2019年に再建された六角堂で、お堂の下に寛永通宝が埋められていると言われている浅草寺の銭塚地蔵堂(読み方はぜにづかじぞうどう)。
西宮市山口町に残る銭塚地蔵尊の御分霊を勧請されており、金運にご利益のある仏様ということで、商売繁昌のご利益を求めて祈願する人が多い金運のパワースポットです。
また、境内にはこれまた金運のご利益があるとされているカンカン地蔵。
銭塚地蔵尊とカンカン地蔵には、独自の参拝方法でお供えと祈願をおこないます。
目次
・歴史とご本尊・ご利益
・境内・お堂
・参拝方法
・カンカン地蔵と獅子のおみくじ
・お守り
・九代目市川團十郎「暫」像
・アクセス
・主な行事・お祭り
・浅草寺境内案内
・近くにある神社・寺
銭塚地蔵堂の歴史とご本尊・ご利益
銭塚地蔵堂のご本尊は、1つの身体に6つもの頭を持つ石仏六地蔵尊。
この石仏六地蔵尊の下には、江戸時代の小銭・寛永通宝がたくさん埋められているとの事から「銭塚」と呼ばれてます。
浅草寺の銭塚地蔵堂は、現在の西宮市山口町に残る銭塚地蔵尊から勧請したのが始まり。
西宮市山口町に残る銭塚地蔵尊は、庭先に埋まっていた寛永通宝を見つけた武士の妻が、「理由のない金を自分のものにするのは恥」として埋め戻し、子どもが成長し家が繁栄した頃に、その場所に地蔵尊を祀ったと言われるお地蔵様です。
そうしたことから、商売繁昌のご利益があると信仰されています。
また、毎月「四の日」には法要。
特に1月・5月・9月の24日は「正五九」という大法要がおこなわれています。
銭塚地蔵堂の境内・お堂
境内に入って右側には、ちょっと変わった形の手水舎。
屋根にある丸軒瓦から水が流れています。
入ってすぐ正面にお堂。
堂内に祀られている石仏六地蔵尊は、ぐるりと回りを一周しながらそれぞれのお顔を拝観することができます。
また、堂内の提灯にも、表の赤い幟と同様に「融通銭塚地蔵」と書かれていました。
銭塚地蔵堂の参拝方法
銭塚地蔵尊では独自の参拝方法があります。
まずは、正面右手にある受付で、盛り塩・お線香・ろうそくがセットになったお供えを頂きます。
お堂を出て右側にあるあるろうそく台からろうそくに火をつけて奉納し、次にお線香に火をつけて本堂に手前にある鉢にお線香を捧げ、その煙で身を清めて参拝。
ちなみに、火は大きいろうそくからいただきます。
本尊の前に設置されている盛り塩を置く場所に、まずは盛り塩を1つお供え。
次にお堂の外へ出て、ろうそく台の近くにあるカンカン地蔵様にもう一つの盛り塩をお供えし、お地蔵様の前にある黒石で「カンカン」と軽くたたきながら願い事を念じます。
以上で終了です。
銭塚地蔵堂のカンカン地蔵と獅子のおみくじ
石で打って祈ると「カンカン」という金属音がすることがらカンカン地蔵。
塩を奉納する事から「塩なめ地蔵」とも呼ばれているそうです。
ほとんど原型をとどめていない石像ですが、もとは大日如来像だとか石彫りのお地蔵様だったとか諸説あり。
塩を奉納して祈願すると財福のご利益があるといわれており、お金に困ったときここにお参りするとお金に困らなくなると伝わる、知る人ぞ知る金運のパワースポット。
また、金運だけでなく病気を吸い取ってくれ病気平癒のご利益もあると言われており、毎月4日と、1・5・9月の24日には法要がおこなわれています。
カンカン地蔵の隣には獅子の口からでるおみくじ。
銭塚地蔵堂のお守り
お堂の右側には寺務所があり、地蔵菩薩祈祷札や銭塚木札、金運守、銭塚地蔵尊御影、経本(地蔵経)を授与。
なかでも、銭塚地蔵堂ゆかりのお守り「金運守」は、商売繁昌のご利益あるとして人気。
お守りの中には銭塚地蔵さまを象徴する寛永通宝をかたどったコインが入っています。
銭塚地蔵堂近くの九代目市川團十郎「暫」像
銭塚地蔵堂近く、浅草寺の本堂の裏手になる場所には、劇聖と謳われた明治の名優・九代目市川團十郎の歌舞伎十八番「暫」の銅像があります。
こちらの広場では4月になると特設舞台が設けられ、泣き相撲が開催されています。
浅草寺 銭塚地蔵堂の詳細
浅草寺 銭塚地蔵堂へのアクセス
- つくばエクスプレス:浅草駅より徒歩5分
- 東武スカイツリーライン:浅草駅より徒歩9分
- 東京メトロ銀座線・都営浅草線:浅草駅A4出口より徒歩9分
- 公式サイト:https://www.senso-ji.jp/
浅草寺の主な行事・お祭り
- 1月:新年大祈禱会、温座秘法陀羅尼会、その他
- 2月:節分会、針供養会、その他
- 3月:本尊示現会、春季彼岸会、その他
- 4月:仏生会(花まつり)、白鷺の舞、駒形堂大祭、その他
- 5月:宝の舞、正五九大護摩
- 6月:楊枝浄水加持会・百味供養会、華講会
- 7月:四万六千日(ほおずき市)、盂蘭盆施餓鬼会、その他
- 8月:万霊燈籠供養会
- 9月:秋季彼岸会、正五九大護摩
- 10月:菊供養会、金龍の舞、その他
- 11月:白鷺の舞、七五三加持会
- 12月:納めの観音ご縁日(羽子板市)、星供養会(星まつり)、その他
- 毎月1日:大般若経転読会法要
- 毎月18日:ご本尊ご縁日法要
浅草寺境内案内
浅草寺本堂 | 東京最古の寺の観光名所。雷門や五重塔など風情あふれる建造物がたくさんあります。 |
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影向堂 | 観音さまをお助けする十二支の守り本尊のお堂。 |
淡島堂 | 淡島明神を勧請した女人守護のお堂。2月の針供養では信徒さんで賑わいます。 |
鎮護堂 | 火除けと盗難除け、諸芸上達を守護する狸、鎮護大使者が祀られています。 |
弁天堂 | 老女弁天は関東の三弁天の一つ。江戸の名鐘「時の鐘」があります。 |
浅草寺近くのおすすめ神社・寺
浅草神社 | 浅草寺創始者がご祭神。三社祭で有名。夫婦狛犬や被官稲荷神社などパワースポットが点在。 |
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駒形堂 | 浅草寺発祥の霊地に建つお堂。毎月19日が縁日でご開帳されています。 |
東本願寺 | コンクリート造りの巨大な仏教寺院。金の装飾はお磨きさんによっていつもピカピカです。 |
牛嶋神社 | 立派な三ツ鳥居がある神社。撫で牛やライトアップで知られています。 |
待乳山聖天 | 聖天さま独特の秘法である浴油祈祷で有名。お供え物は大根です。 |
浅草富士浅間神社 | 富士山を登った事に成る子授かり守の浅間富士があります。本務社は浅草神社。 |