歴史とご本尊・ご利益

山号は誠瀧山。
宗派は日蓮宗。

ご本尊は曼荼羅。

 

室町幕府13代の足利義輝の家臣・瀧本弾正忠光が、1564年(元禄7年)に義輝から足利尊氏公開運の念持仏である妙見大菩薩像を賜りました。

瀧本弾正忠光の子であり、日蓮宗の僧侶となった瀧本院日忍(瀧本采女)が、賜った妙見大菩薩像を祀り、瀧本忠光邸内(碑文谷)にて開山

現在地に移ったのは1678年(延宝6年)です。

 

誠滝山 妙圓寺の入り口

妙圓寺の入り口は、大通り沿いのビルとビルの間。
緩やかな坂道を下ったところにあります。

港区 白金台 妙圓寺

港区 白金台 妙圓寺

 

コンパクトな境内には、右側に本堂・妙見堂。
左側に駐車場?

港区 白金台 妙圓寺

 

誠滝山 妙圓寺の本堂

1945年(昭和20年)に戦争で焼失し、1954年(昭和29年)に再建。
本堂扁額は「誠瀧山」。

港区 白金台 妙圓寺 本堂

港区 白金台 妙圓寺 本堂

港区 白金台 妙圓寺 本堂

 

誠滝山 妙圓寺の妙見堂

現在のお堂は1954年(昭和29年)に本堂と共に再建されたもの。

妙見大菩薩を中心に、向かって左に寿老人尊、右に福禄寿尊と祀られています。

妙見大菩薩(北辰妙見大菩薩)は、国土を守り、災厄を除き、福寿を増すご利益がある菩薩さまとされています。

港区 白金台 妙圓寺 妙見堂

港区 白金台 妙圓寺 妙見堂




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誠滝山 妙圓寺の稲荷大明神

妙見堂の左奥には稲荷大明神。
本堂と妙見堂をつなぐ渡り廊下の下をくぐっていきます。

港区 白金台 妙圓寺

 

稲荷大明神は右側に曲がった奥にあり、小さな池と石像が。

港区 白金台 妙圓寺 稲荷大明神

港区 白金台 妙圓寺 稲荷大明神

港区 白金台 妙圓寺

港区 白金台 妙圓寺

 

誠滝山 妙圓寺の御朱印・おみくじ

御朱印は本堂向かって左側にある寺務所でいただけます。

御朱印は「妙見大菩薩」と「山手七福神(寿老人と福禄寿)」とあり。
御首題もあるようです。

また、山手七福神の寿老人と福禄寿の形をした「七福神ダルマ」のおみくじがあります。

港区 白金台 妙圓寺 寺務所

 

誠滝山 妙圓寺の山手七福神参り

江戸最初、元祖などといわれている山手七福神は、鬼門よけとなる谷中七福神と対になる七福神。

江戸城の裏鬼門守護のために将軍が鷹狩りに参詣した瀧泉寺(目黒不動尊)の参詣道筋にある寺院で構成されています。

山手七福神にはお参りの仕方があり、商売繁盛祈願なら瀧泉寺から
無病息災・長寿なら覚林寺からと言われています。

↓参拝順路(上からなら商売繁盛祈願、下からなら無病息災・長寿祈願)。

瀧泉寺(目黒不動尊)…恵比寿神
蟠龍寺…辯才天
大圓寺…大黒天
妙圓寺…寿老人と福禄寿
瑞聖寺…布袋尊
覚林寺…毘沙門天

 




誠滝山 妙圓寺の詳細

誠滝山 妙圓寺へのアクセス
  • 東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線:白金台駅より徒歩5分
  • 各線:目黒駅より徒歩10分


誠滝山 妙圓寺近くのおすすめ神社・寺
瑞聖寺 山手七福神のひとつ。建築家・隈研吾氏が設計した庫裏があります。
誕生八幡神社 太田道灌が安産祈願として創建。徳川三代将軍家光由来の重箱稲荷があります。




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