神奈川県寒川町宮山に鎮座する相模國一之宮寒川神社は、地相・家相・方位・日柄などに起因するあらゆる災いを取り除いてくれる最強の厄除け「八方除け」で有名。
全国唯一の八方除の守護神として、約1600年の歴史があります。
そのご利益から、占術家・木下レオンさんやゲッターズ飯田さんも一押しのスピリチュアルなパワースポット。
特に木下レオンさんは、寒川神社で毎年必ず御祈祷を受けられているそうです。
2月の節分祭では、年男・年女など本殿で節分祭の御祈祷を受けた方による福豆撒きが午前と午後の2回に分けて斎行。
福まきは外庭に設置された特設櫓の上より、太鼓の音と共に撒かれて厄を祓います。
福まき(受け取り側)は誰でも参加できるので、毎年、子どもから大人まで福を求める大勢の人々が参加する賑やかな早春の祭事。
午前中の豆まきに参加してきました!
目次
・行き方
・節分祭が始まる前の混雑状況
・2025年「迎春ねぶた」
・拝殿参拝の混雑状況
・屋台の出店状況
・節分祭(午前回)の開始前状況
・節分祭の豆渡し
・お正月限定特別御朱印
・アクセス
・主な行事・お祭り
・近くにある神社・寺
寒川神社の行き方
寒川神社には参拝客用の無料駐車場が用意されていますが、祭事時には混雑必須。
周辺の有料駐車場も早い時間に入りきる可能性があるため、今回は電車でやってきました。
寒川神社の最寄り駅はJR相模線宮山駅。
宮山駅から徒歩5分ほどで、駅の改札口を出た先にある道路を右に行き、寒川大橋を渡れば見えてきます。
寒川神社の節分祭が始まる前の混雑状況
到着したのは10時頃。
小雨より少々強めの雨が降っており、風が強く吹いていました。
そのため、傘をさして歩く方が多数。
三の鳥居から神門手前までには、節分祭の豆まき(受け取り側)に参加する方が並ぶ列が確保されていました。
この時間帯で参道の3分の1ほどの長さでしたでしょうか?
神門前の広いスペースの中央あたりに特設櫓が設置されており、反対側は祈祷を受ける方の列ができていました。
寒川神社の2025年「迎春ねぶた」
神門には毎年恒例「迎春ねぶた」。
お正月の風物詩にもなっており、2025年で25回目。
1~12回は干支をテーマに、13回目以降は古事記や日本書紀などの神話をテーマに製作されています。
2025年(令和7年)の迎春ねぶたは「乙巳~弁財天と幸運の蛇~」。
豊穣神や天候の神として信仰されている蛇は、脱皮によって「復活と再生」をおこなう縁起のいい動物であり神の使い。
迎春ねぶた左右の蛇は弁財天の使いであり、白蛇は商売繁昌の神様。
中央の弁財天は七福神の一神であり、芸術や学問の神様として信仰されています。
ちなみに、迎春ねぶたは「乙巳~弁財天と幸運の蛇~」は2024年12月24日から2025年2月23日まで。
日没から夜間までライトアップされているので、機会があれば日没後にも参拝してみたいものです。
寒川神社の拝殿参拝の混雑状況
境内に人の姿はまばら。
参拝もスムーズにおこなえます。
それよりも、拝殿で御祈祷を受けられている方の方が多い様子でした。
拝殿向かって右側(東回廊)、神門近くでは授与品が頒布されておりましたが、お正月や節分に関連する縁起物はほぼほぼ品切れ。
福桝を頂きたかったのですが、すでにありませんでした(涙)。
寒川神社の境内の屋台の出店状況
旧神門から第一駐車場までの参道、トイレや売店があるスペースにはたくさんの屋台が出店していました。
寒川神社の節分祭(午前回)の開始前状況
福まきが始まるまで列に並んで待っていたのですが、どんどん伸びて馬場の方にも。
馬場の端に達してUターンした列は、三の鳥居の近くにまで伸びていました。
待っている間はものすごく寒くて、特に足元からの冷えがすごいので、節分祭に参加する際の寒さ対策は絶対です。
11時近くになっても雨はやむことなく降っており、小雨よりも少々強め。
この中で傘ナシはずぶぬれになる可能性があるなぁと心配していたのですが、雨と風で福まきは中止になりました。
代わりに豆渡し。
この時点で、午後の回の豆まきも豆渡しになったと聞きました。
寒川神社の節分祭の豆渡し
豆渡しに変更になり、その準備に少し時間が必要だったようで、列が動き始めたのは11時15~20分ごろ。
神門近くにあるテントのところで、順番に福豆をいただきました。
ちなみに、お子様用のは別に用意されておりました。
「3つ、ぎゅっと握ってね!」と言われ、目に付いた福豆をぎゅっと3袋ゲット。
福豆に紛れて番号が書かれた当たり紙が入っており、神門をくぐった先、左側(西回廊)で番号にあった景品をいただきました。
豆まきは中止になって残念でしたが、ありがたい福豆を頂けたので参加してよかったかなぁ。
寒川神社のお正月限定特別御朱印
福桝は終了していましたが、お正月限定特別御朱印はまだ頒布されていました。
数量限定ですが、こちらはかなり多めに用意されていたのかありがたい。
寒川神社の決まり文句「はじまりはここから」が書かれた、陽月さんによる干支の特別御朱印。
御朱印帳の1面に貼れるサイズです。
初穂料は500円からのお気持ちです。
寒川神社の詳細
寒川神社へのアクセス
- JP相模線:宮山駅より徒歩5分
- 公式サイト:https://samukawajinjya.jp/index-sp.html
寒川神社の主な行事・お祭り
- 1月:元旦祈祷祭・八方除
- 2月:節分祭
- 3月:慰霊祭、合祀祭
- 4月:学齢児図画展
- 5月:國府祭
- 6月:大祓式、茅の輪神事、大祓祈願祭
- 7月:浜降古式祭
- 8月:相模薪能
- 9月:商工祈願祭並献灯奉告祭、例祭宵宮祭、流鏑馬神事
- 10月:人形感謝祭
- 11月:明治祭
- 12月:煤拂祭
寒川神社近くのおすすめ神社・寺
小動神社 | 小動地区の守護神。銀杏(大いちょう)は合格、縁結び、交通安全のご利益があると言われています。 |
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宝蔵寺 | 曹洞宗のお寺で、十二支地蔵など様々なお地蔵様がいます。相州小出七福神の大黒様が祀られています。 |